<王滝頂上小屋の鐘>
御嶽山:御嶽から濁河温泉へ縦走(1)
(北アルプス総合案内所)
2010年7月31日(土)~8月1日(日)
第1日目:7月31日(土) (つづき)
<王滝頂上小屋>
■王滝頂上小屋に到着
17時05分,漸く王滝頂上小屋(2925m)に到着する.
本日の水平歩行距離は2.74キロメートル,累積登攀高度729メートル,休憩時間込みの所要時間2時間31分,平均登攀速度は約289メートル/時であった.
■広い客間
小屋の中に入る.
入口近くに売店がある.その奥は大広間になっている.広間は食堂兼寝室になっている.広間の奥には洗面所,トイレがある.トイレは水洗ではないので,特有の臭気が漂うが,広間までは匂ってこない.
広場は畳敷き.畳敷きの両側に長細い板間がある.広間は夕食の準備があるので,空けておくように指示される.私たちは狭い広間にリュックを置いて,身辺整理をする.
■素晴らしい夕景
夏至からもう1ヶ月以上経過している.でも,まだ夕暮れまでは時間がある.私たちは,小屋の外へ出て,涼しい夕風に当たったり,次第に暮れていく遠くの山陰を眺めながら,一時を過ごす.
眼下一面に雲海が広がっている.
■夕食
17時30分頃,従業員がテーブルを並べはじめる.5列ほどの長いテーブルの列が作られる.
食事が並べられ,17時40分頃から夕食となる.客は私たち19人の他に,数名のグループが若干.休日なので混雑するだろうと観念していたが,この分だとそれほどひどい混雑ではなさそうである.
私たちが夕食を終えて暫くすると,5~6名の巡礼の方々が到着する.彼らは夕食の前に,合掌して,なにやら神へのお礼のようなことを言っている.その敬虔な姿を見て,いきなり夕食にてをだしてしまった私は,内心で,自分自身がとても恥ずかしくなる.
■ユックリと就寝
18時30分頃,食事が終わる.
食事の後片付けが終わると,3人の従業員が,畳一杯に寝具を敷き始める.なかなかの重労働である.私たちのガイドもお手伝いをする.
幸いなことに,1人で1組の寝具を使うことが出来る,当初,1枚の布団に2人ずつ寝ることを覚悟していたので,ユックリ眠れるのがとても嬉しい.
トイレや洗面所もユックリと使えるし,飲料水も十分にある.
19時頃,就寝.
こうして初日は終わった.
(つづく)
「北アルプスの山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/35e3b3d4e8711574050dccd2fa4084d1
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