ここ5年くらい、頭皮のかゆみ・フケ・皮脂でねっとり感を訴えるご相談者と効果を求めて毛を無くしているご相談者ばかりなんですよね。
なんでこうなるのか?ってご相談内容を拝見していると、見えてくるものがありました。
【抵抗力・回復力が弱い、体が冷えている】
これらの方に共通しているのが、体の抵抗力や回復力が弱い体質であったり(こんな人が薄毛になりやすい)、体が冷えて(体温が35度台以下)抵抗力や回復力が弱っている人なんですね。
体質的に皮膚の弱い人や心身の弱い人は、抵抗力や回復力が弱いので、薄毛にならないようなヘアケアの習慣や他の生活習慣を採らないといけないのですが、世の中にはそんな体質の方向けの化粧品は少なく、生活習慣を指導してくれるところが少ないです。
体が冷えている人も、体温が低いことに無頓着になっていて、薄毛になった時には、手軽に簡単に治そうとして、失敗してしまうのです。そして頭皮をトラブルだらけにしてしまうのです。
そんな方は手軽に簡単にウイッグや増毛に頼っている現実があります。TVや雑誌等のメディアでのウイッグや増毛のCMがどれほど多いかを見れば分かります。
【効果優先のケア方法を採っている】
本来、抵抗力と回復力が弱い人や体が冷えている人は、効果優先のケア方法を採ってはいけないのです。それは、効果とは刺激や作用を頭皮に与えると言う事なので、その作用や刺激に負けやすいのが、抵抗力・回復力が弱い人・体が冷えている人なんですよ。
刺激や作用に負けやすいだけで済めば良いのですが、効果が出ないだけでなく、皮膚表面や皮膚内部・心身に対しても作用が及ぶので、皮膚や体は自分を守ろうとする作用が働くのです。
具体的に言うと、ミノキシジル系の塗布薬の使用・フィナステリド等の医薬品の服用、美容外科での頭皮への成長因子や幹細胞の注射・ミノキシジルの注射・プラセンタの注射等々と、育毛サロンで良く行われている皮脂を取り育毛剤を効かすケア方法ですね。
確かに、この治療方法やケア方法で毛が増える人がいるのはいます。そんな方は、ここで記述しているのは、抵抗力・回復力が弱い人や体が冷えている人ではないことがとても多いです。
これらの方は、そんな治療方法やケア方法だと、頭皮や心身への負担が相対的に強くなるのです。
にも関わらず、ネットで調べるとミノキシジルの塗布薬・飲用薬、フィナステリド等の飲用、美容外科の検索結果、Yahoo知恵袋なんかでも薬の話ばかりですから、効果優先にならざるを得ないのでしょう。
先日ご相談にいらっしゃった方は、弊社でのご相談をお受けになった後「こんな方法があるなんて知りませんでした。お陰で何とかできそうな見込みが見えてきました。」とおっしゃりお帰りになりました。
【食習慣が悪過ぎる】
その方は、食習慣が悪過ぎたので、「まずはそこから取組み、自分のヘアケアの習慣を始め生活習慣自体を見直します。」とおっしゃっていました。
悪かった食習慣とは、朝昼晩と1日3食コンビニ食だったののですね。こんな食習慣だと、カロリーは摂れますが、タンパク質不足・ビタミン・ミネラル不足・フィトケミカル不足していて、細胞分裂で細胞を再生するものが不足しますから、そりゃ余り物である髪の毛が育ちませんね。
ヘアケアの習慣の第一はカラーで、あとは頭皮の皮脂を取り清潔にする習慣。それと体を動かすことをしていなかったので、できるだけ歩くことを心掛け、ご入浴はシャワーで済ましていたのを湯船に浸かる習慣が必要ですね。
こんな状態で育毛サロンに通い、頭皮を綺麗にして育毛剤を効かすケアをしていたのですから、さらに頭皮や心身に負担を与えて薄毛を進行させてしまうのです。
この方が「こんな方法があるなんて知らなかった。」とおっしゃっていましたが、世間の一般情報には、この方に向いた情報がないことと人の体が何で出来ているのか?を想像したこともなかったのでしょうね。
これらの習慣を続けることで毛が増えることもありますが、中々上手くいかない時もあります。そんな時は、弊社の出番ですので、ご遠慮なくご相談下さいませ。
【頭皮の内部が傷むから(かゆみ・フケ・皮脂・炎症)】
他のご相談者の方で、内科で効果があるからと成長因子や幹細胞の注射をしている方で、頭皮がかゆくなり、皮膚の角質が生成不良になり、ねっとりするような分泌が出ている人もいます(たぶん皮脂ではないと思います)。
かゆみが出るから悪いと思っている人が多いでしょうが、悪かった血行が良くなるだけでもかゆみを感じますし、頭皮が荒れているだけでもかゆみを感じます。炎症を起こしてもかゆみを感じ、何かが残留しているだけでもかゆみを感じます。
どのかゆみかを知ることで対処法が決まるので、その方にはかゆみの種類とフケの状態・赤いか赤くないかをお聞きしたところ、どうも皮膚の内部に傷を抱えた為にかゆみを感じているらしく、その為に分泌されている分泌物も傷が治る時に出るものではないか?と思われるような状態でした。
こうすれば良いだろうと、一応の助言をしていますが、反応の仕方次第ではケアの方法が少し変わります。
どうすれば良いのかは、下手に真似をすると症状が同じように見えても原因が異なると悪化することもありケアの方法も違ってくるので、ここでは記述しません。もし、同じような症状でお悩みの方は、一度ご弊社にご相談下さい。
【毛を育てる力を無くしている】
上記の通り、ご自分のタイプを無視して効果優先で取り組むことで、毛を育てる力を無くしている人がとても多くなっているように感じています。
FacebookやInstagramの育毛関係の広告を見ていても、そんな効果はあり得ないでしょ。と言うような広告が堂々と掲載されています。
たぶん、育毛のことを知らない人たちが、「売れたらイイや」と言うことを優先に広告を作って掲載しているののです。まあ、それだけ煽らないとクリックしてもらえないので、ありもしないことを告知しているのだと思います。
結果、そんな広告で惑わされて、毛の育たない頭皮・心身にしている人が多いのだろうなぁって思っています。
ご自分のことを知ることが第一です。その為の育毛相談を以下承っています。