耳障りの良いものって、どうして危ないのでしょう?
良いことばかりの情報って、どうして危ないのでしょう?
それには、まずご自身の今の仕事に置き換えてみて下さい。
物を売る、情報を売る、家を売る、サービスを提供する、スペースを提供する、広告する、等々ご自身やご自身が勤める会社が儲からないと、“あなた”の給料が減ったり無くなったりするわけです。
個人で仕事をしているなら、仕事を取れないとか、情報や物が売れない場合には、生きていけません。
こう言う絶対的な前提条件があるのです。
広告なんかでも、メリットを目一杯に訴えて、デメリットはほんの小さい字で隅っこの方にかいているとか、メリットを得る為の条件は非常に厳しいのに、分からないくらいに書いているなんてことは良くあります。
これらは、書いているだけまだマシで、良心的です。法的な問題もあるので、大手の企業であれば、小さくてもデメリットは書いている場合が多いです。
ところが、ネット上の情報には、こう言った良心性のないものも多く、「自分さえ儲かればそれで良い」的なものが非常に多いのです。特に情報発信者が個人のレベルになってくると、法的な制限が及びにくいこともあって、「何でもあり」で順法意識は皆無の場合が多いです。
だから、耳障りの良い言葉の多いものは、“あなた”のことを思っているように感じても、基本的な考え方は、儲けることだけしか考えていないと言えますね。
私の仕事の関連の情報商材は、ご相談者から聞くところによると、どうもバイブル商法のようです。
情報商材の中で、効果云々を訴え、その商材の中で「この商品が良い」とか「この商品で良くなったので、私が格安で融通しますよ」とか「ここで売っているから紹介します」として自分が運営している通販ページに誘導したりとかしているようです。
これって、ちょっと前に問題になった「アガリクスがガンに効く」と本で訴えて、その本の中で買えるところを紹介しているのと全く同じです。
何故そんな方法を採るのかをよ~く考えてみて下さい。
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