我が家の真打ち登場です。 ツルバラです。
1934年アメリカ、Horvath作。 ロサ・セティゲラというアメリカの原種の血が入っています。
ロング・ジョン・シルバーといえば、スティーブンソン作 『宝島』 に出てくる、のっぽの海賊のことです。
バラにこんな名前を付けるのは、変わっていると思います。(特に、こんなバラには!)
合点がいかず、結局頭から読み直しましたが、やっぱり分からなかった。
固い枝がどんどん伸びるので、なかなか扱いが大変です。
花は遅咲きで、他のバラが一段落してから (もしくは次が咲き始めてから)、やっと咲き始めます。
見てのとおり、花弁がぎっしりの純白の花を房に咲かせます。
ちょっとパウダーっぽい、大人びた香りが漂います。
↑6月19日撮影。
6月11日撮影。
とにかく高いところで咲くので、なかなか顔を近づけることが出来ません。
6月12日撮影。
花弁がぎっしりで、蕾はまん丸です。
そのせいか、特に房の最初に咲く花は、花弁が多すぎるのか元が裂けてしまい、
イザヨイバラのように花の一部が欠けたようになることもよくあります。
6月14日撮影。
これは、何とか下のほうに枝を持ってきて咲かせたもの。
ラズベリーや、クレマチスとごちゃごちゃになっています。
6月14日撮影。
これは玄関の上を通って、反対側の方で咲いたもの。
細かい葉はアスパラガス。 ブルボン・クイーンの花びらが乗っている。
見えているバラの茎も、ブルボン・クイーン。
6月17日撮影。
ほとんどの花は、こうして見上げなくてはなりません。
後ろのピンボケの蕾の房が分かりますか?
とにかくたくさん蕾が付きます。
でも、全部咲かせることはできないようで、いっぱい蕾が落ちてしまいます。
最初の数年は、育て方が悪いのかしら、養分が行き渡っていないのかしら、などとがっかりしましたが、
何年経ってもこうなので、こういう品種なのだ、と諦めています。
昔ティッシュでお花を作ったのを思い出しました。
こんな表現で申し訳ない・・・^^;。
草木にうといわたしでも感動ものです。
ありがとうございました~!
ふかふか重厚ですてき~
ほんと、花は素敵なんですよ。
あのトゲトゲでびゅんびゅん伸びる茎と格闘しなくてすむなら、
素直に喜べるんですけどね。
ティッシュの花というと、小学校の運動会や、お楽しみ会を思い出します。
このバラは房咲きなので、ひとつひとつの花は、そんなに大きくないんですよ。
5~6cmくらい。