薄くなってくると多くの人は、「薄い部分に発毛させれば薄毛が治る」と思って、発毛効果の高い育毛剤を使うようになります。
これって、育毛の歴史が始まってから今まで多くの人が挑戦し、多くの製品が発売されてきましたが、それでも薄毛人口は減らずにかえって増えています。
(以前にも書きましたが、これはあくまでも私が25年間多くの人の髪を見ての目視によります。きっちりとしたデーターがあるわけではございません。)
私のところへの相談が増えていますから、実際に増えていると思います。
発毛率○○%で薄毛を治せた人はいますか?
治っていれば、このblogを見ることもないかと思いますが、発毛効果を謳う製品や血流促進や血管拡張作用の強い育毛剤が発売されればされるほど、ご相談内容がひどくなっていきます。
ご相談内容がひどくなっているのは、「頭皮の異常さがひどい」と言うことです。
過去の歴史とこれらの事例を見ていると、どうも発毛しても薄毛は治らないのでは?と考える方が正しいように思います。
と同時に抜け毛を無くしたがる人もいますが、どうして発毛と抜け毛を無くすことを同時に行えると考えるのか、私には理解ができません。
が、現実にはここ1週間のご相談者には、「発毛すれば薄毛が治る」「発毛させて抜け毛を無くしたい」と言う希望を述べる人が4名もいらっしゃいました。
どうも、症状だけを見て、その症状を治せば結果が出ると考えている人が多いのです。
極端な例で申し訳ないですが、ガンになるのはガン組織が出来ている症状が出ているのです。当然ガン組織を取り除けばその場はガンは治ったかに見えます。では、再発しないかとなると、その為の養生が必要でちゃんとしないと再発するのです。
症状そのものを取り除くことも大事かもしれませんが、ガンが発症する根本的なところから良くしないと、ガンは治らないのです。
薄毛も一緒です。この辺よ~く考えたケアを採らないと本当に毛を無くしますよ。
ご注意を!
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