「はるかのひまわり」が咲きました。
夏休みに整備した中庭に、学校のシンボルとして、『はるかのひまわり』をペインティングしました。
「はるかのひまわり」・・・
阪神淡路大震災でなくなった加藤はるかさん(当時小学校6年生)が飼っていたハムスターのえさのひまわりの種が、その夏に花を咲かせました。はるかちゃんと同級生で、とてもなかのよかった娘さんがあった藤野さんが、「はるかちゃんのうまれかわりや」と。
神戸の町の片隅に咲いたひまわりは、震災で多くのものを失い、絶望しかけていた人々の心に一筋の光を与えました。
この「はるかのひまわり」の種が、翌年の春から、仲間と共に蒔かれ、花を咲かせました。
そして、それは、その後、日本各地へ、世界各国へと広がり、東北でも、本校でも、日高東中校区でも・・・。
阪神淡路大震災から16年。
震災で学んだことを風化させないためにも、「ひとりひとりの命の大切さ」を常に感じて生活していくことができるようにとの願いで、6年生37人全員が協力して描き上げてくれました。
後片付けも丁寧にしてくれる姿からも、最高学年としての自覚を感じ、またひとつすばらしい足跡を残してくれたなと、大変うれしく思います。
「校長先生、ひまわりの種をもらえませんか?」と6年生男子。
「来年植えたいんです。」
とてもうれしいことばです。
みんなで大切に大切にしていきましょう。
今日は、あいにくの天気となっていますが、
5・6校時に、3年生が社会見学で「マックスバリュー」に。
13:00から、6年生が日高東中学校に授業・部活見学に。
5校時は、4・5年生がプールへ投入する「EM菌」作成のご指導にご来校いただきます。