キャンプやアウトドアが好きな人なら、店頭で見かけた事が有るかもしれません。
鹿番長ことキャプテンスタッグのバッファロー送風機です。
いわゆる「ふいご」の類ですね。
薪ストーブユーザーなら、この手のふいごを使っている人もいるかと思います。
バッファロー送風機は名前のごとく、牛の柄が書かれた派手な赤い外見です。
私が持っている物はキャプテンスタッグのロゴが書かれていますが、実はここの部分は販売時期によってバリエーションがいくつかあります。
本当は自分が欲しかったのはキャプテンスタッグのロゴが無くバーベキューと書かれたバージョン。
ネット注文して届いたのがこの写真のバージョンでした。
このアイテム、今はファイアーブラスター(火吹き棒)が主流になり、誰も使っているのを見た事が有りません。
オマケにこのキャプテンスタッグ製のは空気漏れやらで性能も悪く、初めて見た人にはウケますが、実用性となると・・・
自分も買って数回だけしか使わず、倉庫の奥に眠っていたので、思い切って改造する事にしました。
まずは色変えです。
100均のカラーニスを塗りたくって色を茶色にしました。
あちこちに隙間があって空気が漏れていたので、エポキシ樹脂接着剤をパテ代わりにして隙間を埋めています。
同じく、100均で買った水性ペイントを使い、フリーハンドでレタリングをしてみました。
もともと、バッファローとロープが書かれたウエスタン風なのが気に入っていたので、書く文字もちょっとウエスタンを意識してみました。
鉛筆で下書きを行い、何度か塗り重ねて修正し、どうにか文字っぽくみえるようになりました。
それでも近くで見ると、ヨレやハミダシが激しいですが・・・
それこそ西部開拓時代なんかは、こういう飾り文字の看板を手書きで書いていたわけですからねぇ。
当時の職人はすげえなぁ。
現代でも車のペイントなんかをするピンストライプ書ける人とか、憧れますねぇ。
ついでに、グリップ部分に穴を開けて、ぶら下げるストラップを付ける事にしました。
この写真はお試しで麻紐を通しています。
んで、穴を開けてから失敗に気付いたのですが・・・
パタパタ開け閉めする二つの板ですが、ぶら下げて収納している時にはピッタリ閉じておけるよう、ストラップは留具を兼ねる物にしようと思いましたが、板に開けた穴が一つだと、ストラップが抜け落ちてしまう事に気付いたんです。
小さな穴を二つ開け、それぞれに一本の紐を通せばよかったのですが・・・
しかし、もう穴を開けてしまったのだから仕方がありません。
手元にあった鹿の角を輪切りに薄くカットして、ボタンを作ります。
これを革紐に通して、端側を本体の板に通します。
大きな結び目を作れば、革紐が抜け落ちる事がありません。
使わずにぶら下げておく時には、輪っか側をもう一枚の板に通すことで留め具として機能するようになります。
性能も、空気漏れを防いだらかなり使いやすくなりました!
まあ、さすがにメインで使う道具ではないですが、これを自分のサイトに下げておけば、看板代わりになって目立ちますね!
動画でも紹介!
フイゴを改造する
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