薬付けが病気を悪くするこれは、私が言っていることではない。新潟大学の安保徹先生が、そのご著書で「薬を止めれば病気は治る」と書いているのだ。
要は、慢性疾患に対しては、薬は疾患の症状を抑えることには有効だが、慢性疾患自体を治すことはできないのですね。
薄毛を病気と捉える、慢性疾患のようなものだから、フィナステリドで発毛はすれども、ずっと効き続けることはないと言うことなのですね。
実際、4年間フィナステリドを飲んでいたご相談者の方や2年間飲んでいたご相談者の方も、最初は良かったけど、続ければ続けるほど、毛は無くなっていきました。
止めて、薬の影響が無くなってきた頃に(1年以上かかるようです)、少しずつ毛は増え始めています。
問題は、薬の影響はその疾患だけに及ぶのではないこと「薬が違う薬を呼ぶ」場合がありますよね。それは、薬はその慢性疾患のみに影響を及ぼすのではなく、その疾患に関連する器官にも影響を及ぼすことで、別の薬が処方されることを言います。
薬を飲んでいる人で、一つだけの薬を飲んでいる人は少ないでしょ?最低2種類3種類飲んでいて、本当に多い人は5種類も飲んでいる人がいたりします。
フィナステリドだって一緒AGAの治療にフィナステリドが処方されますが、これだって一緒です。男性ホルモン抑制型の薬なんですから、男性ホルモンの支配下のあることにも影響が及ぶはずなんですね。
誰も、どんな影響があるのか?を言わないけど、私が聞いた限りでは、「体が冷えて仕方がない」「気持ちが塞ぎ込むようになった」「元気が出ない」等の血の巡りに余裕を無くすような副作用があるようだ(勃起不全や性欲減退も、この為だと思われる)。
どんな副作用が出るのか個体差があって分からないところが、こんな副作用は、その人の弱いところに出てくるものなので、特定できないことと、いつ出てくるか分からないのが怖いのですよ。
薬は基本的に毒だから、このことをよく知っている医師は、自分ではできるだけ薬を飲まないようにしているらしい。
例えは悪いけど、ヤクザが資金源として麻薬は売るけど、自分ではやらないのと同じような気がする。
ただし、言っておくけど、薬の全てが悪いわけでない。生死に関わることや慢性疾患でない病気や美容以外の病気なら薬は有効で必要な場合が多いです。
今回薬について書いたのは、あまりにも薬に対して安易に考えている情報が多いからです。
このブログは、最低でも週に1回は更新しているけど、直近の1週間の間にあったトラックバック先のブログに、あまりにも薬を簡単に考えたものがありました。
知らないことの怖さ。
単純にしか考えないことの怖さ。
これらを知って欲しいですね。
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