え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

ミスタームーンライト 1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢

2023年02月01日 | ドキュメンタリー
2023年 日本(配給:KDDI、WOWOW) 102分 ドキュメンタリー
監督/東考育
出演/高嶋弘之、高橋克彦、湯川れい子、財津和夫、加山雄三、浦沢直樹
   黒柳徹子、奥田民生、尾藤イサオ、松本隆、ミッキー・カーチス

(0点)個人の感想だがそういう映画だと覚悟が必要?爺さんが喋るだけのドキュメントお題はビートルズ武道館公演

1966年あのビートルズが日本でコンサートを行った。ビートルズを日本に呼んだ人とあの時の熱狂とビートルズと私について爺さん婆さんたちに喋らせたドキュメント。ビートルズの映像は画質の悪い資料映像が少しだけ、曲は権利の関係かほぼなし。ビートルズのドキュメントだと思って観ると馬鹿みるぜ。爺さんたちの思い出話に付き合うだけのドキュメント。ビートルズや洋楽、ポップス、あの時の熱狂に興味があれば楽しいと思えるのかも・・・。

魔が差して観てしまったのが悪かった。
ビートルズ愛を感じられないビートルズ愛を語る映画だった。
ミスタームンライト、確かに太陽のようなビートルズの光に照らされた現在はお月様のようなクレーターだらけの爺さんたちに焦点をあてたドキュメンタリーではある。
そう言えば私はドキュメンタリーが嫌いだった。特に爺さん婆さんたちが当時の出来事を語るだけのドキュメントが観ていて楽しくないので嫌いだった。
「ホドロフスキーのデューン」とか「鳥の道を超えて」とかいくつかの面白いドキュメントを観てしまって、うっかりドキュメントが苦手だと言うことを忘れてしまっていた。
公開直後のレビューを参考にしてしまったが、そのときは絶賛のレビューしかなかったが、あれはおそらく関係者か、またはコレを面白いと思った人の意見。映画観た後でもう一度レビュー観に行ったら低評価のレビューも載っていた。早まった。
途中ウトウトして一番面白いところを観てなかった可能性もあるが、でも、ビートルズの楽曲は使われていなかったように思う。
ビートルズに詳しくないのでBGMがビートルズの曲だったかどうかは判別付かないが、おそらく権利の関係で使えなかったのではないか? でも金使えば使えたと思う。ビートルズの曲も使えずにビートルズのドキュメンタリーは駄目だよ。これはビートルズのドキュメントではなくビートルズ日本公演を作った人たちのドキュメントと言い切ったとしても駄目だよ。
オープニングやエンディングに無駄に登場するモデルさんの意味は?
なんか2018年の「ピース・ニッポン」と被った。アレも酷い映画だった。
落ち込みながら映画館を後にした。極寒の1月31日の夜、病気になりそうなほど気が沈んだ。こんな思いをするのならもう映画なんか観ない。と思う程気が沈んだ。次の日はファーストデーで映画が安く観える日で「すずめの戸締り」か「かがみの古城」か「金の国、水の国」か「アバター」あたりを観に行きたいと思っていたが行かなかった。アニメばっかり・・・。


(2023年1月31日ミッドランドシネマにてクーポン使って1000円で観たのがせめてもの救いか)

MIFUNE: THE LAST SAMURAI

2019年04月14日 | ドキュメンタリー
2016年 日本 80分 ドキュメンタリー
監督/スティーヴン・オカザキ
ナレーター/AKIRA (EXILE)
出演/香川京子、司葉子、土屋嘉男、加藤武、八千草薫
   夏木陽介、中島春雄、中島貞夫、佐藤忠男、黒澤久雄
   スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシ
   役所広司

(70点) DVDは映像特典が充実。

世界的映画スター三船敏郎の紹介ドキュメンタリー。
戦後、東宝のカメラマン助手として応募したのにその容姿・風格から役者にさせられ黒澤明作品を中心に、マーティン・スコセッシ、スピルバーグ、役所広司、香川京子、土屋嘉男らのインタビューでつづった一本。
DVD特典のトークショーも観ると見応え十分。


