中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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今日から神奈美展が始まる

2012年04月17日 07時17分26秒 | 閑話休題:日々雑感

                  今日から神奈美展が始まる

2012年4月17日(火)

 いよいよ今日,4月17日(火)から22日(日)まで,神奈川県民ホールギャラリー(全室)で,第35回神奈美展が開催される.
 私も気後れしながらも,次の水彩画3枚(40号)を出展する.

■『ベースキャンプの休日』
 この絵は,2008年7月,ペルーブランカ山脈にあるピスコ山(標高5752m)に登ったときのスケッチを水彩画に仕上げたもの.
 あのとき,軽い高山病気味だった私は,食欲不振のまま,随分苦労して山頂に辿りついた.
 下山も,氷河に覆われた急斜面に四苦八苦した.
 下山後のベースキャンプの休日.テントの中でゴロゴロしながら,登頂成功の余韻を楽しみながら,眩しい光を反射する近くの雪山を,満ち足りた気分で眺めていた. 



■『早朝のモンブラン』
 2005年9月,私は山仲間6人と一緒にモンブラン山(標高4810m)に登った.何とも苦しい登山だった.あともう少しだけ登って,下山しよう・・・こんなことを繰り返し思いながら,何とか山頂に到着した.嬉しかった.
 下山後,シャモニー郊外のホテルから,早朝のモンブランを見上げる.山頂が朝日に輝いている.ああ,私もあの頂きに立ったのだ! 感無量である.


■『雪山を下る』
 2006年7月,山仲間と一緒にスイスのメンヒ山,ユングフラウ山の2座に登った.何れも4000メートルを超える氷河の山.
 下山途中,アイガー南壁が見える場所で,小休止.そのときのラフスケッチをもとに水彩画に仕上げた.あれから,もう6年も経とうとしているが,この絵を画いていると,つい昨日のことのように鮮明に思い出す.


 登山をするとき,私はいつも小さなノートを持参している.そして,チマチマと多種多様なことを書き留めている.その中から,水彩画に仕立てたいスケッチが,まだ何十枚もある.今現在,やっと,5~6年前のスケッチを水彩画にしている最中である.これから,現在まで追い付くのは,まだまだ大変だが,楽しみでもある.

 とはいえ,私の絵は,所詮,素人の道楽.でも,これらの絵から,私の山への思いの一端を.ほんの少しでも共感して頂ければ望外の幸いである.

 幸いなことに,街道歩きや山の知人,友人がたくさん見に来て下さるようである.
 この場を借りて,あつく御礼申し上げる次第である.
                                           (おわり)

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