中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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歩いて巡る中山道六十九宿(第7回):第1日目(5):再び高崎へ

2013年03月18日 04時09分43秒 | 中山道六十九宿

                                      <夕日の安中駅>

[改訂版] 歩いて巡る中山道六十九宿(第7回):第1日目(5):再び高崎へ
            (五十三次洛遊会)
      2012年10月12日(金)~14日(日)

※本稿の初出は2012年10月20日である.
 初稿の地図の見直し,
加除修正を行った.

2012年10月12日(金) (つづき)

<ホテルルートイン高崎駅西口へ>



■安中から高崎へ 

 信越本線安中駅16時15分発高崎行電車に乗車する.電車はまあまあの混雑である.
 今日1日掛けて歩いた距離を,私達が乗車した電車は僅か12分で走って,17時03分に高崎駅に到着する.

<安中駅から信越本線の電車に乗車する>

■再びホテルルートイン高崎駅西口へ
 高崎はさすがに大都会である.駅周辺は結構賑わっている.駅前広場では何か催し物が開催されているらしく,音楽がガンガン演奏していて賑やかである.
 高崎駅前から北の方向に,今朝辿った道を歩く.今朝ほどはかなり遠い印象を受けた歩行ルートも,馴れてきたのか,それほど遠くとも感じなくなっている.
 今晩は,一旦,ホテルに戻ってから,もう一度皆で夕食を摂りに外へ出ようということになる.
 17時20分頃ホテルに到着する.
 私に宛がわれた部屋は6階の606号室である.
 部屋に入る.
 相変わらず狭い部屋だが,隅々まで掃除が行き届いているし,とても機能的なので気に入っている.この値段では仕方がないことだが,部屋にリュックを置いたり,衣類を整理しようとすると,イスはおろかベッドの上まで荷物を広げないとどうにもならない.たちまちの内にイスの周辺が大変なことになる.

<ホテルルートイン高崎駅西口シングルルーム>

<高崎駅前で食事>

■駅前に向かってブラブラ歩き
 18時少し前に,自室からロビーに降りる.
 4名揃ってホテルから外へ出る.結構,冷える.少々寒い.食事は何処で摂っても良いなと言うことで,とりあえずは高崎駅の方へ歩き始める.ホテル周辺には大きな駐車場が並んでいるので少し薄暗い.
 まずはホテルから高崎駅の真ん中辺りにある某デパートに入ってみる.まず2階.ここは軽食堂.続いてその上の階の食堂街へ行ってみる.まだ18時を少し回ったばかりの時間なのに,もう閉店している.
 是では駄目だということでこのデパートを出る.そして駅ビルに隣接するビルの食堂街で落ち着く.

■漸く夕食
 私は食べ物に好き嫌いが全くないので,何でも構わない.同行の皆さんが選んだ店に入る.
 夕食は何でも良かったが,適当に写真のようなメニューを選ぶ.このメニューの名前は直ぐに忘れたが「スベッタコロンダ定食」とでもしておこう.これで1000円札で,一寸したお釣りが来るからお値打ちのような気がする.
 今回参加したメンバーには,アルコール類を嗜む人が居ないので,夕食は実に気楽で,早く片付くので有り難い.私にとっては,こういうアルコールなしの簡素な夕食が最高にご機嫌である.ゆっくり食べても30分程度で夕食が済むので,残りの時間がたっぷりあるが有り難い. 

<駅前某食堂の夕食>

■お休み前のコーヒー
 夕食後,食料品売り場をウロウロ.よせばいいのに,夜食用の嗜好品を若干購入する.そんなことをすれば,太るのが分かっているのに・・・
 20時前にホテルへ戻る.
 一同,まずは,ロビーでユックリとコーヒーを賞味する.そして,明日の集合時間と,安中駅まで利用する電車の時刻を確認する.
 このコーヒー.無料なのに,とても美味しい.我が家で,自分が勝手に作るインスタントコーヒーより,ずっと美味しいから恐れ入る.

<ホテルロビーでコーヒー>

■こうして第1日目は無事終わった
 20時頃自室に戻る.
 20時からは,ホテル1階の大浴場は女性専用になる.まあ,わざわざ1階まで風呂に入りに行くのは面倒なので,大浴場を利用する気はなかったが,そこは臍が曲がっている私である.入れないとなると,やっぱりコノヤローという気分になる.要するに,私はアマノジャクなのである.もっとも,私の両親は,私がアマノジャクなことを,幼少の頃から見抜いていたから恐れ入る.
 まあ,それはともかく,壁に貼り付けてある“節水にご協力下さい”という注意書きを横目に見ながら,
 「そんなこと言ったって,大浴場に入れないんだから仕方がないじゃないの・・・」
とブツブツ独り言を言いながら,浴槽の蛇口をひねる.熱いお湯が凄い勢いで迸るように出てくる.この辺りが日本のビジネスホテルの良いところだ.たちまちの内に,湯船にお湯が貯まる.
 西洋のホテルのように寝っ転がるようにして入るバスとは違って,狭いながらも肩までユックリと浸かることができる.これで一日の汗も,芥も,涙も(涙なんて無いか),何もかも,全部洗い直して“ご破算願いましては・・”で,明日は明日の風に身を任せようという気分になる.
 風呂から上がって,すぐにベッドに横になる.
 これで初日は終わりだ.大団円.良かった,良かった,である.

    ********第1日目のまとめ********

<ラップタイム>

10:02  高崎駅着(集合)
10:30  ホテルルートイン高崎駅西口にチェックイン
10:44  高崎駅から歩き出し
11:15  高崎神社
11:16  恵徳禅寺
11:17  長松寺
11:22  岡醤油製造(11:27まで買い物)
11:44  君が代橋
12:02  真宗街道分去れ道標
12:12  中国料理「四川」(13:21まで昼食)
13:26  若宮神社
13:30  常安寺
13:32  神明社
13:36  上豊岡の茶屋本陣(13:48頃まで見学)
13:52  道祖神など石仏群
14:01  道祖神
14:06  浅間神社
14:30  大鳥居
14:39  八幡八幡神社(14:54まで参拝)
15:05  再び大鳥居
15:15  寒念橋供養塔
15:27  板鼻橋
15:37  榛名道道標
15:41  板鼻館
15:45  板鼻宿本陣跡
15:47  木島本陣跡・皇女和宮記念館(16:00まで見学)
16:09  古久屋旅館(十一屋)
16:10  鷹巣神社入口碑
16:13  鷹巣橋
16:20  諏訪神社
16:27  庚申塔・一の宮分岐
16:37  安中駅

[歩行記録]

■水平歩行距離      10.5km

■累積登攀高度      179m  

■累積下降高度       21m
   
■所要時間(休憩時間込み)
  高崎駅発         10:44
  安中駅着         16:37
  (所要時間)       5時間53分(5.88h)
  水平歩行速度    10.5km/5.88h=1.79km/h

                           (第1日目おわり)
                           (第2日目に続く)

「中山道六十九宿」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/65e546c2ff5e4f26ea6d6b317fef04af
「中山道六十九宿」第6回目の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/d07a6d75e3b121bf37c6d9c3f955e08d
「中山道六十九宿」の次回の記事

http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/d7d6a6f5f2188df146bddcda920f7b42
「中山道六十九宿」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/b0fff7ecf75b54c3f443aa58cfa9424e

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ジャンル;街道歩き







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