≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

博物館明治村へまた行った。その6(札幌電話交換局)

2023-04-20 17:34:16 | 展覧会に行った話
博物館明治村へまた行った。その5(六郷川鉄橋、他) よりつづく

前回はスルーしていた 明治村の2丁目 をチェックする。まずはとっつきの石造りの四角い建物だ。  ←明治村HP (札幌電話交換局)
入口の庇の緑青の色がアクセントになっている。


花型のレリーフ(花紋)が素敵だ。
1階と2階の境に帯状に突出した飾りを 胴蛇腹 というらしい。花紋の上のちょっと突き出している部分とセットなのか。


キャプション。高価な交換機を火災から守るために地元産のを石材を用いて建てられたのだそうだ。そういえば、宇治山田郵便局舎の切手倉庫も防火対策がしっかりしていたなあ。




中の展示。電話交換局らしく古い電話交換機や電話機が展示されている。
これが かかってきた通話を電話交換手が手動で繋ぐ交換機。これはまだかわいいタイプで、もっと大きくなった。その後、自動になる。


電話のかけ方についてのキャプション。通話する人たちがいきなり直接話すわけではない。電話交換手が取り次ぐ。電話交換手のお仕事はけっこう気を遣いそうだ。とくに「開いた番号のパネル」を見落としそう。
通話を始めるのはこのキャプションの手順なのだろうが、通話はどうやって切るのだろう?交換手がケーブルを戻さなければならないからな。切れたらランプがつくか消えるかして交換手がケーブルを戻す?






デルビル磁石式甲号卓上電話機(旧式)。


キャプション。台から上は優雅だが、銅線?の接続やベルがむき出しで無骨だなあ。
ハンドルを回して発電させる仕様。






デルビル磁石式甲号卓上電話機。側面。むき出しだった部品が箱に収められた。装飾が美しい。


取っ手の金属のレリーフもいいなあ。掃除はしにくいだろうけれど。


正面の写真も一応撮ったのだけれど、逆光のコントラストが強くて、修正できなかった。電話機の説明写真には不適当だが、シルエットも気に入ったのでこのままアップ。すみません。




   博物館明治村へまた行った。その7(東松家住宅) へつづく




 

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