今、作っている ワードのテキストは、日本の美しい情景が 目に浮かぶような
歌、俳句、和歌、詩 などをテーマにしているのだけれど、作り進めていくうちに、
俳句にしても、和歌にしても、詩や小説にしても、書く人(作る人)は、一字一句に
相当なこだわりを持っているんだな・・・と、改めて 思った。
それも、半端なこだわりではなく、異常なこだわり なのかもしれないと・・・
私は 単純に 情景に感動し、 もっとも自分の気持ちに近い言葉を探して
当てはめているんだろう・・・ くらいに思っていたけれど。
文学は、言葉の芸術とも言えるし、魔法とも言える。
驚喜であり、狂気であり、凶器であるとも 言えるかもしれない。
人を狂わせることもあるんだ!
考えてみれば 芥川龍之介、三島由紀夫、川端康成は 自殺。
その真意は 計り知れないけれど・・・
調べていくうちにも、
島崎藤村は、兄の娘を 妾あつかいし 子供まで生まれたのに、そんな関係から
決別したいと、小説「新生」で その関係を暴露。 勝手なもんです。
おかげで姪の 島崎こま子は 日本にいれなくなって 台湾に渡ったとか。
そんなに 小説が大事か?って言いたくなります。
三好達治は、若いころから憧れていた 萩原朔太郎の妹を 40歳を過ぎてから、
自分は 離婚をしてまで なかば 強引に妻としたのに・・・
少しの 言葉の行き違いから 彼女が 血だらけで 警察へ逃げ込むほどの暴力三昧
したという。
何じゃ、それは?!
だんだん 腹が立ってくる・・・
また それを、朔太郎の娘 萩原葉子(三好達治にはずいぶん恩を受けているのに)
が、夫婦の生活の様子を見たこともないのに、尾ひれをつけて 達治の激しい暴力の
様子などを暴露する本「天上の花」(三好達治抄)を出版するところなんかも、
普通では考えられない 仁義なし!な 世界なのかも・・・
自分さえ 良ければいいの? です。
まあ、平安時代の和歌は、上手下手に 生活がかかっていた・・・ という事情も
あったでしょうが・・・
素晴らしい和歌が詠める姫は、それだけでも 香しいわけですからね。
歌が下手な姫は、お声もかからないわけですものね。 気の毒に・・・
でも、もしかしたら 気のいい姫は ブスで、要領のいい ええ格好しいな姫が
香しかった ということ かもしれない・・・(ちょっと 言い過ぎかな?)
外国でも そうなのかしら・・・
まあ、俳句や和歌は ないでしょうけどね・・・
夢は夢っ! 形のない世界もある!
そんな中では 生きていけないでしょう?
ちょっと ため息・・・
芸能レポーター気分 にもなりきれず、ちょっと もう飽きてきて 嫌に
なってしまっている 私は やはり 凡人 なのですわ。
文学には あまり 縁がなさそうです。
寄り道しないで さっさと テキストを作ってしまいましょ・・・