父が愛用していた年代物のロレックスを譲り受けることになった。1970年頃のパーペチュアル デイトジャスト。オーソドックスなデザインは35年経った今でも古さを感じない。おまけに狂いもなくちゃんと動いている。どちらかと言えばクルマや機械は古いものより新しいものに興味があるほうだが、この時計は大切にしたいと思った。ロレックスのような機械式ウォッチは油切れすると歯車の磨耗が進むため、3~4年に一度は部品をばらして注油が必要らしい。最後のメンテナンスからもう10年経過していることを聞き、ネットでオーバーホールをする店を探した。そのいくつかにメールをして、一番対応のよかった店に宅急便で送った。