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<プログラム>
梅雨の鎌倉;世界遺産登録を目指す詩歌を聞く
(鎌倉生涯学習センターホール)
2011年6月11日(土) 雨
■山ばかりではなく,ときには風流に
今は梅雨の真っ直中.今日も朝から雨が降り続いている.特に九州地方は豪雨のようである.
鎌倉は現在,武家の古都鎌倉として世界遺産登録を目指している.この運動の一環として「世界遺産登録をめざす鎌倉の史跡を詩歌で詠う」という催しが,鎌倉駅近くにある鎌倉生涯学習センターで開催された.
出演者の中に身内の者が居るので,長女と息子一家4名をともなって拝聴した.
あいにくの雨天にもかかわらず,会場は立ち席が出るほど盛況であった.
鎌倉市文化財課学芸員主事玉林美男氏から,30分ほどの特別講演『鎌倉の遺産の特徴について』を拝聴してから,詩歌が披露された.
この詩歌は次に示す18番で構成されている.
1.鶴岡の晴嵐
2.八幡宮の流鏑馬
3.若宮大路の大鳥居
4.二階堂永福寺跡
5.巨福山建長寺
6.建長寺の柏槙
7.瑞鹿山円覚寺
8.亀谷山寿福寺
9.錦屏山瑞泉寺
10.鷲峰山覚園寺
11.高徳院大仏
12.大仏の秋月
13.霊鷲山感応院極楽寺
14.泉谷山浄光明寺
15.亀谷切通
16.材木座海岸
17.化粧坂切通
18.鎌倉春秋
<公園の情景:プライバシィ保護のため画素数を少なくしてある>
<詩歌の対象になった場所の分布>
■関連事項
主催: 鎌倉鹿鳴会
後援: 鎌倉市教育委員会,鎌倉世界遺産登録推進協議会
朗詠: 鎌倉鹿鳴会,鎌倉市民等一般参加者
■率直な印象
時間の都合で,全部を拝聴することができなかったが,良いものを聞いたなと思う.
今日,もし雨でなかったら,私は間違いなく塔ノ岳に出掛けていただろう.雨が幸いして,平素,なじみがなかった詩歌に接することができた.
自分が知らない分野が随分と沢山あるなが率直な印象である.
(おわり)
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