育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



抜け毛は少ないのは毛の量が少ないこととイコール

このブログの検索ワードでも、ご相談者の相談内容でも、口コミサイトや果ては育毛剤の広告を見ていても、抜け毛に関する文言がとても多いです。
理由は分かります。薄くなるのは毛が抜けながら薄くなるからです。

でも、薄くならない時も毛は抜けているわけで、毛が増える時にも抜けながら増えるのですから、毛が抜けること自体は悪くも良くもないと言えます。

あまりにも、感情的になり過ぎている情報や感情を煽っている情報が多いが為に、思考停止状態になっている人が多いと言えますね。

ただし、抜け毛が多い少ないと言っても、とても個人差が激しく季節による増減も絡んでくるので、議論のしようがないと言うのが本当のところです。と言うことは、抜け毛の増加や減少で効果を計ることは不可能と言うことなのです。

本当に毛の本数が少ない人は抜け毛も少ない

毛の本数が少ない人は、抜け毛も少ないです。当然ですよね。抜ける毛が無いのですから、少なくなって当然です。反対に毛の量が多くて梳かないとセットできないくらいの人は、抜け毛の本数は本当に多いです。

相談室でお湯だけで頭皮を洗いますが、元来毛の本数が多い人は1回洗うだけで30本や40本くらい抜けます。前日の夜にも洗っていますから、相当抜け毛の本数は多いと言うことになります。
本数が多いのに、どうして相談に来るのか?と言うと、梳かないとセットできないくらいだったのが、梳かなくても良いくらいになると、これからどこまで本数が減るのか不安で仕方がないのです。だから、相談にいらっしゃるのです。

こんな人の抜け毛は、本数が多くてもたいてい同じような毛が抜けています。

危ない抜け毛とは

私が、相談室で頭皮を洗っていて「これは危ないな」と感じる抜け毛は、抜ける本数が30本40本はあり、抜けている毛が揃っていない場合です。

こんな人は、たいてい薬を使っていたり飲んでいたり、育毛剤の効果に頼るケアをしていたり、皮脂を取るケアをしていたり、脂漏性湿疹のような症状になっていたり、カラーを定期的にしていたりして、何らかの形で頭皮や体に負担を与えるようなことをしていた人ばかりです。

もっと危ないのは年配の女性に多いのですが、ずっと何年もの間目立った抜け毛がない場合です。年齢的なものと言われますが、そんなことはありません。

年配の女性ほど、長年定期的にカラーをしてパーマをして、普段からきっちり髪を綺麗に魅せる為のヘアケア製品で頭皮を洗っています。だから、毛が抜けないほどに頭皮の環境が悪化しているのです。

体は年齢を重ねて衰えてきているし、頭皮は病んでいるしで、何かがきっかけになって病んだ頭皮から育った病んだ毛は急激に抜け始めます。こんな場合は、生えている毛自体の老化度や病み度も激しいので、中々抜け毛の本数は正常に戻りません。「ハゲしまうのでは?」と感じるくらいまで抜け続けることもあります。

退職や引っ越しがきっかけになることもありますし、今までしていたカラーやパーマ・縮毛矯正がきっかけになることもあります。

こうならない為にも、美容院でのケアや普段のヘアケアに注意したいものです。
ちなみに、美容院でのケアが駄目だから、自分でするのが良いのか?と言えば、自分で自宅でするよりも、美容院でする方が少しはマシです。だれがやっても綺麗に染まるとか綺麗にできる、と言うのが一番危ないのです。

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