【薄毛は病気か?】脱毛症って言葉をいとも簡単に使っている人がほとんどでしょう。だが、私は薄毛を脱毛症とは表現しません。理由は病気ではないからです。
男性の場合は男性型の薄毛と言い、女性の場合は女性型の薄毛と言っています。
抜けるのが病気なら脱毛症なんでしょうけど、普通の薄毛は抜けることが問題になるわけではありませんし。抜けることが薄毛に繋がる症状でもないからです。
ところが、世の中の医療の世界では、薄毛を脱毛症と命名しているのです。男性型脱毛症とか女性型脱毛症とかですね。まるで「抜けることが問題なのだ!」と言いたいようです(抜けることが問題になる本当の意味での脱毛症があります。円形脱毛症やびまん性脱毛症、脂漏性湿疹皮膚炎の脱毛症、細菌性の脱毛症等です)。
【病気のようにしないと薬を処方できない?】なぜ、そう言いたいのか?私の想像の域をでませんが、たぶん病気のようにして薬を処方したいのでしょう。
そう思っていたら先日の新聞の夕刊に「あたしの髪、 薄くなっちゃった」と言うタイトルで記事が出ていました。
記事の要約は
・女性でも30才代から髪が減り始める
・髪にはサイクルがある
・女性でも男性型脱毛症で薄毛になる可能性がある
・出産後にたくさん髪が抜ける
・男性ホルモンの影響による薄毛には治療薬(フィナステリド)があるが、女性には使用が禁止されている
・市販の育毛剤ではミノキシジルと言う成分が入った製品に医学的な効果が認められている
・髪に大事なのは血行。マッサージもある程度効果がある
・バランスの良い食事を
(東京医科歯科大学皮膚科主任教授、花王ヘアケア研究所主任研究員)
大学の教授やヘアケア製品のメーカーの研究者の方が記事の監修をしているのですが、本当に上記で良いのだろうか?と疑問に感じてしまいます。
それと、この記事の中に「女性でも男性ホルモンで薄毛になる可能性がある」と書かれている場合、近々女性向けの薬が発売される可能性があるんじゃないの?と裏読みしてしまうわけですね。
AGA治療での薬の売り上げが頭打ち気味のようですから、次のターゲットは女性じゃないだろうか?なんて邪推してしまうのです。
【理由を書いていませんからね】例えば、なぜ30才代から女性の髪は薄くなるのか?なぜ女性なのに男性型脱毛症になるのか?肝心な部分が抜け落ちているのです。
出産後にたくさん抜ける理由を記述しているのだから、上記の2つの理由が書かれていてしかるべきですよね。でも書かれていない。
血行とかマッサージとかバランス良い食事が必要なのを記述しているのは、ありきたりのことでも対策を書いておかないと記事にならないからです。
大学の教授や研究者の方が書いているのだから、もっと研究現場から分かった普段の生活での対策が書かれているでは?と期待した私が悪かったですね。
いずれにしても、薬が有効で医学的に効果が認められているのを訴えたいのでしょう。ミノキシジルで痛い目にあっている人がとっても多いのに。
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