このブログ、Jリーグのことは基本書かないようにしていますが、今回の話はサッカー全体の問題もあるので書いておきます。
数日前からニュースで取り上げられていますが、J2アビスパ福岡が資金繰り悪化して5,000万円不足しており最悪12月には選手やスタッフの給料払えない問題です。
この問題、現時点で公表されたことは悪いことではなく、むしろ『最悪の事態を避けるために公表した』という面では評価できます。
別のプロ名乗っている球技(bjリーグ)では、運営会社が会場使用料踏み倒していたことを隠していました事実もあります。(発覚したのは会場側が裁判起こしたためでファンはその事実を知らされていなかった)
そのことに比べると『給料未払い前に経営危機であることを公表した』のは悪いことではありません。
今回の問題、おそらくは不足分の資金、サポ・ファンがカンパしたりして対応することになると思われますが、不足分の資金集めたとしても一種の『対処療法』であって根本的な対策には至りません。
こういった問題が起きた以上、アビスパ福岡にかかわる人(運営・選手・サポ&ファン)「自分たちのチームはJリーグの中で一番下である」という気持ちで這い上がっていかねばならないように見えます。
アビスパは九州で一番最初にJリーグ入会(1996年)しましたが、チームのリーグ戦成績では大分(2008年ナビスコ杯優勝、J1リーグ4位)、鳥栖(2012年J1リーグ5位)に抜かれた上、2012年はJ2リーグ18位と九州をホームタウンとするチームでは一番下の成績でした。
自分たちは九州で一番だという驕りから胡坐かいていて他チームに先こされたといえるかもしれません。
一部の輩が試合後にトラブル起こす等、九州の中心都市という驕りが見受けられる面もありましたし、一番下から出直す気持ちでないと経営危機を繰り返すだけです。