<塔ノ岳山頂からの眺望>
残念なシロヤシオ・でも富士山が見事な丹沢:塔ノ岳(今年26回目)
(登り途中までご常連と一緒・下り単独)
2012年5月23日(水) 晴
■冷涼な朝の空気
この所,毎日,天気予報を見ていたが,2~3日前までの予報では,今日は雨.できるだけ水曜日に塔ノ岳に行む積もりだったので,残念に思っていた.ところが一昨日ぐらいから予報が晴れに変わったので,昨夜から,“今日こそは塔ノ岳へ行くぞ”と心に決めていた.
早朝,ルーチンワークのパソコン作業を終えて,5時10分に家を出発する.
日中はかなり蒸し暑くなるという予報だったが,朝の空気は冷涼で,身が引き締まる思いがする.朝から良く晴れている.
近くの森で,コジュケイが甲高い声で啼いている.雀の鳴き声を聞こえてくる.
湘南モノレールの某駅のホームから,今日も素晴らしい富士山が見えている.つい先日も同じような写真を撮ったことを覚えている.でも,今日は,今日.ホームのフェンスにカメラのレンズを突っ込んで,とにかく1枚写真を撮る.
小田原駅で,恒例の「乗継時間3分」の駆けっこをして小田急電車に乗り換える.
駆けっこをしながら,
「今日は足が軽いな・・・なかなか体調は良さそうだな・・」
と判断する.
渋沢発大倉行1番バスは,平日にしては,結構な登山者が乗っている.立ち席こそ出なかったが,ほぼ満席である.韋駄天のTさん,超韋駄天のN村さん,カメラマンのMさん,菅笠のY内さん,ホッシーさん,F田女史,編集長のY川さんなどのご常連の顔が見える.
バスは6時59分に大倉に到着する.大半のご常連は,そそくさと塔ノ岳を目指して,大倉を出発する.
私は,先発隊より5~6遅く,7時06分にバス停大倉から歩き出す.
<湘南モノレールから>
<富士山と矢倉岳>
■見晴階段
大倉を歩き出したときの気温は20℃.気持ちよく歩くには少々高めである. 気温が高めなときは自重して歩くに限ると自分に言い聞かせる.前方には同じバスに乗り合わせた登山客が列になっている.歩き出してすぐに編集長のY川さんに追い付く.暫くの間,雑談をしながら一緒に歩くが,克董窯付近でお別れする.その後,私とほぼ同じ時間に歩き出されたY内さんが私に追い付く,数分ご一緒させて貰ったが,とても付いて行けないので,先に行ってもらう.
その後は暫く一人旅.
観音茶屋を過ぎる辺りから,昨日までの雨のためか,路面がかなり濡れていて,敷石が滑る.私の前を歩いているY内さんとの距離が次第に広がっていく.
7時45分,見晴茶屋を通過する.私のすぐ前を歩いていた男性が,
「ふう~・・・」
と大きなため息をついて,茶屋前の椅子にへたり込む.
新緑に覆われた見晴階段に差し掛かる.階段の遙か上の方に,ご常連らしい後ろ姿が見えている.
<新緑の見晴階段>
■ちょっと道草
8時04分,一本松を通過する.
すぐ目の前を歩いているカメラマンのMさん,M田女史,ホッシーさんが立ち止まっている.M田女史が,土手の方向を指さしながら,私に,
「早く見なさい・・・」
とボデーランゲージで話しかける.
「何だろう・・・・?」
と訝りながら,登山道から,ちょっと外れる.
一寸した藪の陰にキンランが咲いている.
「へえ~・・・凄いですね.ウッカリ場所は言えないですね・・採られちゃうから・・」
「どうせ,すぐにシカに喰われちゃうから,場所を教えても構いませんよ」
とどなたかが答える.
早速,デジカメで撮影する・・・が,帰宅してから画像を見ると,茎だけ写っていて,肝心の花が写っていない.
「オレって,本当にドジだな~ぁ・・・!」
ご同行の皆様は目が良い.
「ほら,ここにも・・・あれ,あそこにもあるよ・・・」
白内障手術前の私には,細かいものが良く見えないので,言われてもなかなかどこにあるか分からない.
「なにせ,(白内障の)手術前なので,良く分からないんですよ・・・」
と独り言のように言うと,
「私,白内障手術で4日間入院しましたよ・・・・」
とどなたかが言う.白内障の手術をされ方が,結構,居られるようだ.
