Meg's sanpo diary from Yatsugatake

愛犬メグと歩く八ヶ岳山麓散歩日記

日経にこんな記事が

2006年09月20日 | 日記・エッセイ・コラム

女神湖ミーティングのあった9月18日の日本経済新聞にこんな記事を見つけた。

060918nikkei

『イタリア車のアルファロメオは楽器である。エンジンの回転を上げると「ボロロロ」と心地よい排気音が薪ストーブの中で踊る炎を思わせる。走りの性能というよりも、音に惚れ込む愛好家は日本にも多い。

ドイツの職人から面白い話を聞いた。アルファロメオ社には門外不出の「アルファサウンド」秘伝があり、設計者は音響学を使って図面を引く。加速や馬力の検討は二の次らしい。イタリアの連中の発想はちょっとズレてる。ラッパ作りじゃあるまいし。だからドイツ車に負けるんだ。確かに音はいいけどさ、と。

そのイタリアの景気の雲行きが怪しい。ユーロ高が輸出に響き、指標は鈍化を暗示する。・・途中省略・・

イタリアの独創的なモノ作り文化を象徴するアルファロメオは80年代に業績が悪化し、フィアット社に吸収された。それ以降も自由な開発が許され、現行車種まで魅力的な「サウンド」を鳴らしつづけている。誇り高いドイツ人も心の底ではイタリア工業に憧れる。次に来る景気の荒波も巧みに乗り切ってほしい。』

これを書いた人、アルファロメオと薪ストーブが好きなんだな。(^_^)