つい最近お電話を頂いた方の主張です。
『人の悩みに付け込んで商売しているなんて許せない』
私には、こう言った考え方を持つ人の考え方が理解できませんでした。
何故?
それは、ほとんどの商売=仕事は、何かの悩みや不満を解消するからこそ、成り立っているからです。
このブログを読んでいる人は、どこの誰で、何をしている人かは知りません。
でも、お金を払って電車には乗りますよね。
何故?
目的地まで「歩いて行っていては間に合わない」とか「歩いて行くだけの時間がない」とか「歩いていては疲れてしまう」とか、不満や悩みがあるからですよね。
だから、それを解消してくれる電車にお金を払うのです。
だれも、こんなことに文句は言いません。それが、当たり前になっているから。
ところが、「情報はタダ」とか「教えてもらうことがタダ」とか思っている人が多いのは事実です。
そりゃ、学校に行って学ぶのに、自分で費用を出している人は少ないから。
病院にしても、保健医療ならほとんど費用はかなりませんよね。今は自己負担が増えましたが。
普通は、保護責任者の方が全て負担しています。保険なら健康保険に加入している人が負担しています。だから、情報や教えてもらうこと、相談することはタダだと勘違いしてしまっているのでしょう。
このような発想から抜け出せない人からすると、私のように「相談料を頂きます」としていると、「なんてひどい人だ。人の悩みに付け込んでお金を取るなんて」ってことになるのでしょうね。
それなら、「あなたの仕事は何ですか?」と私は聞きたいですね。
ボランティアだけで、生活しているのでしょうか?
実は、薄毛で悩んでいる人には、このような発想をする人が多いのです。自分のことしか見えていないのですね。
自分のことしか見えていないから、悩みが深かったりします。それほど心配する必要のない状態なのに、悩みだけは非常に深く深刻なのです。
そして、このような人に限って、無料の情報に踊らされて「毛を無くさなくても良いのに無くしてしまっています」。
そして、最終的に行くところが無くなって、私のところに相談にいらっしゃった時には、「時すでに遅し」で取り返しの付かないところまで進行しているのです。
そうならないよう必要なところ・時には、必要なだけの費用を使いましょうね。
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