<道草>
■堀山の尾根からの富士山
私は平坦なところを早足で歩いて時間稼ぎをしておきたい・・・というのも,なるべく汗をかかないで,堀山の家から先の長い坂道をユックリ登りたいからである.
「スミマセン・・・・急坂でどうせ追い付かれると思いますが・・・平らな所は早く歩いて時間稼ぎしたいので,先に行かせてもらいます・・」
「どうぞ,どうぞ・・・構わずに先へ行って下さい」
ということなので,駒止茶屋手前の平坦な道だけは速度を上げて歩く.
駒止階段をユックリ登って,8時21分,駒止茶屋を通過する.大倉から歩き出して1時間15分経過している.さきほどキンラン見物で,およそ5分ほどのタイムロスがあるので,まあ,こんな所かと自己評価してから,堀山の尾根道に差し掛かる.
近くの林からホトトギスの啼き声が聞こえてくる.
富士山が良く見えている.早速,ここで立ち止まって,数枚の写真を撮る.
さきほど,小田急電車の中で富士山を見たときは雲一つ無かったが,今は山麓に雲が棚引き始めている.日中,気温が上がれば,雲が湧くだろう.富士山の写真を撮るなら今のうちだなと思いながら,デジカメを望遠にしたり,設定を変えたりで,何枚も撮るが,カメラの基礎知識がないので,万事いい加減だ.
<堀山の尾根からの富士山>
■堀山の家
8時38分,堀山の家を通過する.ベンチに10人ほどの女性が座り込んで賑やかにお喋りをしている.少し離れたベンチでご夫婦の方が休憩を取っている.
小草平からも富士山が良く見えている.どうせ,富士山は撮れないなと思いながらも,富士山の写真を撮る.帰宅後,この写真を見ると,やっぱり!
写っているのは真っ白な雲ばかり.肉眼ではあんなにシッカリ見えていた富士山が,全く写っていない.
「この大馬鹿カメラめ・・・!」
と自分の腕未熟さを棚に上げて,カメラが悪いんだと決めつける.
<小草平からの富士山(の筈)>
■萱場平
堀山の家からは,意識してユックリペースで登る.でも,歩き出しを自重していたので,ここまでは,全く疲労感なし.そこそこの速度で登り続けられる.何時もは苦しくなる戸沢分岐手前の急坂も,今日は何となく通り過ぎて,8時59分に萱場平を通過する.
「今日は楽に登れているな・・」
と自己評価する.
ここで定点観測の写真を撮るが,たまたま前を歩いている方が画像に入ってしまう.
<萱場平>
■立ち止まるベテラン女性
階段が終わってガレ場になる.私の前を歩いていた2人の女性が,突然立ち止まる.お一人の顔に血の気がなく真っ青な顔をしている.これは,ただ事でないなと思った私が,
「どうされたんですが? 顔色が悪いようですが・・」
と話しかける.
「いえ,いえ,・・・大丈夫です.この方は,塔ノ岳に何回も登っているベテランですから・・」
ともう一人の方が答える.
「私,登りはダメなんですけど,下りは速いんです」
と定番の答えが返ってくる.
「それにしても,無茶しているな・・」
と内心では思ったものの,そんなことを言ったら,この方の自尊心を傷つけるので,私は何も言わないことにする.
さらに伺うと,ベテランと言われる方が,これまで,塔ノ岳に登った回数は,たった2~3回.それで塔ノ岳のベテランとは!? そうなら,ここのご常連は一体なんて呼ぶんだろう?
お二人は,先ほど堀山の家に居られた10名ばかりの皆さんのお仲間だとのこと.
「それでは,気をつけて・・・」
ということで,それ以上関わりにならないで,先に行かせてもらう.
■花立山荘
萱場平を通過して,再び急坂になる.階段道を歩いていると,後ろから足音が聞こえ始める.そして,すぐに追い抜かれる.2番バスで来られたジャイアンさんである.歩き出しに30分の差があるのに,もう追い付かれてしまう.一言二言挨拶をした後,私を追い越して,たちまちの内に,私の視界から消えてしまう.
途中で振り返ると,50メートルほど下に,先ほどまで一緒にいたF田女史らしい方が見える.
「お~ぃ・・」
と手を振りながら声を出すが,無反応.
「あれ,人違いか・・・」
視力が落ちていて,見間違えたのかもしれない.
後7分坂の少し手前で,下山してくるN村(弟)さんとすれ違う.相変わらずの快速である.