劇場公開がわりと短かった気がする。新作5本1,080円レンタルでのDVD鑑賞だったが特典として町山智弘、春日太一の一時間越えのトークショーが入ってたりしてDVDで良かったかも。
映画本編の内容的には普通だったが三船作品をまた観たくはなる。
三船のドキュメントなのにエンディングに流れるのが三船以外の戦前の時代劇ばかりなのが、意味あるんだろうけど違和感を感じた。


(2019年4月12日レンタルDVD鑑賞)

縄文にハマる人々

2018年09月06日 | ドキュメンタリー
2018年 日本 103分 ドキュメンタリー
監督/山岡信貴
出演/縄文にハマった学者達、研究者達、いとうせいこう
   縄文にハメる人々
ナレーション/コムアイ(水曜のカンパネルラ)

(80点) 奇抜なデザインの土器や土偶にドキドキハマる


知ってるようで誰も知らない何もわからない縄文時代。
あの土偶、あの火炎式土器。
約3000年前に終わった縄文時代だが一万年続いたらしい。日本の歴史はほぼ縄文時代。
でも誰も覚えてないし文字もないので文献も残ってない。
そんな縄文にハマる人々のドキュメント。


ネットで予告見て面白そうだったので観に行った。
正直予告の方が面白い。ほぼ予告の内容を103分にしただけ。
でも盛りだくさんで面白い面白い。でも盛りだくさんすぎて疲れる。
103分しかないのに何度も寝そうになってしまった。
本当は同じ映画館でこの後二本観るつもりだったが体調的に疲れているようなので断念。
寝そうになったけど面白かった。


予告も見れる「縄文にハマる人々」オフィシャルサイト

(2018年9月6日今池シネマテークにて会員デー1000円、入会金1400円にて鑑賞)

すばらしき映画音楽たち

2018年01月03日 | ドキュメンタリー
2016年 アメリカ 93分 ドキュメンタリー/音楽
監督・脚本/マット・シュレイダー
出演/ハンス・ジマー、ジェームズ・キャメロン
    ダニー・エルフマン、ジョン・ウィリアムズ

(70点) 映画音楽と名作曲家たちにスポットを当てたドキュメンタリー

ハリウッド映画を盛り上げてきた映画音楽についてのドキュメンタリー。
サイレント時代のピアノやオルガンの生演奏から映画音楽は有り、時代によってジャズやバンド演奏、ポップスも取り入れ、様々な作曲家によって進化・発展してきた映画音楽。映画の名シーンや監督。関係者のインタビュー、録音風景、映像との編集風景など盛りだくさんの内容でおくる資料的価値のある教材映画。


年末に新作半額デーのレンタル屋に行き物色していた時みつけた一作。そのときは借りなかったが刈谷日劇で上映していると知り観に行った。4時間のフィリピン映画を観た後に続けて観たのだが最初は大丈夫だったが情報の多いドキュメントだったからか後半は疲れて集中力も途切れてしまったかもしれない。結局のところDVD特典のメイキングドキュメントみたいな自画自賛映画っぽい印象で終わってしまった。サイレント時代の専用オルガンとか「サイコ」の音楽が映画でなければうるさいだけって言うのは面白かった。さすがに朝から3本映画を観てしまったのでこの後上映の本来コレを見に来たはずの「ドリーム」を観ずに帰宅。

(2018年1月1日刈谷日劇1000円)

尾崎支配人が泣いた夜DOCUMENTARY of HKT48

2016年03月06日 | ドキュメンタリー
2016年 日本 120分 アイドル/ドキュメント
監督/指原莉乃 
出演/HKT48 (指原莉乃、上野遥、兒玉遥、坂口理子、田島芽瑠、尾崎支配人)

(100点) ファン感涙のメイキングオブHKT48

AKBドキュメンタリーシリーズとして姉妹グループのHKT48の四年間をメンバーの事実上代表の指原莉乃が監督したファン向け映画。
指原加入前のセンター交代劇や非選抜のメンバーの苦悩や熱いファン、前支配人や現支配人のインタビューと膨大な過去映像を織り交ぜつつ、この映画のドキュメンタリーもしつつ盛りだくさんで描くファンなら楽しいドキュメント。


