人間万事塞翁が馬~膵内分泌腫瘍との共存

夫は2008年に膵内分泌腫瘍が発覚しました。スーテント→サンドスタチン→アフィニトール→ザノサー+5FUで治療中。

半月前なのに…

2015-05-22 23:33:02 | 闘病
塞栓術の日程を決めたときにドクターから
「入院まではくれぐれも体調に気をつけてくださいね。」
と 念を押されていました


ところがGWを過ぎても日によって気温の上下が激しく
昼間半袖で過ごした日の夜には
ストーブが恋しくなるような毎日なのです
中年の身体は気温差に弱く
先週の中頃 朝起きたら夫婦で喉が痛い!
熱い緑茶を飲んでみたり
しょうが紅茶を飲んでみたり


私は二日ほどで痛みが治まりましたが
夫は咳が出始めました
一晩中咳で眠れないほどになり
念のため主治医は診察のない日でしたが
電話をしたら「すぐ来て下さい」とのこと


主治医は問診のあと「スーテントの副作用に
間質性肺炎があります 血液検査と胸部CTを
撮りましょう」とすぐに検査の予約を入れました

正直たぶん風邪だから近くの内科でいいんじゃない?と思っていた私
でも確かに重篤な副作用の欄に間質性肺炎が入ってるから
主治医に連絡してみてよかった…


検査を終えたあと 主治医との約束の時間まで
ひたすら待ちました


結果としてはとくに肺に異常はなく
血液検査からも何もでませんでした
待っている間に「間質性肺炎」を検索して
ビビっていたのでホッとしました
咳止めの薬をもらって帰ってきました

入院まであと半月
早く咳がとまるといいね
夜になるとまだゴホゴホと苦しそうです
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予約入れました

2015-05-08 23:35:27 | 闘病
今日は放射線診断科の診察日
朝イチでまずCT
それからいつもの主治医ではなく
放射線診断科の先生の説明を聞きました
 

夫が受ける治療は
「肝腫瘍に対する経動脈的カテーテル治療」であり
次の三つの種類があります
A 抗腫瘍薬を直接注入する「肝動注療法」
B 動脈の流れを遮断することで腫瘍に栄養がいかないようにして
兵糧攻めのように治療する「動脈塞栓術」
C AとBを組み合わせた治療法




2年前に夫が受けた治療はCでした
ざっくり言えば薬を注入して血管をふさいだのですが
ほとんど結果は出なかったのです



今回は2年前に比べると粒の細かい塞栓物質ができたとのことで
薬は注入せずに塞栓だけするBの治療をするとのことでした
粒が細かいということはより細い血管も塞ぐことができるので
結果は期待できるとのことでした
今回狙う腫瘍は約2センチなので小さくなりますように!!


約1か月後に予約を入れました
治療の2週間前からはスーテントは一時中止
また造影剤を入れて治療するため
治療の2日前から糖尿病治療薬も中止
などという注意事項を確認
入院は治療の前日から約1週間の予定です


そのあと入退院センターに寄りました
入院保証書をもらったり
医療保険の診断書は書式を取り寄せておいて
退院前に提出するなどの指示がありました
夫はもちろん 私も何回か経験がありますが
入院が決まると緊張しますね



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