＜鎌倉中央公園の鯉のぼり＞
陽春の鎌倉中央公園：鯉のぼりが泳ぎ始めた
２００９年４月２６日（日）
日曜日の昼下がり．
鎌倉中央公園を訪れる．時々強い風が，木々の梢をザワザワと騒がせながら通りすぎるが，心地よい日和である．沢山の家族連れが公園を訪れている．ご近所の方々が大半のようである．
例年のように，沢山の鯉のぼりが，公園の二つの池を跨いで泳いでいる．
もうすぐ，風薫る５月である．
ついこの間，ここで鯉のぼりを見たような気がする．
正直な所，私はもう年を取りたくない．でも，ついこの間，鯉のぼりを見てから，もう１年も経っている．嘆いても詮ないことだが，月日の過ぎ去るのは，実に早いものである．
＜沢山の鯉のぼりが泳ぐ＞
鯉のぼりが泳ぐ二つの池の畔を通り過ぎる．
圧倒されるような新緑に囲まれる．とても気分がよい．
ふと足元を見ると，紐のようなものが落ちている．良く見ると蛇．ジッと動かないので，死んでいるのかなと思っていると，急に方向を変えて，茂みの中に消えていった．
「・・・これも春だな・・・！」
これからは，虫も出てくる．気軽にヤブ道に入ることはできなくなるなと実感する．
＜これも春の使者＞
＜滴るような新緑の鎌倉中央公園＞
所用があるので，中央公園を抜けて，寄り道をしながら，ブラブラと大船へ向かう．
やたらにコーヒーが飲みたくなる．駅前の某コーヒーチェーン店に入り，200円也のブレンドコーヒーを賞味する．
沢山のお客で，店内は混雑している．
コーヒーを飲みながら，今日一日，私は無為に時間を費やしていたようだと反省する．
本当は，朝早く起きて，塔ノ岳詣でをするつもりだった．ところが，真夜中の1時半頃，目が覚めてしまう．それから，なかなか寝付けないので，本を読んでいたが，いつの間にか寝込んでしまった．次に目が覚めたときは，5時を廻っていた．こうなると，もう丹沢に出掛ける気がしなくなる．
・・・で，今日は野暮用を片付けることにした．
でも，天気が良いと，どうも家の中に籠もっていられなくなる．そこで，大した用事でもないのに，ついつい外へ出掛けてしまう．
それで，一体，私は，日長一日，何をしていたのだろう．
今更，「少年老いやすく学成り難し」などと，ヤボなことを言う積もりはないが，もう少し気の利いた時間が過ごせないものかとつくづく思う．
でも，この性分，死ぬまで治らないか・・！
＜ドトールのコーヒー＞
ドトールのコーヒー，結構，美味しかった．コーヒーを飲んでいる内に，
「・・・直ぐ家に帰って，描きかけの画でも仕上げるか・・・」
と，結構，アグレッシブな気分になる．
やっぱり，一杯のコーヒーは，私にとって妙薬のようである．
（おわり）
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