【薄毛の要因は「あなた」にあり】
薄毛の原因を考えずに、もしくは男性ホルモン=テストステロン=ジヒドロテストステロンや加齢・ホルモンバランスに決めつけるのはおかしな話で、そこばかりに意識がいくと思考停止してしまい本質に辿りつけません。
実際、私がご相談を承っていると、一つや二つの要因ではなく、何個もの要因が積み重なって原因を作っていることが多いです。その結果として、血行不良や代謝低下・酵素の働き低下が起こり、その結果を表しているのが薄毛だと言えます。
男性ホルモン・加齢・ホルモンバランス・5αリアクターゼ2型の影響も、いろんな要因が積み重なった結果ではないのか?と思える事例がとても多いです。
【プロペシア・フィンペシアが効かない】
ここ3年4年くらいは、プロペシアやフィンペシアと言った、フィナステリド系の飲む育毛剤を長期で飲用している人のご相談ばかりになってきた。ご相談がおっしゃる内容はほぼ同じで「最初は効果があったが、飲み続けていても効果が出なくなっていく。体調も悪いような感じだし、副作用も嫌なので止めた。」か「1年飲んでみたけど全く効果はなかった。」に大別されます。
中には、10年以上飲んでいらっしゃる人もいます。
これらのご相談者の方々に共通するのは、ほぼ全ての人が薬を使わなくても良いのなら使いたくない・飲みたくない、と思っていることです。
今日も「1年飲んだけど効果はない」とおっしゃる方がご相談に見えました。
見てみると、誰が見てもAGA=男性型の薄毛と判断するように、左右の生え際がM字に5センチくらい後退しているのです。通常フィナステリド系の飲む育毛剤は、こんなハゲとか薄毛に効くはずなのに、この方の場合は駄目だったのです。
よ~くお話をお聞きしますと、この方の体質と若い頃のヘアケアに問題があったのです。そうなんです。その方の体質が皮脂を取って髪を綺麗に魅せるヘアケアでは弱りやすかった為に、毛細血管の末端にある生え際が血流不足を起こしていった結果、生え際から毛の育ちが悪くなっていったのですね。
たぶん、この方の本当の問題は体質と習慣にあったのですから、そこを改善するべくケアをしていれば、毛を無くさずに済んでいたかもしれません。
【飲むミノキシジルタブレットに効果はある】
また、60歳代の女性の方が2名昨週ご相談にお越しになりました。この方々は、どちらも美容外科に通ってミノキシジルタブレットと女性用の育毛用の栄養剤のような薬を処方されていました。お二方とも同じことをおっしゃっていました。「薬を飲み続けなければならないことに疑問を感じた。」でした。
それで薬を止めたら、元に戻ってしまったらしいです。
こんな女性のご相談がとても多いのです。薬に効果はあっても、ご自身に効果がないのですから当然の結果です。
このお二方の要因は、元々皮膚が弱いタイプだったのに、頭皮を綺麗にしてカラーを頻繁にしていたことでした。結果として頭皮が弱って血流不足・酵素の働き低下・代謝低下で抜け毛が減っていたのですから、薬で効果があっても限界があります。
薬が永遠に効き続ける為には、あなたの体に薬の作用を生かす力がずっと存在し続ける必要があります。ところが、薬の負担に体が弱っていくので、使えば使うほど薬が効かなくなっていくのです。
当然、途中で止めれば元に戻るだけで済む人もいれば、飲み始めた時よりも毛が無くなる人もいます。
ですから、もう少しご自身のことや習慣について知って欲しいですね。そして、それに合ったケア法を採って欲しいものです。
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