中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
最初に左下の“カテゴリー”を選んで,クリックして下さい.

ペルー周遊記(41):第11日目(5):再びワラスへ

2008年09月20日 06時58分42秒 | ペルー:ブランカ山脈ピスコ山登頂
                   <チャビンデワンタル遺跡の近郊>

        ペルー周遊記(41):第11日目(5):再びワラスへ
           2008年7月11日(土)(つづき)

<イタリアンレストランで遅い昼食>

■遺跡の説明書を購入

 13時50分頃,チャビンデワンタル遺跡の見学を終えた私達は,遺跡の外へ出る.
 ここで,ガイドをしてくれたカルメラさんとお別れする.出口付近のテーブルで,チャビンデワンタルの資料を売っている.少し詳しく英語で説明したリーフレットが置いてある.ペラペラとページをめくりながら,書物の中を拝見する.この書物は, Richard L. Burger,発行年不詳,“Chavin and the Origins of Andean Civilization,”発行所不詳という代物である.ちゃんとした装丁ではなく,パソコンでプリントしたものをリングワイヤーで綴っただけのものである.しかし,中身は,なかなか良さそうなので,1冊購入する. 
   
                 <チャビンデワンタル遺跡の参考書>


                <チャビンデワンタル移籍前の土産店>

■イタリアンレストランに入る
 どこの観光地でも同じだが,遺跡出入口の前には,沢山の土産店が軒を並べている.少々時間が押しているので,私達は観光地の前を素通りする.
 14時丁度に,セルベザ(Cerveza)というレストランに入る.この店のことは,三井さんがご存じらしい.イタリア料理が専門のようである.
 お店は,ピンク色の塀で囲まれている.切妻のような形の門を潜る.門の上には,昔,ドイツ語を習ったときに教えられた亀の子のような文字で,レストランの名前が書いてある.
 門からお店までの通路の両側には,今,満開の沢山の花が植えられている.とても雰囲気の良いお店である.メニューを見ても,英語の説明がないので,何があるのか良く分からない.そこで,メニューは,三井さんに一任する.
 
                   <イタリアレストランセルベザの昼食>

■美味しい料理
 色々注文したが,なかなか料理が出てこない.余りに長い時間待たせるので,三井さんが店主にどうなっているかと聞く.愛想がよい小太りの店主は,ニコニコしながら,今作っていますを繰り返す.店内を見回すと,私達以外に客は居ないようである.
 アルコールのご常連は,早速,アルコールを始めるが,飲めない私は水を所望する.
 やがて,ニンジン入りのスープが出てくる.中に鶏肉が入っていて,とても美味しい.続いてメインディッシュ.豚肉,鶏肉,マスのフライにトウモロコシ,タマネギ,紫色のイモの盛り合わせである.どこがイタリア料理なのか良く分からなかったが,美味しかった.

                <イタリアンレストランセルベザの玄関>

<ワラスを目指して>

■カウィシュ峠を越える

 15時36分,遅い昼食を済ませた私達は,遺跡の駐車場で,専用バスに乗り,今日の宿泊場所,アンディーノクラブホテルへ向けて出発する.発車して直ぐに,チャビンの街中を通過する.市街地の中央にある広場を3分の2周してから,暫くの間,埃っぽい市街地を進む.ここは標高3,140メートルの高地である.高度順応が遅い私も,どうやら高地に馴れてきたらしくて,自覚的には,平地にいるときと同じ体調である.
 その後,バスは,往路をそのまま走り続ける.暫くの間,登り坂が続く.
 17時04分,カウィッシュ峠(標高4,512m)のトンネルを通過する.トンネルを通過した後は,下り坂となる.

■クエロコーチャ湖で休憩
 17時29分,クエロコーチャ湖(標高3,980m)の畔でトイレ休憩.
 雨が降ったらしくて,地面が濡れている.三井さんの話だと,今は乾期だが,それでも10日に1度ぐらいは雨が降るという.
 17時35分,クエロコーチャ湖を出発する.そして,バスは,私達を乗せたまま,17時54分に壊れた橋の少し上流の浅瀬を渡る.辺りは既に暗くなっている.

                <夕暮れ近いクエロコーチャ湖>

<アンディーノクラブホテルに戻る>

■ワラスに到着

 暗い夜道を走り続ける.
 18時35分頃,ワラス市内に入る.そして,18時48分,無事,アンディーノクラブホテルに到着する.
 まずは自分の部屋に入る.そして,すぐに風呂に入る.お湯の出はあまり良くないが,それでも十分である.完全な西洋式のバスなので,日本流に肩までトップリと漬かることができないのが残念である.

■アンディーノクラブホテルで夕食
 20時00分から,ホテルのレストランで夕食.
 パンがとても美味しい.オニオンスープ,ミクストサラダ,鶏肉とヌードル.美味しいが,如何にも量が多すぎる.コカ茶を飲みながら,食事をする前に,ノートに食事の内容をスケッチする.いざ食事を始めようとすると,ノートの置き場所に往生する.
 そんな私の様子を見ていたウエイトレスが,近くのテーブルから椅子を1脚持ってきて,私の席の横に置く.そして,片言の英語と身振りで,ノートをこの椅子の上に置けと言う.私はウエイトレスの気遣いに感激する.

              <アンディーノクラブホテルの夕食>
        ※残念ながらデジカメの写真がピンぼけになってしまったので,スケッチで代用する.

■夜遅くやっと就寝
 21時40分頃,やっと夕食が終わる.夕食など,20分くらいで,さっさと済ませてしまいたい私だが,これもグループ行動だから仕方がないなと諦める.
 すぐに自分の部屋に戻る.
 明日の準備を済ませてから,今日の日記を纏める.
 そして,22時30分頃,就寝.
 今日も,いろいろと長い一日であった.

                <アンディーノクラブホテルの客室>

                                  (つづく)
前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/f1c9cb9cdd91c8e6aeb7509b49eda1a4
次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/1f97cf7c27fafdb702b4c2b1f278d5f3
このシリーズの最初の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/6fee0e316085f32cce0c47a424821346


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。