【フケが出ていて痒く頭皮が赤黒い】先日お越し下さった女性の話。
一見脂漏性湿疹に見えそうな症状だが、本当に脂漏性湿疹なのか?少々不安がよぎりました。
理由は痒みはひどくないし、湯シャンをしているからと言っても症状が悪化することなく、少し良い状態になっているらしいから。
でも実際上はケアに取り組んでみないと分からないので、脂漏性湿疹向けのケアに取り組んで頂きました。
ちなみに、今男性女性に関わらず脂漏性湿疹かも?と思えるような頭皮にしている人がとても多いです。
フケが出ていて・痒みがあって・頭皮が赤ければ、皮膚科で診察してもらうと100%の確率で脂漏性湿疹・皮膚炎と診断されます。
【標準的治療を妨げると罰せられる】日本の医師法では、医師でもない人が標準的な治療を受ける邪魔になるようなことをすると医師法違反で罰せられます。
ですから、「薬では治らないだろうなぁ」と思っても、普通は「まず皮膚科で診察して貰って下さい。その上で、ご自身で判断して下さい。」としかご相談者には言えないのです。
今のところ100%の方は、何件かの皮膚科を受診しても同じ診断で同じ薬が出るから、そして、薬を使っても治らないからと、ご相談にお越しになるので問題はありません。
【対症療法では治らない】薄毛にしても、脂漏性湿疹・皮膚炎にしても、対症療法では治りません。そればかりか、長期で対症療法に取り組んでいると治らなくなってしまいます。一時的に症状が治まったり、毛が濃くなることはあるのですが、薬を使わずに普通の生活を送れるようにならないのが恐ろしいところです。
何故、対症療法では治らないのかと言うと、出ている症状に対して処置をするだけで、本当の原因に対して処置しているわけではないからです。
症状を抑えるのには薬は効果はあります。症状を押さえているだけで良いのなら、薬を使うだけで簡単に抑えることが出来ます。そこには、ほぼ全てに副作用というものが付いてきて、その影響で治らなくなることが怖いのです。
そんな方がご相談にお越しになることがあるので、病院での治療って罪作りだなぁ!って感じますね。
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