面白かった。うっかり3回も泣いてしまった。
AKBのドキュメンタリーは評判が良いので気にはなりつつも、SKE48のドキュメントをレンタルDVDで観たのみ。
ファンには興味深いが、アイドル残酷物語の印象が強く感じた。
今作はもともとアイドルオタクの指原が監督だからか裏側を見せつつも悲壮感は抑えめにして、それでいて盛りだくさんの内容でファンならほぼ満足の出来に仕上がってると思う。
とくに劇場公演にしか出ていない上野遥を上手く使って構成したところは指原莉乃ならではなのかも。
ただし、やっぱりHKTの冠バラエティー(HAKATA百貨店、トンコツ魔法学園、おでかけ、など)や総選挙中継は観ていてコンサート、劇場公演、握手会に一回ぐらいは行ってないと面白くはないと思う。私はギリ一回づつ行ってるのでギリハマれた。
メンバー30人くらいは判るのなら必見。
はるっぴ(兒玉遥)のファンなので観た。植木南央や若田部遥、森保まどか、松岡菜摘などの扱いが小さかったのがやや残念だが尺の関係上仕方なし。
企画会議のシーンで秋元康の意見がスルーされている所は面白かった。
またドキュメンタリー中、このドキュメントのドキュメントを盛り込むあたりは映画的でもあるが、基本的にはDVDかなにかの特典映像として観るべき一作。

パンフはイイ!
ただし映画のパンフじゃなかった。HKTのパンフだった。映画に登場しない内容しか載ってない・・・。


(2016年3月1日ベイシティTOHOシネマにてファーストデー1100円)
一日一回の上映になっていたが大き目の劇場でビックリ。平日の朝だったので20人ほどの入り。交通利便の悪い劇場にしては入ってる方か。

マン・オン・ワイヤー

2016年02月16日 | ドキュメンタリー
2008年 イギリス 95分 ドキュメンタリー
監督/ジェームズ・マーシュ
出演/フィリップ・プティ

2008年度アカデミー長編ドキュメンタリー賞受賞
(90点) ザ・ウォークの元ネタ

1974年、世界一のツインタワーに無許可でロープ張って綱渡りしたバカがいた。
例のテロで今はもうないそのタワーを綱渡りしたのはフランスの大道芸人。
彼が如何にしてその無謀な挑戦を成し遂げたか、本人や共犯者らのインタビューと再現フィルムによって解き明かしアカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した話題作。


観てから観るか、観てから観るか?結局、観てから観た。
「ザ・ウォーク」を観てから元ネタで原作のドキュメンタリー「マン・オン・ワイヤー」を観た。
「ザ・ウォーク」が面白かったのですぐ観たかったが貸し出し中で2週間くらい待った。
初公開時期から気になっていたが、「ザ・ウォーク」を観てから見るとメイキングか特典映像みたいに見えてしまう。
と言うか、これも半分は再現フィルムなので「ザ・ウォーク」はこれのリメイクと言っていいのかもしれない。
ほぼ一緒の内容だが、それぞれ若干違う部分もあり、どっちが本当かはよく分からない。
両作ともあのビルは既にないことにあえて触れてないところが良かった。
コッチ先に観てたらアッチの見方も変わったのだろうか。
どっちも面白い。


(2016年2月USVにて一週間レンタル鑑賞)

ピープルvsジョージルーカス

2016年02月08日 | ドキュメンタリー
2010年 アメリカ/イギリス 92分 ドキュメンタリー
監督/アレクサンドレ・O・フィリップ
出演/ジョージ・ルーカス、ゲイリー・カーツ、デヴィッド・プラウズ
   ニール・ゲイマン、アンソニー・ウェイ、デイル・ポロック

(79点) スターウォーズを巡る作者とファンとの果て無き闘争

なんでだよルーカス!
俺たちの大好きなスターウォーズを勝手に作り替えんなよ!!
いや百歩譲って、せめて初公開バージョンもちゃんと出せよ!!!
超有名娯楽映画でありながら世界最大のカルト映画にもなっちゃってるスターウォーズ。
映画界に革命をもたらしたスターウォーズ。
そんなスターウォーズによって狂っちゃったファンとルーカスの様子を描いた傑作ドキュメント。


評判は聞いていたし、このドキュメント映画の存在によって現在観ることが出来るスターウォーズが初公開バージョンではないことを解説者や評論家や映画ファンなどから聞かされ、この本編も観たかった一本。
作りが丁寧で面白かった。
もちろん私がスター・ウォーズをリアルタイムでちゃんと観てきたので楽しめたのだろうが。
最近観たルーカスのデビュー作「THX-1138」もCGがほぼ無かった時代の映画のはずなのにCGモンスターが出てきたりして新人時代のルーカスがどの程度映画を作ったが観たいのに全然それがわからないのには困る。
ルーカスの気持ちも分からんではないが意外といろいろと考えさせられる娯楽ドキュメントなのかもしれない。


