NERFが国内でトイザらスが取り扱いを始めたのが2008年なので、もうすでに14年が経っています。
今回は、そのNERFが国内で展開されるより前に、BANDAIより発売されていたシューティングトイのレビューです。
実は2006年の発売当時にもブログで記事にしていたのですが、最近になって再入手したので再掲載する事にしました。
BANDAI スピンガンナー 2006年の商品です。
同型色変え商品が4種、スペアの弾、ターゲットシートが2種、そして後発のロングバレルバージョンが色違い2種、とホビー系玩具としては短命に終わった商品で、当時からほぼ人気はありませんでした。
パッケージ裏面を見ると、どんな玩具かが直感的にわかる、シンプルなデザイン。
煽り文句がなかなか厨二病的でイカしますね。
側面もなかなかイカします。
「まず、撃て!」
そう、現代社会に足りないのはこういう精神なんだよなぁ
正式名称として、バレル(銃身)部分は「シュートユニット」、本体フレームは「スピングリップ」という名称になっています。
カラーは4種ありますが、すべて同じ形で性能の違いはありません。
シャイニングVSダークネスという、男児大好きな設定。
そして、当時の小売価格は998円!しかも消費税率5%!
パッケージだけ見ると15年前の商品とは思えないのは自分だけですかね?
まずはシリーズの最初の商品(とは言え実際は4種同時発売でしたが・・・)の「01シャイニングブルー」
中身はブラスター本体と、弾となるジェットリングと呼ばれるプロペラが3個、説明書が入っています。
2006年当時に買った物は、2度の引っ越しでいつの間にか消えておりまして・・・ネットオークションで久しぶりに購入しました。
ブラスター本体は経年劣化で黄変が激しく、本来は白ベースですが、ほぼアイボリーカラーになっています。
ブルーの模様やエンブレムに経年劣化は見当たりません。
この辺がシールではなく塗装になっているあたり、当時の玩具って豪華だよなぁと懐かしくなってみたり・・・
グリップの上のあたりにある三角のボタンを押すと、銃身部分がすっぽりと抜ける構造になっています。
ちなみに、プラスチックの黄変については色々な原因や対策なども言われていますが、こちらの品はパッケージ写真を見て頂いて分かるように、中身が日光に当たる事はありません。
単純に経年だけで黄変しているのですが、シュートユニット(バレル)の半分のパーツはなぜか全く変色していません。
遊び方はシンプルです。
まずは銃口部分にジェットリングをセットします。
ご覧のようにそれぞれに凹凸があるので、安易に外れたりする事はありません。
この状態でジェットリングを回し、中のバネを巻き上げてチャージしていきます。
回すたびにガチガチ、ガチガチと音がしますが、一定量を回すとガチンッ!と一際大きな音が鳴ります。
これで発射準備は完了です。
あとはトリガーを引くと、ジェットリングが勢いよく回転し飛び出します。
飛距離はちゃんと図ってないので分かりませんが、完全な水平発射でも10m以上。
少し仰角をつけて無風の状態なら、20m近く飛びます。
取り外したシュートユニット部分の後ろにはボタンが存在します。
これがジェットリングのリリースボタンです。
トリガーを引くと、スピングリップからこのボタンを押すためのポッチが出る仕組みになっています。
ちなみに、シュートユニットとスピングリップはアクセサリーレールで接続されていますが、NERFのレールとの互換性はありません・・・
実はシュートユニットとジェットリングがあればスピングリップが無くても遊べてしまいます。
この手のひらサイズの発射機構でNERF以上の飛距離が出るので、ブラスターに取り付けるサブウエポン的な改造にも使えるかもしれません。
今回はオークションサイトで他の色もまとめて購入したので、一応のレビュー。
まあ、色が違うだけで性能差も何も無いんですけどね。
こちらが「02 シャイニングレッド」
