中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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閑話休題:隣の三毛ネコが戻ってきた

2010年07月29日 00時21分01秒 | 閑話休題:日々雑感

                            <ノンビリ昼寝の三毛ネコ>

        閑話休題:隣の三毛ネコが戻ってきた

2010年7月25日(日)

 私は,ろくに勉強もせずに,鎌倉検定2級を受験した.無鉄砲すぎる.100問ほどの設問の中で,答えに確信を持てたのは,せいぜい半分ぐらい.完璧にアウトだ.
 「まあ,良い年をして,昔のように,いろいろなことをセッセと覚えるなんて無理なんだよ・・・まあ,落っこっても良いじゃないか・・」
ともう一人の私が,柄にもなく私を慰める.
 私は,特段,自分の趣味に影響があるわけでもないので,この辺が酔狂な振る舞いを止める潮時かなと思い始める.でも,今,そんなことを言っていても,来年になったら,またこの試験を受験するかもしれない.なぜなら鎌倉が好きだからである.
 試験会場で,偶然,五十三次洛遊会のKさんとバッタリ会う.
 試験終了後,Kさんと大船駅前で,ビールで乾杯,
 夕方,自宅へ戻ると,長男,長女一家が来訪している.可愛い孫どもも一緒である.
 早速,狭いながらも我が家の庭で,バーベキュウー.
 小学校2年生の孫娘が,日記を私に見せる.そこには,
 「・・展覧会を見に行きました.オジイチャンの絵が一番素敵でした・・」
と書いてある.欄外に朱色の字で,「すばらしい休日でしたね」と先生が添え書きをしている.
 孫に褒められるのは照れるが,でもとても嬉しい.
 今日も東京は猛暑日.
 隣の三毛ネコは,終日,冷房の利いた部屋にでも居るらしくて,姿が見えない.


2010年7月26日(月)

 ヤボ用があって,遠出は出来ない.
 今日も東京は猛暑日.鎌倉の我が家も最高気温32℃.暑い.三毛ネコ殿は相変わらず雲隠れしている.
 久々に自分のブログの解析データをしげしげと眺める.
 時々,突拍子もない・・といっては,折角検索していただいた読者に失礼になるが,筆者の予想を超えるキーワードでアクセスされる方が居られる.
 しかし,ここ1~2年,毎回必ず使われている検索語は「丹沢 ヒル」である.
 丹沢の他所の場所はともかく,私はこれまで延べ数百回,大倉尾根を上り下りしているけれども,「ヒルに遭遇したことは一回もない」と言っても,信用しない方々が大半である.
 私も「ヒルが居ない」とは,言っていない.仮に居たにしても,登山道を外れたり,不用意に草むらなど,ヒルの良そうな所で休憩を取らない限り,ヒルに会うことは滅多にないと断言できる.でも,大方の皆さんは信用しないんだな~ぁ・・
 でも,まあ良いか.
 暑い最中,ヒル対策のために長ズボンやスパッツを装着するのも,それはもう各自の自由なんだから・・私は,暑い間,半ズボンで登りますよ.
 今日も三毛ネコはどこかへ雲隠れしている.

<散歩の途中,中央公園で見掛けたアオサギ>

2010年7月27日(火)

 突然,思い立って丹沢塔ノ岳へ出掛ける.
 登山道の登り口は,朝7時頃から気温が30℃近かった.しかも,高いところに登るまで全く無風.まるで蒸し風呂のような登山道を往復した.道中,熱中症にならないように気をつけながら・・
 「こんな暑い日に,登山なんて・・・あんた,馬鹿だよ!」
と言われてしまいそうである.
 登山を終えての帰途,大船駅のバス停の気温は35℃もあった.
 テレビでは,
 「自宅にいても熱中症になりますよ・・・特に年配者は,暑さに鈍感になっているから注意して下さい・・」
を繰り返している.
 「気をつけなければ・・」
 登山の途中で出会った草花に癒される.
 


2010年7月28日(水)

 昨日(7月27日),思い立って丹沢塔ノ岳を往復した.そのときの様子は,このブログの前回の記事で記録したとおりである.
 登山中,特に山麓を歩いているときは,まるで蒸し風呂のような坂道をウンウン言いながら登った.下山後,帰宅途中の大船駅でも,バス停はアスファルト道で熱線が反射されるためか,気温は+35℃にもなっていた.もともと,東京や横浜に比較したら,2~3℃気温が低い鎌倉でも,場所によっては35℃にもなる.驚くやら暑いやらのさんざんの一日であった.

 明けて今日7月28日,水曜日.
 相変わらず,朝から夏空が広がっている.ただ,湿気が低く,海風も適当に吹いている.部屋の四方の窓を開けていると,爽やかな風が室内を吹き抜けるので,大変心地よい.
 2階にある自室の最高気温は,午後3時頃,30℃まで上昇したが,それ以上にはならなかった.
 「塔ノ岳へ登るのは,今日にすれば良かった・・!」
と悔しがるが,こればかりはどうにもならない.

 涼しくなると,例の三毛ネコが,隣家の軒下で,終日,ノンビリと寝転んだり,香箱を作ったりで過ごしている.こんな屈託のないネコの姿を見ていると,可愛いなと思うと同時に,とても羨ましくもなる.
 私は,このネコのノンビリ姿を,時々,デジカメを持ち出して写真に収める.

<日中の三毛ネコ:ちょっと暑そう>

 あるがままに生きる三毛ネコの姿に,私は惚れ惚れとしてしまう.
 「あんなに気儘に生きているのに,メタボにもならず,将来への不安もなさそうだ.お前は幸せなヤツだな~ぁ・・・」

 大体,煩悩に悩まされたり,死への恐怖に戦(オノノ)いたり,怪しげな宗教にのめりこんだり・・・人類の脳みそは他の臓器に較べて,片ちんば(差別語かな? もしそうならご容赦)に発達しすぎているから,こんな悩みを持つようになったんだろう.
 あるがままに振る舞うネコを見ていると,どうも妙なことを考えてしまう.

 「明日辺り,また,塔へ登ろうかな・・」
 私の心の奥底に巣くうもう一人の私が,私を盛んに誘惑する.でも,明日は一寸したヤボ用があって,塔へは行っていられないんだな.残念!

<夕方の三毛ネコ:気持ち良さそう>
                             (おわり)

「閑話休題」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/6c1b49e6dd10c43db0504d0da6c73b9b
「閑話休題」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/e19aa0be8f9c9e25fbe76f789ee6ee1b

 



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