育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



やっぱり手作り育毛液(剤?)は危なかった!

先日、とうとう手作り育毛液(剤?)で、頭皮を駄目にしていたご相談者がいらっしゃいました。以前にこのブログでも「危ないですよ!」と告知していたのですが、それが現実になった次第です。

キダチアロエとみかんをお使いになっているようで、ヤフーオークションに作ったものが出品されているようです。おー怖!

手作り育毛液(剤?)は危ないだけでない

当然、頭皮が駄目になってしまうのですが、それ以上に恐ろしいことになる可能性が出てきます。
それは、体内に抗体ができる可能性があること。

可能性なので、絶対ではありませんが、皮膚に異常が出るようになると、その中の成分に対する抗体ができるようになってきます。これが、怖いわけです。

天然由来の成分が入っているものが使えなくなる

抗体ができると、同じ成分に触れたときに、激しい抗原抗体反応がおきます。所謂免疫反応と言うやつです。体がその成分を排除しようとするので、ケアどころの話でなくなります。

手作り育毛剤が危ない理由

手作り育毛剤が危ないのは、精製されていない成分をそのまま使うからです。要は、不純物だらけのものを頭皮に塗布することになり、また腐敗しやすいので、腐ったものが皮膚に付着するようになるわけです。

頭皮に異常が出ると、その中の何がしかの成分に対する抗体が出来あがる可能性が出てきて、それが長期に渡れば渡るほど、可能性が向上していきます。

抗体が出来てしまうと、通常の化粧品や医薬品でも使えないものが非常に多くなり、後悔しても後の祭りになります。

どうして化粧品は薬事法で制限されているか?

化粧品を作る場合、化粧品の製造者として認可を受けなければなりません。それは、安全な化粧品を作れないと健康を害する人が多発するからです。

また、日本にはPL法と言って、製造物責任を問える法律があり、化粧品の製造者も例外ではありません。
上記のヤフーオークションでは、「ご使用は自己責任でお願いします」と言ってはいますが、製造して販売している限り、こう言った逃げの文言は全く意味がありません。

これらを作って、販売している限り、化粧品製造者に認可が必要ですし、PL法による責任が発生します。
手作り育毛液により、ひとたび被害者が出たときには、作り手は犯罪者になりますし、PL法により慰謝料や治療費等の損害賠償責任を問われるしで、ろくなことがありません。

被害者が出なくても、作って販売している限り、薬事法違反により刑罰の対象になり、前科一犯の犯罪者になるわけです。
日本国民である限り、「知りませんでした」では通らないのが、法治国家である日本なのです。

買う側にも問題ありですが、売る側にはもっと大きな問題ありだと思います。

頭皮が駄目になって(抜け毛は急激に減ります)は意味がないので、このブログの読者の方々は、ご注意下さいね。実際に、頭皮が真っ赤になってご相談にいらっしゃったのですから。

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