<常夜灯のある街>
歩いて巡る中山道六十九宿(第13回):第3日目(7);垂井宿で解散
(五十三次洛遊会)
2012年6月22日(金)~24日(日)
2012年6月24日(日) (つづき)
<垂井宿地図>
<垂井宿案内図>
<JR垂井駅へ>
■喜久一九稲荷神社
13時58分,喜久一九稲荷神社に到着する.参道入口に立派な灯籠一対.そして赤い鳥居が沢山連なった先に社殿が見えている.
残念ながら,参拝せずにそのまま通過する.
<喜久一九稲荷神社>
■相川を渡る
14時24分,相川橋を渡ってすぐに左折,相川の右岸沿いの道を川下に進む.右岸には垂井の市街地が広がっている.
<相川橋を渡る.あと僅かで今回の終点だ>
■相川の人足渡跡
相川右岸堤防沿いの道を歩く.
14時24分,相川の人足渡跡に到着する.現在は何の痕跡もないが,案内板が立っている.
この案内板には,「相川は昔から暴れ川で,たびたび洪水に見舞われた.そのために,江戸初期には人足渡しによる川渡りが主であった.川越の人足は垂井宿の百姓が務め,川を渡るときの水量によって渡賃が決めれていた.一方,姫宮や朝鮮通信史など特別の大通行のときには木橋が掛けられた」という趣旨の説明が書いてある.
■東の見付
14時24分,「東の見付跡に」到着する.案内板によると,ここ「東の見付」から約766メートルにわたり垂井宿が広がっているとのことである.
垂井宿の見学は,今年(2012年)9月に開催予定の第14回目の旅までお預けである.今回は,垂井駅到着で旅を終える.
<東の見付跡>
■JR垂井駅で解散
14時28分,JR垂井駅に到着する.なかなかシックなデザインの駅である.
大垣駅前で,次回の再会を約して解散する.大部分の皆さんは,東京方面へ向かうが,中には大阪方面へ向かう人も居る.
大垣から先,名古屋方面に向かう電車の本数は頻繁だが,垂井から大垣までの電車の本数は随分と少なくて,1時間に2本程度しかない.
<垂井駅>
<東海道新幹線で帰宅>
■まずは名古屋へ
東京方面組の直帰組は,垂井14時56分発大垣行の電車に乗車する.
何だか,どこかで見たことのあるような車両である.
「はて・・? 何処で見たのかな?」
すぐに思い出す.御殿場線だ.御殿場で走っている電車と同じだ.それもその筈.御殿場線はJR東海の線路だ,そう思うと,JR東海のテリトリーも随分広いなと改めて思う.
私たちが乗車した電車は,15時02分,大垣駅に到着する.大垣から先,名古屋方面行の電車に乗り換える,大垣からは,電車の本数も,はかなり頻繁になり,車両の編成も随分と長くなる.
大垣15時10分発豊橋行の電車に乗り換える.そして,15時42分,名古屋駅に到着する.
<垂井駅から大垣行の電車に乗車する>
■「こだま」でノンビリ
名古屋駅で「ひかり組」と「こだま組」に分かれる.
駅の売店で,夜食用のメンチカツサンドとお茶を購入,名古屋16時00分発「こだま666号」の自由席に乗車する.車内は「こだま」にしては,まあ,まあ,の混雑である.勿論,各駅停車.駅に停車するごとに1~2本の「のぞみ」や「ひかり」に追い抜かれる.このノンビリさが私はたまらなく好きである.
それぞれの駅に到着する度に,車窓から街の様子をボンヤリと眺めながら過ごす.その度に,私は何とも言えない安堵感を覚える.
余談だが,私は好んで一人旅をする.もちろん,気心知れた仲間との旅も楽しいが,一人旅には,一人旅の醍醐味がある.それに一人旅だと,同行者に気兼ねする必要が全くないので,何とも言えない安堵感がある.
<ささやかな夜食>
■無事帰宅
私が乗車した「こだま」号は,18時11分に小田原に到着する.
小田原から先は,週に1~2度の塔ノ岳詣でのときに,何時も通い慣れているところである.
小田原18時24分発の東海道本線東京行電車に乗車する.何時も見慣れたJR東日本の車両に乗ると安堵感がある.
19時02分に大船に到着する.そして,19時30分頃,無事帰宅する.
こうして,第13回目の中山道の旅は無事終わった.
*********<3日目の纏め>********
<ラップタイム>
7:42 ベストイン大垣発
8:12 大垣発(樽見鉄道)
8:18 美江寺着
===================================
8:20 美江寺駅歩き出し
8:35 美江寺一里塚
8:38 美江神社
8:44 山本本陣跡
8:46 墨俣道分岐
8:48 美江寺千手観世音
8:54 神明神社
9:04 長護寺橋
9:41 揖斐川堤防(迷い道)
9:52 揖斐川鉄橋を渡る
10:24 「しんばし」で中山道に戻る
10:45 赤花町
10:58 長徳寺(11:05まで休憩)
11:09 聖観音道標
11:21 加納薬師如来道標
11:35 一里塚跡
11:35 「蕎麦茶房えだの郷」(12:27まで昼食)
11:37 赤坂大橋・赤坂港跡
12:41 浅間神社
12:44 赤坂宿本陣跡
12:45 谷汲巡礼街道分岐
12:47 赤坂宿脇本陣跡
12:48 嫁入り普請の家
12:55 赤坂宿御使者場跡・兜塚
12:56 赤坂西公園
13:02 昼飯大塚古墳
13:05 如来寺
13:13 延長寺
13:21 白髭神社
13:28 照手姫の水汲み井戸
13:43 教覚寺
13:47 国分寺跡(13:51まで見学)
13:58 喜久一九稲荷神社
14:08 平御坊道標
14:24 相川の人足渡し跡・垂井宿東の見付
14:28 JR垂井駅 着(解散)
[歩行記録]
■水平歩行距離 15.5km
■累積登攀高度 44m
■累積下降高度 25m
■所要時間(休憩時間を含む)
樽見線美江寺駅発 8:20
JR垂井 着 14:28
(所要時間) 6時間08分(6.13h)
水平歩行速度 15.5km/6.13h=2.52km/h
******3日間の合計******
1日目 2日目 3日目 合計
■歩行距離(km) 16.3 21.9 15.5 53.7
■累積登攀高度(m) 159 17 44 216
■累積下降高度(m) 188 47 25 260
■所要時間(h) 6.58 6.53 6.13 19.24
(休憩時間込み)
■水平歩行速度(km/h) 2.48 3.35 2.52 2.79
(第13回おわり)
「中山道六十九宿」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/fa0e64136f6cd3e007e8e30536679140
「中山道六十九宿」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/3f48ff44bdc9088cf9fcfc7667a2809f
※記事の正確さは保証しません.
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