育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



ヘアケア製品で痛みやすい毛になる

痛んでいる髪の毛の人が本当に多いです。それも女性の多いのが特徴です。男性は髪の毛が短いこともあり、表面的には痛みが分かる人はほとんどいません。女性の場合、髪の毛が綺麗な人のご相談を承ることはほとんどありません。

なぜ髪の毛が痛むのかと言えば、ご自身本来の中身の詰まった毛を作られなくなっているからです。小学校の頃や中学校の頃の髪質を思い出して下さい。どんな女性でも綺麗な髪質をしていたと思います。ところが年を重ねるに従い、おしゃれをするようになり、髪の毛をいじり始めてシャンプーやトリートメント・コンディショナーを使い始めると、気が付いた時に髪の毛が痛んでいることが多いはずです。

シャンプー等のヘアケア製品

多くの人が使っているシャンプーやトリートメント等のヘアケア製品は、洗い上がりと乾かした後に仕上がりを綺麗に魅せる為に作られています。

ここで一つ不思議に感じることがあります。それは、ほとんどのシャンプーはトリートメントとセット売られているし、何の疑問も感じずにセットで購入してセットでお使いになっていることです。

洗い上がりが良いのなら、セットで購入する必要はないはずなに・・・・。ふしぎです。

不思議なことですが、実は当然なので。多くの人がお使いになっているシャンプーは洗い上がりや櫛通りを良くする為に、活性剤が髪の毛の表面を覆うように作れられていて、それが髪のキューティクルを痛めてしまい、かつ髪の質も悪くするのです。トリートメントはその痛みを隠す為にキューティクルを塞ぐのです。

だから乾かした後に仕上がりが良い感じになるのです。こんなことを続けていると、これらのことは頭皮にも同じようにしていることになるので、お肌がメイクとクレジングで老化度が進行するように、頭皮が弱って老化度が進行し、血行が悪くなり、栄養が十二分に髪の毛に行き渡らなくなります。その上、毛母細胞の働きも落ちるので、中身の詰まっていない粗造化した毛しか作られなくなっていくのです。

一生懸命に髪の毛を綺麗にしようと市販のシャンプーやトリートメントを使えば使うほど、髪の毛を痛め・痛みやすい粗造化された毛しか作れなくなっていくのです。

カラーが追い打ちをかける

そんな状態なので、若くても白髪が増えてくるので、カラーを頻繁にする必要が出てきますが、皮膚より硬い髪の毛に染料を入れ込むので頭皮にはとても強い負担を定期的に与えることになります。

染料を入れ込むときに髪の毛を痛め、頭皮も同時に痛め、結果さらに痛みやすい毛しか作られなくなり、最後に細い毛しか作れなくなって成長期が短くなっていく毛が増えて薄毛になっていくのです。

そんな髪質になってしまうと、カラーを入れても思ったような色に染まらなくなります。毛が染まるのは毛の組成分であるアミノ酸が染まることなのに、そのアミノ酸が痛んでいるか少なくなっているからです。
ほとんどアミノ酸が流出してしまっている場合には、色がなかなか入らなくなります。

だから、髪の毛の痛みの激しい人は薄毛になっているのです。今現在薄毛でなくても、髪の毛の痛みが気になる場合には、今のヘアケアの習慣やカラーの習慣を改めないと、いつか必ず薄毛になっていくでしょう。
ご注意ください。



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