残月録

残月がやがて消えていく間にも、私の日常生活の中に何か一瞬の輝きを求めて写真を撮っています.

冬の予感

2021-12-28 10:23:23 | 日記
写真を日本画風に仕上げてみました。







ある時、余命幾ばくも無い売れない老いた画家がいました。
彼は命が尽きるまでに、せめて一枚でも人に感動を与える
絵を描きたいと常々思っていました。

若い女の患者さんが若いドクターに聞きます。
「先生、あの枯葉の最後の一枚が落ちたら、私の
 命は尽きるのでしょうね。」
若いドクターは答えます。
「いいえ、あなたはそれまでもちません。」
(ここまでは前回のブラックジョーク)

そして秋は深まり、ついに最後の枯葉一枚になり、
いよいよ命尽きる時がきたかと、
患者さんは思いました。
ところが最後の一枚の枯葉はなかなか落ちないで、
ついに冬を越し、春を迎えました。
若い女の患者さんはドクターの
予想を裏切りすっかり元の元気を取り戻しました。
落ちなかった最後の一枚の枯葉は病室の窓から
見える壁に描かれたいたのでした。

それだは皆さん良いお年を!

公園の手品師

2021-12-22 17:11:12 | 日記


     公園の手品師 
   作:宮川哲夫 曲:吉田正

鳩が飛び立つ公園の
銀杏は手品師老いたピエロ
薄れ日に微笑みながら
季節の歌を
らららん らららん らららん
歌っているよ
貸してあげよかアコーディオン
銀杏は手品師老いたピエロ

雲が流れる公園の
銀杏は手品師老いたピエロ
口上は言わないけれど
慣れた手つきで
らららん らららん らららん
カードを撒くよ
秋が行くんだ冬が来る
銀杏は手品師老いたピエロ

風が冷たい公園の
銀杏は手品師老いたピエロ
何もかも聞いていながら
知らん顔して
らららん らららん らららん
すましているよ
呼んでおくれよ幸せを
銀杏は手品師老いたピエロ
銀杏は手品師老いたピエロ

フランク永井が低音で初老の孤独を
切々と歌ったこの歌は、歌謡曲は低俗と
思っていた若者の間にも流行ったな。

令和3年サヨナラ紅葉

2021-12-19 16:35:01 | 日記














契りおきし させもが露を命にて

あはれ今年の秋も往ぬめり
        
     藤原 基俊

 紅葉を求めて写真を撮っていたが、突然の大雪情報。
大阪では未だに紅葉していないカエデがあるのにな。
考えてみたら5日後はクリスマス。
急いで今年の紅葉の写真を出します。




紅葉散策

2021-12-16 11:49:14 | 日記

         慶沢園


          大仙公園


           慶沢園

このコロナ渦で、合併症を有する高齢者が感染すればひとたまりもありません。
病気を恐れているわけではないのですが、ただ呼吸困難で苦しむのが
一番嫌です。それ故に近場で人のいないところで写真を撮っています。
家に居る時間が長いため自分で写真展をしました。