残月がやがて消えていく間にも、私の日常生活の中に何か一瞬の輝きを求めて写真を撮っています.
49日が過ぎて上品で柔和な
義母の魂までもあの世に
旅立ってしまった。
あの世でも現世と同じ
ように幸に過ごして下さい。
合掌
永訣の朝 (宮沢 賢治)
きょうのうちに
とおくへいってしまうわたしのいもうとよ
みぞれがふっておもてはへんにあかるいのだ
(あめゆじゅとてちてけんじゃ)
うすあかくいっそう陰惨な雲から
みぞれはびちょびちょふってくる
*(あめゆじゅとてちてけんじゃ)
以下略
*みぞれをとってきてくれませんか
母校の花巻高等女学校の教鞭をとっていた
妹のトシは賢治の唯一の理解者であった。
(あめゆじゅとてちてけんじゃ)は亡くなる
前日に賢治に頼んだ言葉。(享年24才)
雪(三好達治)
太郎を眠らせ、
太郎の屋根に雪降りつむ。
次郎を眠らせ
次郎の屋根に雪降りつむ。
市場で白いイチゴを見つけた。
珍しかったので買って帰って
食べてみた。たしかにイチゴの
味とほんのり甘酸っぱい味がした。
要するに見た目の如く、淡白なイチゴ
という感じ。