フットボール観戦記

新聞で大きく取り上げられることがないクラスのサッカー・フットサル観戦記です

アンプティサッカー協会公式サイトのニュースから

2022-11-28 00:02:36 | 障害者サッカー

今回はアンプティサッカーのみならず、どんな競技にも言えるであろうこと書きます。

日本アンプティサッカー協会公式サイトのニュースで、トルコで開催されたアンプティサッカーワールドカップの成績・監督総括がありました


この記事読んでいくと、長期的視点で見てどんな競技でも大切なことが書かれてました

1・上澄みの強化だけでなく次世代を育てるための入口の対応も大切

今の日本のスポーツはほぼ全種目といっていいくらい上澄みの強化を重視しすぎてます。

その時の上澄みだけ強化し、次世代の投資を怠る愚は日本サッカー界の前例あります。(メキシコ五輪銅メダルの後、アトランタまで五輪出れなかった)

入口を広く取り、レクリエーション層が増えることで『競技のピラミッド』が大きくなり、上澄みの層も厚くなります。

根本的には学校の段階で『体育・スポーツ嫌いな子を作らないようにする』ことが大切。できなくても悪く言わないことが大切です。

2・普段の生活から食事の重要性を理解させる

総括の中で

『トルコ現地ではコンディショニング一環として各種計測を毎日実施していましたが、遠征期間が経つにつれ体重減少や偏食が目立ちました。』

『海外遠征へ慣れることも重要ですが、栄養下が低い且つカロリーが高い間食を控え、宗教や信条に関わることは別として、単純に食べ物の好
き嫌いをなくし、提供された食べ物をしっかり食べることなど、まだまだ日常そのものの習慣や様式を変えていく必要がある段階です。』

『家庭でもチームでも優しさからの配慮が見方を変えると甘やかしと捉えられる部分は速やかに改めていく必要があります。』

という記載がありました。

仮定ですが、今回の代表選手は普段の食事管理が不十分で、大会後半の決勝トーナメントでそのツケが出たのかもしれません

(世界選手権は24チーム参加、4チーム6グループのリーグ戦の後、16チームでの決勝トーナメント&順位決定戦のシステム)

食事に関しては、普段から心がけることで十分改善できますから、競技の垣根を超えた『食事の教育』をすることが大切。

具体的なまずいケース(菓子パンばかり買って食べるのはバランス悪いし、食費も損する)を知るだけでも違ってきます


今回はアンプティサッカーの記事としましたが、記載した2つのことはどの競技にも言えることを各競技関係者は理解してほしいです


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第11回日本アンプティサッ... | トップ | 2022-23Fリーグ1部... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

障害者サッカー」カテゴリの最新記事