9時22分,花立山荘に到着する.大倉からの所要時間は2時間14分.さきほど,5分ほど道草をしていたことを考慮すれば,まあ,こんなところか.
山荘周辺には,人影もなく静まり返っている.
富士山は,何時の間にか沸き上がった雲に遮られて見えなくなっている.
<花立山荘>
■ご常連とすれ違う
今日は疲労感もなく,案外調子が良くスタスタと登り続ける.上空に雲が涌いて富士山は見えないが,新緑の丹沢がとても良く見えている.
9時30分に花立山を通過する.写真を撮りながら歩くので,歩行速度はますます遅くなる.
9時35分,金冷シを通過する.
金冷シから先の階段を登っていると,下山してくるジャイアンさんとすれ違う.何時もながらの俊足である.
「体調はいかがですか?」
とジャイアンさんが私に話しかける.
「調子は良いですよ・・・」
「それは良かった・・・ところで今度の土曜日,(塔ノ岳に)来ますか?」
「そのつもりでいます」
「じゃあ・・・そのときにこの間のDVD,お渡しします」
とのこと.
このDVDには,先日の「三角髭Tさん塔ノ岳登頂1700回記念」の記録が納められている.今から楽しみである.
続いて,山頂直下の階段で,韋駄天のTさんとすれ違う.
「やっと,メールができるようになりましたよ・・・今朝,(FH宛に)メールを入れときました.見て下さい」
とのこと.
「そうでしたか・・まだ,拝見していませんが,帰宅したらすぐ見ます・・・これで世界が広がりますよ・・」
帰宅後,早速,パソコンを開く.韋駄天のTさんからのメールが確かに届いている.早速,Tさんのアドレスを自分のパソコンに登録する.
■塔ノ岳山頂
9時52分,塔ノ岳山頂に到着する.大倉からの所要時間は2時間46分.かろうじて3時間を切っている.山頂の気温は16.0℃.この時期としては,やや高温のように思える.
例によって,山頂からの風景を一回りデジカメに収める.棚引く雲間から富士山の山頂が見えている.
まだ,時間が早いためか,山頂は人影まばらである.
<塔ノ岳山頂>
■尊仏山荘
山頂を一回りしてから,尊仏山荘に入る.登山口付近で私を追い越していったY内さんが先客.どうやら私より20分余り早く到着されたようである.
今日の小屋番はオーナーのHさんと,W林さん.恒例により300円也のお茶を所望する.山猫ミーは,何処へ行っているのか姿が見えない.
W林さんに,次の水彩画を画き始めたと報告する.
「実際に山へ登っている人の山の絵は,(登らない人の絵とは)違いますね・・・」
という講評を受ける.
Y内さんと雑談をしている内に,私より数分後にF田女史とホッシーさんが到着する.お二方とY内さんが,キンラン,サイハイランなどの花談義で花を咲かせる.話の途中で,私の記憶がとても曖昧なのに気がつく.
そうこうしている内に,カメラマンのMさんも到着する.雑談の中で,
「この頃,(FHの)ブログに愚痴が多くなったね・・・」
というご指摘.
自分では余り気がつかなかったが,そういえばそうかな.やっぱり愚痴の多い年寄りになっちゃったかな・・・と自戒.
“愚痴の多い年寄りは嫌われるぞ”
と自分に警告する.
「それは気がつかなかったです.これからは愚痴は書かないようにしますよ・・・」
「いや,その愚痴が面白いから止める必要はないよ・・・」
何れにしても,この私のヘッポコなブログに目を通して貰うだけでも有り難い.
暫くすると,超韋駄天のF田さんが尊仏山荘に到着する.F田さんは,私が乗った1番バスより,1時間も後のバスに乗ってきたのに,もうご到着である.とにかく舌を巻くほどの俊足である.
「そう・・・8時頃,大倉を歩き出しましたよ・・・」
とのこと.ということは,2時間一寸で塔ノ岳山頂まで登ったことになる.凄い!
この凄いF田さんが,私に握手しようと手を差し出す.
「(長老のFHさんの)パワーを貰いたいので握手しましょう・・・」
とのこと.光栄なことだから,私には異存はない.でも,
「私と握手したら,歩くのが遅くなりますよ・・・」
■色々な方に声を掛けられながら下山
今日は新緑を楽しみながらユックリと下山したい.でも,大倉発12時52分のバスに乗りたいなと思う.
時間を逆算して,10時23分に下山を開始する.
山頂は何時の間にか沢山の登山客で賑わっている.外は暑くもなく寒くもない心地よい気温になっている.
