2023年も終わりを迎えようとしております。
なんだかんだと今年も色々な玩具を買い、遊びましたが、今年の最後の最後に発売されたおもちゃがこちら。
バンダイのユニトロボーンシリーズ、ドラゴンラビットです。
干支をモチーフとしたロボットは過去にもありますが、日本ではパロディ的なものが多く、ちゃんとした変形ロボット玩具となると中国で作られている物がほとんどです。
なので、これは珍しい日本メーカーの干支ロボと言うことになりますね。
いや、まさかマシンロボ系統で干支ロボが出るとは・・・
もはや説明不要ですが、2023年は兎年。
そして2024年は辰年。
この二つが「アリエナイ合体」ならぬ「オメデタイ合体」をします。
ユニトロボーンは、ちょっと組み合わせが不思議な2体が合体する事がコンセプトですが、他の商品では合体する二つの物の大きさがかけ離れている物が結構あります。
しかし、今回の2体は大きさのバランスも非常に良いですね。
ウサギと言えば白で表される事が多いですが、今回はおめでたさを強調するためか、合体後のロボは「黄金色」とされています。
そして、おもちゃ好きならご存じだと思いますが、プラスチック成型色で金色を表現するのには黄土色を使われることがほとんどです。
このウサギは、その黄土色成型色が逆に良い方に作用しており、茶毛のウサギとしてまとまっています。
合体ギミックの為、あちこちに分割線はありますが、全体のプロポーションもちゃんとリアルなウサギになっています。
動物単体ではギミックも何もありませんが、耳だけは可動するので若干表情が変えられます。
また、合体前の準備としても耳を下げておく必要があります。
こちらがドラゴン。
ドラゴンとなっていますが、東洋竜の長い体のデザインです。
身体に纏った炎がポイントですね。
裏面のビス穴が目立つのが気になりますが、これは仕方ありません。
こちらもギミックはありませんが、体には2か所の関節が有るので、体をくねらせたようなポーズが可能です。
頭部のアップ。
口は開閉可能です!!
これです!僅かなギミックですが、パーツは増えるし組立手間も増えますが、これが有るのと無いのだと、遊ぶ楽しさが全然違うんですよね!
ウサギの上面にあるジョイントと、ドラゴンの胴体中央部にあるジョイントを合わせて合体させます。
ユニトロボーンの特徴の一つである自動変形ですが、ドラゴンラビットはここまで展開します。
ここから足を展開し、頭を上げる事でロボットの完成となります。
完成したロボット形態。
公式では「ゴールドボディで忍びきれない忍者ロボ」と説明されています。
拳部分には六角形のジョイント穴が開いています。
おそらく、他のユニトロボーンの手持ち武器なども持てるんだと思うのですが、手持ち武器付きのユニトロボーンは未所持なので分かりません。
ロボの顔ですが、ユニトロボーンでは音符の形のグルグル目が共通でしたが、今回は音符型には見えないくらいアレンジされています。
また、音楽で合体する設定なので、目の音符以外にも、イコライザーを思わせる模様があるのもユニトロボーン共通となっています。
ドラゴンの鱗は忍者の鎖帷子に見立てられていますが、胴体周りにも鎖帷子を思わせるディティールがあります。
ユニトロボーンは合体後も関節可動がほとんどありません。
ドラゴンラビットは肘部分が可動するので、若干のポーズ付けが可能です。
まあ、昔のマシンロボ600だって、変形以外はろくに手足も動かなかったですからねぇ。
右腕のドラゴン頭部は独立した自らの意志で話し、炎を吐き出す設定です。
左腕の尻尾もロボット時の武器になっていますね。
ユニトロボーンの売りの一つ、集めて自分だけのアリエナイ合体を楽しむ、というのがあるので、カクタストータスの亀を出してきました。
童話の「ウサギとカメ」です。
ただ、合体させると、どちらも頭、胴体、足を構成する変形なので、なんだか訳のわからない物が出来上がります。
シリーズ全体でのジョイントの位置とか、ロボットの分割での部位担当とか、もう少し共通性が欲しいですね。
アップルロブスターなど、きれいに上半身、下半身で合体できるものは互換性がありますが、それ以外の物はそもそもパーツ同士が干渉してジョイントをはめ込めない物もありますから。
さて、干支モチーフの合体ロボと言うことで、自分の好みにはバッチリはまるのですが、果たして来年末にも同コンセプト商品は出るのでしょうか・・・
正直、シリーズ自体が存続しているか分からない・・・いや、今までのバンダイ商品を見ている限り、続かないような・・・
もう年末とかの需要を気にせず、来年中にどんどん他の干支を出して欲しいですね。
もちろん、互換性のあるデザインで!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます