「工房の風」展のワークショップでスピンドルによる糸紡ぎを習った ときに、
撚り止めの方法も教えてもらった。
それで、しばらく前に紡いで綛上げ (かせあげ) してあった糸 を撚り止めすることにしたのだ。
青いのがリサイクルジーン入りスライバーを紡いだもの。
薄めの茶色は緑綿を紡いだもの。(緑なのは収穫してしばらくで、どんどん褪せていってしまう。)
茶綿はまだ撚り止めしていない。
糸紡ぎはまだ試行錯誤中で、経糸 (たていと) にしても切れない糸、というのを目標に、
がんがん撚りをかけていったせいか、なんというか、すごく撚りがきつくかかっている。
びゅんびゅんごまを引っ張るみたいな、強い力がなければ全然まっすぐになってくれない。
本を見たりすると、多少 きつめに撚りがかかっているようでも、撚り止めすればあまり気にならなくなる、
とあるので、煮たあとの綛を干すときに、どんどん重りをぶら下げてみた。
しかし、それでもちれちれと縮んでしまう!
ああ、困った!!
生乾きのまま、木枠に巻き取って、何とか伸ばしている状態がこの写真↑。
確かに丈夫な糸にはなっていた。
木枠に巻き取るとき、一度も切れなかったから。
リサイクルジーン入りの糸は、すごくかわいい!
しかし、すごく困った点を発見してしまった。
濡れている/湿っているときに触ると色移りするのだ。
指先が青くなってしまった。
こんなんじゃ、「堅牢です」なんていえないぞ。
あ~あ。 このまま置いていても、使うときにはまたちれちれになってしまうんだろうか?
木枠ごと煮るか蒸すかした方がいいんだろうか?
(木枠が壊れないかしら?木のあくで糸にしみが付かないかしら?)
よく見ると撚りの角度は45°にもなっている。
確かにねぇ、これは撚りのかけすぎかもしれない。
うーん、でも、とにかく布にしてみなければ、なんともいえないぞ!
前向きに検討しよう。
とはいえ、今ある機はシャツ地の経継ぎ (たてつぎ) を待っている状態で、他の糸を入れたくないし、
実は実家に自由学園の小さい機 (学園手機) が置きっぱなしになっているので、
正月に行ったときに持って帰ってきて、それでサンプル織りをしよう!
新しいことに挑戦するときは、やたらと思考があっち行きこっち行きする。
アルストロメリア‘コトパクシー’。
花持ちもよく、春・秋と2回満開になるし、複雑な色がきれいで大好き。
ただ、香りがないのがねぇ…。
右の蔓はニガウリのもの。
ネージュ・パルファムというバラ。
今回はカップ咲きに咲いた。
ハイブリッド・ティの割りに、やさしい雰囲気がするので、とても好き。
名前の通り、よい香りがする。 少しスーッとする香りが混ざっている。
玄関脇のジャングルはこんな感じ。
赤い実は、ブルボン・クイーンというバラのもの。
もしゃもしゃしているのは、アスパラガス。
手前の細くて明るい葉は、鉢植えのレモン・バーベナ。
綛を無理やり水に押し込んで(棒で押さえて)水から煮ました。
それで重石を下げて干したんですけれど、それでもちれちれが取れなかったんです。
ちれちれしたままで使えるんでしょうか?
同じような撚りの糸がまだあるので、双糸にしてみようかしら、とも考えています。
強撚糸を使った布も面白そうですし。
何はともあれ、使ってみないことにはなんとも、とは思っているんですけれど、
機が来年になってしまうのが歯痒いです。
びっくりしました。
工房からの風でWSに参加してくださったんですね。
以前からたまにブログには寄らせていただいて
いました。
撚りが強いとのことですが
撚り止めはかせで大丈夫です。
木枠は必要ありません。
私は撚り止めのあと脱水して
濡れたままかせあげしています。
初日に少し早めに帰られたかたでしょうか?
間違っていたらごめんなさい。