(2016年1月TUTAYAにて100円レンタル)

ビデオゲーム THE MOVIE

2015年12月03日 | ドキュメンタリー
2014 アメリカ 100分 ドキュメンタリー
監督・製作・脚本・撮影/ジェレミー・スニード
ナレーション/ショーン・アスティン

(69点) アメリカ人が描く家庭用テレビゲーム機の歴史ドキュメント

テレビゲームの発明から、主にアメリカでの家庭用ゲーム機を中心にマニアックな著名人のインタビューとゲーム画面で構成したビデオゲーム史のドキュメント。
アタリ社の世界初のアーケードゲーム「PON!」から始まり、粗製乱造のソフトで死にかけた家庭用ゲーム業界がニンテンドーゲームシステムによって復活。
その後プレイステーションやエックスボックスなどを経てネットPCゲームやモバイル、そしてほぼやりつくした感のある中で未来のゲーム像も語る。


ゲームキャラが宇宙から侵略に来る「ピクセル」を見逃した頃、中川コロナで公開していたのが本作。気になったがコレも観なかったがレンタルが解禁になり借りた。
名作ゲームが数々登場しなかなか面白いのだが、長いよ。
情報量が多いので凄く長く感じたが100分なの?二時間以上はあったと勘違い。
同じ内容を繰り返すことも多くもう少し短くても良かったのかも。
結構日本のゲーム機が世界のビデオゲームをけん引してきのかなと感じたが私がハマったセガはソニックがちょろっと出てくるだけで素通りだったのがちと寂しい。
ゲーム好きじゃないと共感しにくい部分もあるがコアなファンには物足りないかも。
でも教科書としてはそれなりの出来。


(2015年12月新作レンタル半額デー200円にて鑑賞)

キャノンフィルムズ爆走風雲録

2015年11月24日 | ドキュメンタリー
2014年 イスラエル 89分 ドキュメンタリー
監督/ヒラ・メダリア
出演/メナヘム・ゴーラン、ヨーラン・グローバス
   シルヴェスター・スタローン、ジャン=クロード・ヴァン・ダム
   ジョン・ヴォイト、チャールズ・ブロンソン、チャック・ノリス

(50点) 低予算B級映画のキャノン・フィルムズのドキュメント

イスラエル出身の従兄弟メナヘム・ゴーランとヨーラム・グローバスが童貞青春コメディー「グローイングアップ」のヒットの後でハリウッドに進出しキャノンフィルムズを買収し「デルタ・フォース」「暴走機関車」「ニンジャ」「スペース・バンパイア」などのB級低予算アクションを中心に80年代のハリウッドに一大旋風を巻き起こし、やがて終焉をむかえる、そんなドキュメンタリー。

なんか面白そうな映画があったのでネットで予告動画とか観て気になり観に行ったのだが、予告や映画ライターの解説の方がよっぽど面白く、本編だけでは面白味が感じにくかった。
使われている代表作の名シーンもパッとしなくて個人的には楽しめなかった。
仕事帰りで眠気に襲われて集中力に欠けてたからかもしれないけど。
50点つけたけど本当は10点くらい。でも、観たことには後悔してない。


(2015年11月ピカデリーにてレイトショー1,000円)

アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48

2015年10月01日 | ドキュメンタリー
2015年 日本 116分 アイドルキュメンタリー
監督/石原真
出演/SKE48、牧野アンナ

(70点) ファン向けに綺麗にまとめた6年の軌跡

AKB48の姉妹グループとして2008年に名古屋で結成されたSKE48。
いきなり本家AKBのセンターに抜擢されるなど注目を集める松井珠理奈と最後列からのスタートとなった松井玲奈という対照的な両エースを軸に牧野アンナにしごかれつつ涙涙で成長していく姿を、辞めたメンバーのインタビューなどを挟みつつ6年の軌跡を綺麗にまとめたファン向けドキュメンタリー。