これまたシャイニングブルー同様に黄変が凄いのですが・・・
ブルーではシュートユニットの片側のパーツのみ黄変していましたが、レッドは見事にすべてが黄変しています。
カラーリング的には統一感があるので、コッチのほうがむしろ良いかも知れません。
黄変を戻す方法として、過酸化水素水や漂白剤を使う、や日光に晒す、など色々と言われていますが、劣化ナシで完全に元の状態に戻す技術は今のところ無いようです。
プラ劣化の危険もあるとすれば、このようなシューティングトイを無理に白に戻す必要はないと言えます。
特にシャイニングレッドなら「アイボリー×レッド」の暖色系で違和感は無いと思います。
そしてこちらが「03 ダークネスグリーン」
ミリタリー系というにはちょっと鮮やかすぎる緑色。
シャイニングブルー&レッドは、本体カラーは白で各場所のエンブレムだけが青or赤でしたが、ダークネスグリーン&ネイビーは本体カラー自体が緑or紺で、エンブレムは銀色です。
一応、配色も逆転させているんですね。
付属のジェットリングも、シャイニングではシルバーだったのが、ダークネスでは黒になっています。
なんとなく黄色がかっているように見えるので、これも黄変はしているのかも知れませんが、シャイニングよりは退色を感じません。
もしこれから手に入れるとすればダークネスの方が良いのかも知れませんね。
シュートユニットを取り外し、カスタマイズする事をメーカーでも推奨していたのですが、特にバリエーション展開があった訳ではないので、他の色のシュートユニットを付け替える事ぐらいしかカスタマイズの幅はありません。
この辺が短命玩具の悲しさですねぇ。
良くできた玩具なのに知っている人が極端に少ない不遇な玩具ですね。
ボンボンやコロコロで取り上げられた形跡もないし、確か当時刊行されていた玩具雑誌「クアント」に載っていたくらい?
NERFファンが増えた今なら、こういうシューティングトイも受け入れられると思いますね。
NERFと言えば、同じような構造のブラスター「スイッチショット」がありましたね。
こちらは発射機構のあるバレル部分を外し、Wiiコントローラーを差し込んで使うことが出来ました。
オークションサイトを見ると、今回入手しなかったダークネスネイビーも有るんですよね。
ロングバレルも2種ありますが、こちらはなかなか出回っていないようですね。
発射機構が長くなっている分、ちょっとだけ飛距離が長いんです。
正直、今回入手した物も経年劣化含めいつ壊れるか分かりませんし・・・いっぱい買いだめしておきたい気持ちにはなりますが、時の流れは無常です。
スピンガンナーは、NERFとはまた一味違う爽快感を感じられる素晴らしい玩具なので、みなさんにもおススメしたいのですが・・・物が売ってないですからねぇ
今回は、そのNERFが国内で展開されるより前に、BANDAIより発売されていたシューティングトイのレビューです。
実は2006年の発売当時にもブログで記事にしていたのですが、最近になって再入手したので再掲載する事にしました。
BANDAI スピンガンナー 2006年の商品です。
同型色変え商品が4種、スペアの弾、ターゲットシートが2種、そして後発のロングバレルバージョンが色違い2種、とホビー系玩具としては短命に終わった商品で、当時からほぼ人気はありませんでした。
パッケージ裏面を見ると、どんな玩具かが直感的にわかる、シンプルなデザイン。
煽り文句がなかなか厨二病的でイカしますね。
側面もなかなかイカします。
「まず、撃て!」
そう、現代社会に足りないのはこういう精神なんだよなぁ
正式名称として、バレル(銃身)部分は「シュートユニット」、本体フレームは「スピングリップ」という名称になっています。
カラーは4種ありますが、すべて同じ形で性能の違いはありません。
シャイニングVSダークネスという、男児大好きな設定。
そして、当時の小売価格は998円!しかも消費税率5%!
パッケージだけ見ると15年前の商品とは思えないのは自分だけですかね?
