Meg's sanpo diary from Yatsugatake

愛犬メグと歩く八ヶ岳山麓散歩日記

治療法

2015年08月24日 | 日記・エッセイ・コラム



巨大食道症と誤嚥性肺炎

どちらも字をみるだけで手ごわそうな相手ですが

まずは肺炎の治療から始めることになりました

しばらく通院してネブライザーの薬剤吸入と

抗生剤の注射をして肺の炎症をおさえ

消耗した体力の回復を待ちます


巨大食道症はいくつかの原因が考えられるため

肺炎がおさまってからその原因を探り

治療法を決めることになりました

ただし、現状では口から入った食べ物

飲み物は食道が動かないため胃に送られず

すべて吐いてしまい、栄養がとれません


犬の食道はその姿勢からして水平なので

人間のように垂直にすれば、流動性のあるもの

なら重力で落下して食道を通過し胃に入ります

そこで犬の上体を起こした姿勢で食べさせて

しばらくその姿勢を保ち

食べ物を胃に流そうというわけです

食べてる時だけその姿勢を保つのは

なんとかできそうですが、その後30分以上

そのままの姿勢でいるのが大変そうです



今朝のトワです(8/24)

昨夜、その垂直食事法(私が勝手にネーミング)で

ヤギミルクを飲ませてみました。ミルクなら上体を

起こして飲ませれば胃に入ってくれるはず

吐くなよ、吐くなよ・・と祈るような気持ちで

見てましたが、1時間たっても吐きませんでした

よかった~

それまでトワの胃に何も入れることができず

途方にくれていたので

これならまだ生きられると確信しました



30キロあった体重が27キロとなり、

顔まで痩せて見えますが、

3日ぶりにお腹にミルクが入って

トワに笑顔がもどりました



垂直食事法のあと、食べ物が胃に落ちるのを

待ってるところです

トワはお遊び気分なのかうれしそう(笑)