Lamborghini Miura interior Sr4
Miuraの内装復元記録の第4弾になります。
今回からダッシュボード周りの復元に入りますが、実はMiuraのダッシュボードは縫製が凝っていまして
難しい車種の一つです。
それは非常に造形が複雑で、ほとんどの角を色違いの糸で強調するようにダブルステッチで仕上げて
あるからです。
この年代の面白いことは ダブルステッチの幅がデザインを担当した会社によって幅に違いがあります。
ピニンファリーナ約7㎜幅で縫製して、対するベルトーネは狭いラインの5㎜のダブルステッチをもちいます。
これは次の年代の308GTbと308gt4でも7mmと5mmはばです。
話が少しそれましたので元に戻しますが、Miuraの凝った造形のダッシュボードを仕上げるには 次の
写真の様に沢山のカットした素材が必要になります。
これらを順に縫製してゆくわけですが、この年代の内装パーツは原則的に一台に一個となっており
現代車の様に部品に互換性がありません。
同系車種の部品を隣の車から外しても 互換性はないのが普通です。
各部品にはボディーナンバーの三桁数字が打ってあり、これはランボールギニーもフェラーリも同じです。
つまりその車に合わせて加工して取り付けますので、削り合わせた車のボディー番号3ケタを打ってあります。
ファイバー製品にはアルミのプレートを取り付けてあります また スチール製品には直接打穀で
番号が入っています。
かくパーツの風化したウレタン等を綺麗クリーニングしてからいよいよ作業開始になります。
実際の作業は次回に入ります。
ひき続いてミウラの再生記録を連載いたしますので、楽しんで頂けましたら幸いです。
クラシックカーは文化財で芸術品 是非大切して下さいね。
自動車内装 及びレザー製品のご相談はhttp://www.foxhead.co.jp 又はinfo@foxhead.co.jpまでお気軽にご相談ください。
Miuraの内装復元記録の第4弾になります。
今回からダッシュボード周りの復元に入りますが、実はMiuraのダッシュボードは縫製が凝っていまして
難しい車種の一つです。
それは非常に造形が複雑で、ほとんどの角を色違いの糸で強調するようにダブルステッチで仕上げて
あるからです。
この年代の面白いことは ダブルステッチの幅がデザインを担当した会社によって幅に違いがあります。
ピニンファリーナ約7㎜幅で縫製して、対するベルトーネは狭いラインの5㎜のダブルステッチをもちいます。
これは次の年代の308GTbと308gt4でも7mmと5mmはばです。
話が少しそれましたので元に戻しますが、Miuraの凝った造形のダッシュボードを仕上げるには 次の
写真の様に沢山のカットした素材が必要になります。
これらを順に縫製してゆくわけですが、この年代の内装パーツは原則的に一台に一個となっており
現代車の様に部品に互換性がありません。
同系車種の部品を隣の車から外しても 互換性はないのが普通です。
各部品にはボディーナンバーの三桁数字が打ってあり、これはランボールギニーもフェラーリも同じです。
つまりその車に合わせて加工して取り付けますので、削り合わせた車のボディー番号3ケタを打ってあります。
ファイバー製品にはアルミのプレートを取り付けてあります また スチール製品には直接打穀で
番号が入っています。
かくパーツの風化したウレタン等を綺麗クリーニングしてからいよいよ作業開始になります。
実際の作業は次回に入ります。
ひき続いてミウラの再生記録を連載いたしますので、楽しんで頂けましたら幸いです。
クラシックカーは文化財で芸術品 是非大切して下さいね。
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