まずはシリーズの最初の商品(とは言え実際は4種同時発売でしたが・・・)の「01シャイニングブルー」
中身はブラスター本体と、弾となるジェットリングと呼ばれるプロペラが3個、説明書が入っています。
2006年当時に買った物は、2度の引っ越しでいつの間にか消えておりまして・・・ネットオークションで久しぶりに購入しました。
ブラスター本体は経年劣化で黄変が激しく、本来は白ベースですが、ほぼアイボリーカラーになっています。
ブルーの模様やエンブレムに経年劣化は見当たりません。
この辺がシールではなく塗装になっているあたり、当時の玩具って豪華だよなぁと懐かしくなってみたり・・・
グリップの上のあたりにある三角のボタンを押すと、銃身部分がすっぽりと抜ける構造になっています。
ちなみに、プラスチックの黄変については色々な原因や対策なども言われていますが、こちらの品はパッケージ写真を見て頂いて分かるように、中身が日光に当たる事はありません。
単純に経年だけで黄変しているのですが、シュートユニット(バレル)の半分のパーツはなぜか全く変色していません。
遊び方はシンプルです。
まずは銃口部分にジェットリングをセットします。
ご覧のようにそれぞれに凹凸があるので、安易に外れたりする事はありません。
この状態でジェットリングを回し、中のバネを巻き上げてチャージしていきます。
回すたびにガチガチ、ガチガチと音がしますが、一定量を回すとガチンッ!と一際大きな音が鳴ります。
これで発射準備は完了です。
あとはトリガーを引くと、ジェットリングが勢いよく回転し飛び出します。
飛距離はちゃんと図ってないので分かりませんが、完全な水平発射でも10m以上。
少し仰角をつけて無風の状態なら、20m近く飛びます。
取り外したシュートユニット部分の後ろにはボタンが存在します。
これがジェットリングのリリースボタンです。
トリガーを引くと、スピングリップからこのボタンを押すためのポッチが出る仕組みになっています。
ちなみに、シュートユニットとスピングリップはアクセサリーレールで接続されていますが、NERFのレールとの互換性はありません・・・
実はシュートユニットとジェットリングがあればスピングリップが無くても遊べてしまいます。
この手のひらサイズの発射機構でNERF以上の飛距離が出るので、ブラスターに取り付けるサブウエポン的な改造にも使えるかもしれません。
今回はオークションサイトで他の色もまとめて購入したので、一応のレビュー。
まあ、色が違うだけで性能差も何も無いんですけどね。
こちらが「02 シャイニングレッド」
これまたシャイニングブルー同様に黄変が凄いのですが・・・
ブルーではシュートユニットの片側のパーツのみ黄変していましたが、レッドは見事にすべてが黄変しています。
カラーリング的には統一感があるので、コッチのほうがむしろ良いかも知れません。
黄変を戻す方法として、過酸化水素水や漂白剤を使う、や日光に晒す、など色々と言われていますが、劣化ナシで完全に元の状態に戻す技術は今のところ無いようです。
プラ劣化の危険もあるとすれば、このようなシューティングトイを無理に白に戻す必要はないと言えます。
特にシャイニングレッドなら「アイボリー×レッド」の暖色系で違和感は無いと思います。
そしてこちらが「03 ダークネスグリーン」
ミリタリー系というにはちょっと鮮やかすぎる緑色。
シャイニングブルー&レッドは、本体カラーは白で各場所のエンブレムだけが青or赤でしたが、ダークネスグリーン&ネイビーは本体カラー自体が緑or紺で、エンブレムは銀色です。
一応、配色も逆転させているんですね。
付属のジェットリングも、シャイニングではシルバーだったのが、ダークネスでは黒になっています。
なんとなく黄色がかっているように見えるので、これも黄変はしているのかも知れませんが、シャイニングよりは退色を感じません。
もしこれから手に入れるとすればダークネスの方が良いのかも知れませんね。
シュートユニットを取り外し、カスタマイズする事をメーカーでも推奨していたのですが、特にバリエーション展開があった訳ではないので、他の色のシュートユニットを付け替える事ぐらいしかカスタマイズの幅はありません。
この辺が短命玩具の悲しさですねぇ。
良くできた玩具なのに知っている人が極端に少ない不遇な玩具ですね。
ボンボンやコロコロで取り上げられた形跡もないし、確か当時刊行されていた玩具雑誌「クアント」に載っていたくらい?
NERFファンが増えた今なら、こういうシューティングトイも受け入れられると思いますね。
NERFと言えば、同じような構造のブラスター「スイッチショット」がありましたね。
こちらは発射機構のあるバレル部分を外し、Wiiコントローラーを差し込んで使うことが出来ました。
オークションサイトを見ると、今回入手しなかったダークネスネイビーも有るんですよね。
ロングバレルも2種ありますが、こちらはなかなか出回っていないようですね。
発射機構が長くなっている分、ちょっとだけ飛距離が長いんです。
正直、今回入手した物も経年劣化含めいつ壊れるか分かりませんし・・・いっぱい買いだめしておきたい気持ちにはなりますが、時の流れは無常です。
スピンガンナーは、NERFとはまた一味違う爽快感を感じられる素晴らしい玩具なので、みなさんにもおススメしたいのですが・・・物が売ってないですからねぇ
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