長い間 コロナによる 外出自粛。
家には 90代の両親がいる。
私が ぼやきたいところ、いつも 先に ぼやかれる。
最近の二人は ぼやく 気力もなくなったのか?
おとなしくて やりよくなった って 思っていたら・・・
母は、真冬のウールのズボンに 長袖上着で「暑くない!」
って 言い張る。
父も いつまでも 暑苦しい服を 着せられている。
両親の洋服を 全部 整理して、(もう 着れなくなった物も 沢山
あるのに 「一枚も 捨てんといて!」と 叫ぶ 母。 )
あらためて 『二人とも 歳をとったなぁ 』なんて思いつつ、
何とか 父に 夏服を着せて、まずは 救出。
しょっちゅう 見張っていないと、クーラーも 消してしまう
母には 困ったものだわ。
そこで、週に 2回、開店一番の スーパーに 買い物に 連れ出す
ことにした。
「しっかり 歩いてね!」って 言っても、うろうろ歩く 父は
合格!としても、 母は すぐに 行方をくらます。
探し出すと、いつも 隅の方で さぼって 座っている。
困ったものだわ。
でもまあ、そんなこんな しているうちに、父は 運動不足
の解消に、母は ボケが 少しましに なったようだ。
私は どこへも行けずに、家で これといって してみたいことも
なし・・・
まあ、年寄りの世話でもなかったら、一日中 ゴロゴロして さらに
ブツブツと ぼやいているかも しれないなぁ。
まあ、ラジオ体操でも してみようか って、やってみたら、
なんと、階段が トントントン と 軽やかに 降りれた。
あれ? 私、もしかして まだ 若いのかも・・・? と。
もうこの歳なんだから、じゃ ないやん!
まだこの歳なんだから、もっと 何でも 出来るんじゃないの?
時間も 沢山 あることだし・・・
自分に 体力がある間に・・・
自分に 余力がある間に・・・
ちょっとだけでも 夢中になれることでも あったら、これからも
きっと もっと 幸せやんか・・・
ボッーと してたら あかん! ぼやいている 場合では ないわ!
多分 タイムリミットは 近いんやから・・・!