6年分の少女たちの軌跡を二時間弱でまとめるのは無茶な話だが、コアなファンには物足りないかもしれないがある程度知っているファンにはそれなりに観れる。
映画館で見損なったのでレンタル解禁で観る。字幕がちっさくて読めないのが難。
名古屋に住んでいるのでSKE48の公演は観たいと思っているがAKB、NMB、HKTの公演より当たりにくい。
中途半端なファンには応援しにくいグループ。
メンバーのコメントをネットで検索したり、コアなファンが記事を書いてるブブカを読みつつ観ないといかんのかなー。
個人的には初期にいた高井つき奈のファンで彼女が一年弱で辞めてしまったためSKEファンになり損ねていた、その高井つき奈が出てたのは嬉しかったが魅力は感じず残念。
意外と牧野アンナを観る映画。


(2015年10月TUTAYA新作レンタル5枚1080円にて鑑賞)

劇場版 テレクラキャノンボール2013

2015年06月12日 | ドキュメンタリー
2014年 日本 132分 ドキュメンタリー/エロ/R18+
監督/カンパニー松尾
出演/カンパニー松尾、バクシーシ山下、ビーバップみのる、梁井一
 タートル今田、嵐山みちる、神谷まゆ、新山かえで、素人女性の方々

(70点) AV監督が東京から札幌までナンパしつつSEX撮影しつつレース

バイクとテレクラを愛するAV監督カンパニー松尾が先輩後輩のAV監督らとともに東京から札幌まで競争しつつ、テレクラや出会い系などでナンパしつつ、AV撮影し、そのクオリティーを競い、優勝したらモンドガールと好き勝手。
そんな意地とプライドだけを賭けた他人から見たらしょーもないレースの10時間にも及ぶドキュメントAVを劇場版に再編集。
口コミ宣伝でまさかの大ヒット、映画秘宝ベステンにも選ばれた話題作。


月産600本とも年間ネット配信・裏モノをいれると3万5千本とも言われるアダルトビデオの世界。
その中で生きるAV監督たちが意地とプライドと遊び心で耐久レース。
セックスシーンは早回しや編集でほとんど映ってないし、ほぼプスばっかりでエロとしては観る価値なし。
でも世の中にはこんな世界もあると言うことを知る上では有りっちゃあ有り。
返却日になってしまったので早回しして雰囲気だけ観ようとしたが面白かったのでついちゃんと観てしまった。
でも、観るに堪えない部分も多々あるので劇場じゃなくてレンタルDVDで良かった。


(2015年6月レンタルDVDにて鑑賞)

ライフ いのちをつなぐ物語

2015年04月11日 | ドキュメンタリー
2011年 イギリス 85分 ドキュメンタリー
監督/マイケル・ガントン、マーサ・ホームズ
ナレーション/ダニエル・クレイグ
ナレーション(日本語版)/松本幸四郎、松たか子

(70点) 動物の生きる知恵を紹介するBBC制作のドキュメント

イギリスBBCによる長期間世界中を駆け抜けどうやって撮ったんだという映像を駆使して説教臭いメッセーシをお届けするすっかりおなじみの動物ドキュメンタリー。
自然界の過酷な環境の中で生きる動物たちの姿を紹介。
特権階級だけ温泉につかれるニホンサルやおたまじゃくしを一匹ずつ木の上の水たまりに運ぶヤドクガエルやチーターのくせして群れて狩りする三兄弟など次々と紹介。


時期外れでインフルエンザにかかってしまった。
外に出れないので以前レンタル落ちで安売りしてたコレを観た。
もっとのんびり観れるかと思ったら結構疲れる。
日本語吹き替え版は最初に余計なメッセージが流れたり多少演出が感情的な感じがした。オリジナル版の方が良いかも。とくにエンディングがなんか良くなかった。
あ、ミスチルだ。
ミスチルだと文句言いにくいけど良くなかった。
テレビで見る分にはNHKの番組を録画したものの方が気楽に見れていいかも。


(2015年4月手持ちDVDにて鑑賞、中古200円)

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鳥の道を越えて

2015年03月01日 | ドキュメンタリー
2014年 日本 93分 ドキュメンタリー
監督/今井友樹
(99点) 面白い!!キネ旬文化映画部門第一位のドキュメント。超オススメ♪