山頂直下の階段で,下からフウフウ言いながら登ってくる女性に,
「山頂はまだまだですか・・」
と質問される.
「もう,すぐ先ですよ.ここはもう山頂と同じですよ」
と勇気付ける.
山頂から2番目の階段を下っていると,先ほど追い越した2人の女性がフウフフ言いながら登ってくる.そして,私に話しかめる.
「やっとここまできましたよ.もう,(あなたは)下山ですか・・・」
ここで1~2分,山のこと,鎌倉のことなど雑談.
雑談をしている内に,私の後から下山し始めたY内さんが追い付く.ここから,暫くの間,Y内さんとご一緒する.
「(FHが)顔見知りの方とお話ししているとばかり思っていました.FHさんは他人が話しかけ易いんですね」
自分では,自分のことは良く分からないが,登山中に,全く知らない方から,良く話しかけられるので,ご指摘の通りかもしれない.
また暫く下っていると,登ってくる見知らぬ女性が,
「(私)同じ1番バスに乗っていました・・・もう下山ですか」
私はこの方の見覚えがないが,
「そうでしたか,ではお元気で・・・」
と挨拶する.
足の速い人,遅い人,人様々だなと改めて思う.
そういえば,今日は山頂まで登ると言っていたY川さんと,まだすれ違わない.今日のY川さんは「堀山登山」かなと勝手に想像する.
花立山で,Y内さんとお別れ.ここからは完全な一人旅.
もう少しで,堀山の家に到着する頃,10数名の女性ばかりの集団とすれ違う.
「もう,下山ですか・・・今日登られたんですか」
と次々に話しかけられる.
「はい,・・・7時過ぎに登り始めて,山頂の尊仏山荘で30分ばかりお茶を飲んで降りてきました・・」
「まるで,ご自分の家の庭を歩いているようですね・・・」
「はあ,・・・まあ,度々,ここへは登ってくるもので・・・」
私,苦笑.
路傍のツツジが綺麗に咲いている.
<山麓のツツジ>
■ニョロニョロ
もう少しで見晴茶屋に到着するところで,登ってくる若い男性が私に,
「あそこ,あそこ・・・・」
と慌てた口調で話しかけてくる.
そちらを見ると,大きなアオダイショウが1匹,ニュルニュルと茂みに入っていく所.ついに,蛇も活動し始めた.いよいよ夏も近いなと実感する.
そういえば,ヤマカガシ氏(失礼! ボンタさん)に,この頃,会わないな.
<アオダイショウ>
■無事帰宅
予定通り,12時48分に大倉に到着する.12時52分発のバスに乗車.大倉から乗り込んだのは私を含めて2人の登山客だけ.バスは空いている.
昼下がりの電車も空いている.暖かい日射しを浴びながら座席に座っていると,ついつい眠くなる.
その後,小田原で小田急から東海道本線の電車に乗り換える.
このまま,真っ直ぐ家に帰ってしまうのは勿体ないなと思ったが,またコーヒーでは示しが付かない.ここは我慢して真っ直ぐ帰宅することにする.そして14時40分頃無事帰宅する.
今回は実に気持ちの良い山行だったなあ・・・
<ラップタイム>
7:06 大倉歩き出し
7:29 観音茶屋
※途中道草約5分
8:21 駒止茶屋
8:38 堀山の家
9:22 花立山荘
9:35 金冷シ
9:52 塔ノ岳山頂着(16.0℃)
10:23 〃 発
10:38 金冷シ
10:52 花立山荘
11:28 堀山の家
11:47 駒止茶屋
12:13 見晴茶屋
12:28 観音茶屋
12:48 大倉 着
[山行記録]
■水平距離 7.0km(片道)
■累積登攀下降高度 1269m
■登攀所要時間(雑談時間を含む)
大倉 発 7:06
塔ノ岳 着 9:52
(所要時間) 2時間46分(2.77h)
水平歩行速度 7.0km/2.77h=2.52km/h
登攀速度 1269m/2.77h=458.1m/h
■下降所要時間(休憩時間を含む)
塔ノ岳 発 10:23
大倉 着 12:48
(所要時間) 2時間28分(2.47h)
水平歩行速度 7.0km/2.47h=2.83km/h
下降速度 1269m/2.80h=513.8m/h
(おわり)
「丹沢の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/d56bdbae89cfa068b62cf1b07b6a6f67
「丹沢の山旅」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/73965fa414754dd82d53c157757f6de9
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