夫は退院後6日目に会社に復帰しました。
札幌はここに住んで以来一番の大雪!
復帰する前日には犬の散歩をしてから回転寿司にも行けるくらい回復。初めてのザノサー治療をワンクール終えて、こんな感じなのかなと思っていたら…。
退院して2週間、糖尿内科と歯科と腫瘍内科を午前中で済ませて午後出勤予定の日。仕事中の私の携帯にメッセージが入った。「白血球が2.1と少ないので増やす注射を3日間することになった」とのこと。あわてて検索したら基準値は3.3~8.6だからかなり低いことがわかった。医師からはこの数値だと感染症にかかりやすく場合によっては命にかかわることもあると言われたらしい。ザノサー治療の副作用には骨髄抑制で白血球が少なくなるとパンフレットで知ってはいたけれど、注射が必要になるまで下がるとはびっくり。会社を半休にしたり通勤の前に通院する身体への負担など、出勤しながらの通院は結構大変!幸いなことに注射で白血球は心配のない数値に戻りました。
しかし注射2日目の夜、オリンピックの女子カーリングの試合を見ていた夫。忘れもしない20時半に「なんか調子悪い、頭がモワッとする」と言い出した。吐き気や目眩はないので「疲れかもしれないからもう寝る」と休んでしまった。あれほど応援していたカーリング女子の試合なのに見ないで寝るとはよほど調子が悪いのかなと心配になったが、しびれや吐き気はないというので様子を見ることにした。
翌朝「左耳がほとんど聞こえない」「キーンやジーという耳鳴りもたまにする」と言う。私が大好きなアーティストが同じ症状で突発性難聴になったことを告白したことを思い出して、調べてみたら一刻も早く耳鼻科に診てもらわなくては聞こえないままになる…と。ちょうどこの日は三回目の注射で通院だったので主治医に相談することに。
血液検査の結果白血球の数字は問題なくなったと言う主治医に、夫は左耳が聞こえなくなったと報告。主治医はザノサー治療ではそのような副作用は報告されていないと言いながらも、翌日に耳鼻科の予約をいれてくれた。
結局夫は4日間連続で半休を取り通院することに。耳鼻科では聴力検査、骨伝導検査を受けてやはり突発性難聴と診断された。ステロイドホルモンを点滴する治療は血糖値の管理のため入院が必要となるので不可。そのかわり「鼓室内ステロイド注入術」を受けることになった。この治療なら血糖値に影響ないそうだ。鼓膜に麻酔をかけ注射針を刺して鼓膜の奥(鼓質)にステロイド薬液を注入。30分ほど横向きで休んで終わるとのこと。これを週に1度4回行う予定。
いまは数日後に1回目の注入術を控えて普通に出社している。左耳が聞こえないので、左から来る地下鉄の音が右から聞こえるのが気持ち悪いんだって。一緒に歩くとき私が左側を歩く癖があるので会話をしたいときは右側にいなくちゃならないのがちょっとした不便ではある。会社ではやはり人の声が聞きづらいそうだ。
この突発性難聴はまさに青天の霹靂!
ザノサー治療とは関係ないけれど、治療後の体調不良からやっと解放されたと喜んだら、思いもよらない難聴になってしまった。完治するといいな
札幌はここに住んで以来一番の大雪!
毎日の雪かきであちこち筋肉痛です。