≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

千葉に行った。 (工房からの風)

2007-10-21 16:59:28 | 行った話(展覧会以外)
↑↑「東京に行った。」から続く。

千葉の弟の家に行くも、弟には会えず。
出張中なんであった。 なんだか泥棒のような気分。
寂しい一夜を過ごし、明くる朝は昨日買い込んだパンやビーンズサラダやチーズを食べ、
 市川のコルトンプラザで開かれる「工房からの風」展を見に行く。
というか、今回上京してきたのは、これが目的。
せっかくだからついでに、都会を見てガツンとやられに行っただけさ。

今までわたしの行ったことのあるクラフト展は、
 前回わたしが出品した「創造の森・上野村フェスティバル」と「群馬の森クラフトフェア」しかないのだが、
「工房からの風」の動員数は、圧倒的に多い。
出展者のやる気もとても感じられる。
地の利ももちろんあるのだろうが、創造の森や群馬の森の運営側を少しだけ知っているので、
「工房からの風」の運営側がしっかりしていることがよく分かる。
作家を呼ぶ側って、大変なんだよねぇ。

来年、はまだちょっと厳しいかもしれないが、あと数年のうちにはぜったい出品したい、と心に決めました。


 そして、今回山奥からわざわざ出てきた最大の目的は、磯敦子さんのワークショップ「綿の手紡ぎ」。

 わたしは洋風の糸車でウールを紡ぐことは習ったので、その要領で何とか木綿の糸を紡いでいる。
もう少したまったら、布に織ってみて、将来的にはやっぱりシャツにしたい、と思っている。
でも何しろ初めてなので、こんなんでいいのだろうか、だいじょうぶなんだろうか、
という疑問がいつでもついて回る。
結局自分自身で試行錯誤をするしかない、と腹はくくっているものの、
やっぱり出来ることなら、一度くらいは人が綿を紡いでいるところを見たいのだ。

そして、その絶好の機会がやってきた!
出してみたい、と思うクラフト展を下見できる上に、糸紡ぎも教わることが出来るなんて。

 教えてくれたのは、スピンドルを使う糸紡ぎの方法。
全然うまく出来ない。
ウドンみたいな、甘撚りのスラブ糸。 わたしが糸車で作っている糸と、全然違った。
こういうのでも、いいんだ!! 眼から鱗。
というか、用途に合わせて糸を作るから、こんなウドン糸ならやっぱりマフラーでしょう。
勉強になりました。

磯敦子さんは、ネットで綿の糸紡ぎを調べれば、必ずヒットしてみんなにリンクされる存在。
夏木マリみたいな美人でした。
↑上の写真は、ワークショップの机の上。
 茶綿の種を頂きました。

ワークショップで買った、柿の木でできたスピンドル。
(こんなの作れるのに、と夫にいわれたが…。)


この日は池袋に少し寄っただけで、まっすぐ(?)帰った。
都心を離れるにつれ、家に近づくにつれ、夜の闇が濃くなっていく。
群馬の山奥に越してからいつの間にか、夜が暗くて静かなここに帰ってくるとほっとするようになった。
根無し草だと自分では思っていたが、秋のこの季節には鹿の鳴くここがふるさとになりつつある。

ごちゃごちゃでもうるさくても、やっぱり我が家はくつろげるものだ。
子供たちよ、ありがとう。 夫よ、ありがとう。

 心を新たに、創作に向き合おうと心に決める も、ブログを書いて時間が過ぎる。


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