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立て続けにガンダイスの記事をアップしていますが・・・
久しぶりのトレードをきっかけに、自分の持っているガンダイスをいろいろ見直していると、当時の事を忘れていることが多いのに気づきました。
公式HPも参考になるHPもネットで見つからない今、自分が作るしかない!と勝手に思い、色々と調べ直しております。
お金もないし、緊急事態宣言で外にも出れない今、自宅にある物だけで遊べるのはありがたいことですね。
「ネットに出た情報は一生消えない」と、子供たちに注意する文はよく見ますが、我々の様にニッチな情報を求める者にとっては、デジタルやネットがいかに不安定で儚い物か、よく知っています。
昔、あれだけ参考にして楽しく見ていたHPやブログも、今はもう二度と見る事が出来ない・・・
このブログだって、いつまで存在するか分かりません。
私自身の問題の可能性もあるし、gooがブログサービスを廃止する可能性だってあります。
しかしながら、全貌のつかめない20年も前の玩具について、一つぐらい同好の士にとって参考となる情報源があっても良いのではないか?と思い、この世できっと15番目位に「無駄なこと」を実行している訳です。
さてさて、そんな整理と検証と思い出し作業をしてて、小札絵(ガンダイスのブースターに封入されているミニカード)を整理していた所・・・ある謎にようやく気付きました。
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こちらが小札絵。
上の列は、ブースター1に封入されている4枚と、ガンジキ、ガンブクロに付録で付いている小札絵です。
下の列はブースター2に封入されているものです。
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この小札絵、基本的にGB-〇〇〇という通し番号で管理されているはずなんですが、確認すると番号が重複してるんですよ。
上列はGB-017からGB-022、下列もGB-017からGB-022です。
最初はGBはブースターごとの管理番号で、全体の通し番号はどこか別にあるのか?とも思ったんですが、そんな番号も無さそう・・・
で、ようやく気が付いたんですが、上列の4枚は裏面のテキストが、一人で遊ぶ方法について書かれており、小札絵本来のキャラ紹介やゲームでの特殊能力については書かれていません。
それぞれの表面にはイスルギ、雹蛇炎竜、ギダン、鋼式竜が書かれていますが、このキャラの設定カードは別にあります。
なので、ブースター2が発売され、キャラが増えた時に、このブースター1の4枚は「なかったこと」にされ、しれっとGB-017を天眼・大力王から続けたんだと思います。
しかし、さらなる管理ミスというか見落としがあり、ガンジキ、ガンブクロのGB-020とGB-021は重複してしまったと考えます。
紅蓮のイスルギの横に書かれた「017」のキャラクター番号が、下段の天眼・大力王にも書かれているのがその推論の裏付けです。
ちなみにこの後のブースター3、ブースター4では重複なく、きちんと通し番号GBで管理されているようです。
こういう細かい検証事項が多いんですよねぇ・・・
ガンダイス核のコアダイスのカラーバリエーション数とか。
まあ、知っていた方もいるのかも知れませんが、自分は混乱しましたよ。
そして、今回トレードした、たくおさん(@Takuo_Justice)からこんな御写真が!!
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トレードでお譲りしたミステリーストーンの緑版妖布を、ご自身でリペイントしたのだとか!
もともとひび割れたようなディティールが有るのを活かし、布では無く大理石風に仕上げられています。
他の色の彩度も高く、とても鮮やかな印象です。
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こっちがオリジナルの妖布。
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ちなみに妖布は妖族ですが、他には南蛮天狗しか妖族はいません・・・
コレクションとして集めるだけじゃなく、こんな楽しみ方も有るんですねえ。
在庫過多でダブついているスターターのガンダイスも、こんなリペイントで遊んだら楽しくなりそうです!
そして更にたくおさんからこんな画像も。
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眼魔部分の分解状況です。
透明なレンズパーツを外すと、中には目が印刷された厚紙が挟んであったそうです。
厚紙は直接印刷されている訳では無く、薄いフィルムに印刷された物が貼り付けてある感じだそうです。
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さらに海外版のJAGUN FIGHTERSの眼魔部分を分解したところ、こちらはレンズパーツの裏に直接塗装で塗られている感じだったとの事。
今まで、ずっとガンダイスの構造を勘違いしていました!
印刷された白いボール(球体)をPVCパーツで挟み込んで、レンズカバーを付けているんだと勝手に思い込んでいました。
どんなガンダイスも貴重で、分解しようなんて今まで一度も考えた事の無い自分にとっては割と衝撃です。
なるほど、考えてみたらボールを挟み込むなんてコストがかかり過ぎますよね。
そして、これを知って、さらに二つの事が推測出来ました。
一つは、以前にトレードで手に入れた謎の目のガンダイスは、目の印刷紙のテスト作成で使われた試作品だったのだろう,という事。
この時代は、アクションフィギュアブームの末期という事もあり、中国工場から試作品や原型が横流しされる事例も沢山ありましたからね・・・
そして、もう一つは「ガンダイスのカラーバリエーションになぜクリアー成型が無かったか?」です。
そもそも商品デザインとして、自分が勘違いしていた様に「中に目玉が入っている」風に見えるデザインにしているので、もしクリアー成型で眼魔が「ネタバレ」したら、ちょっとショボく見えちゃいますもんね。
という訳で、いろんな方の協力を元に、細かい部分の検証が着実に進んでいます。
それでも、まだ良く分からない事がポロポロ出てくるのがガンダイスなんだよなぁ。
引き続き、誰得なガンダイスのアーカイブ化を進めて行きます!!
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