かつて空を埋め尽くすほど渡り鳥がいたと爺ちゃんは言う。
そこから始まって戦後GHQにより禁止となったカスミ網猟のこと、鳥調査組織のこと、鳥が森を作ってきたこと、人と鳥の繋がり、食文化のことなど盛りだくさんの内容がじいちゃんばあちゃんたちのインタビューを中心に明らかになっていく。


キネ旬の2014年文化映画部門で一位を獲得した映画。
そのタイミングで監督の故郷である岐阜で上映されると聞いたので観に行った。
深夜枠か早朝に放送されるような地味なテレビドキュメンタリーみたいだったが、内容が盛りだくさんでミステリー映画のような要素も感じ、インタビュー形式のドキュメンタリーが苦手なのだが、面白い面白い。
舞台となった岐阜県で観れたのも良かった。
普段ガラガラのシネックスがそこそこの混み具合でカスミ網猟とかその食文化を知るオバチャン二人連れが隣に座ってて、なんかキャッキャッと喋っていて、普段は私語はうるさく感じるのだが今回は妙なライブ感があって逆に面白かった。
上映終了後、映画の登場人物のオジチャンを観たような気もするし、ロビーではローカル局なのかドキュメンタリー会社の人なのか、インタビュー撮っていてそれ含めて面白かった。
途中例によって10分ほどウトウトしてしまったので出来ればもう一回観たい。
真面目な文化映画ドキュメンタリーだけど、スゲー面白いスゲー面白い♪
かつてはニワトリではなくツグミとかアトリとかスズメとかあらゆる鳥を食べていた。
名古屋に戻りコーチンの親子丼を食べて帰宅。


(2015年2月28日岐阜シネックス4にて株主割引券使用750円にて鑑賞)

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超能力研究部の3人

2015年01月11日 | ドキュメンタリー
2014年 日本 119分 コメディ/青春/SF/ニセドキュメント
監督/山下敦弘 企画/秋元康
原作/大橋裕之『シティライツ』(講談社『モーニングKC』所蔵)
脚本/いまおかしんじ、向井康介
出演/秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未
   碓井将大、葉山奨之、佐藤宏、山下敦弘

(60点)メイキングオブ「超能力研究部の3人」のフェイクドキュメント

人気アイドル乃木坂46でも人気の高いマナツたん、エリカ様、ナナミンが映画の主役に選ばれる。
物語は地方の高校にある超能力研究部の根暗な3人の女の子がそれぞれ恋したりしつつ自称宇宙人の森君を宇宙に返してあげるために奔走すると言うもの。
映画はその撮影風景と中途半端なドラマを織り交ぜつつ乃木坂の3人のドキュメンタリーと言うかイメージビデオのように進行していくが、映り込んでいるスタッフとかも役者が演じているので、「ぜんぶウソ。っていう、ホント。」な監督よがりな一本。


乃木坂のファンはこんなもんを観なければいけないので大変だ。
俺も大変だよ。
半ば拷問に近いつまらなさ。
せめて三人がもっと可愛く映っていればイイのだが、割とブスに映っている。後半はちょっとマナツたんの足の肉付き感とか、それぞれそれなりに見れたりはしたが、アイドル映画としては若干辛い。
でも我慢して観ていると意外と二時間が早く過ぎ、それなりに観れてしまった。
マンガの原作があるらしいが山下ワールドな作品だと思う。脚本にいまおかしんじまで入っていていまおかワールドも感じる。
とりあえず、どんなにつまらなくても実験的なことやっても乃木坂のコアなファンは観てくれるので、損しないことをイイことに好き勝手作っちゃった感じがした。
レビューサイトではほぼケチョンケチョンに言われていて、レンタルDVDで十分とかとも言われているが、それは違う。こんなもんDVDでまともに観れない。
金払って映画館に来たので仕方なく最後まで観て、なんとか美味しい所を探して、わざわざ観に来た価値を無理やり作って自分を納得させる作業が必要な一本である。


(2015年1月中川コロナにて950円ポップコーン付金券にて鑑賞)

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パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間

2014年12月25日 | ドキュメンタリー
2013年 アメリカ 93分 ドラマ/再現フィルム
監督/ピーター・ランデズマン
出演/ジェームズ・バッジ・デール、ザック・エフロン、デヴィッド・ハーバー
    マーシャ・ゲイ・ハーデン、ロン・リヴィングストン、ジェレミー・ストロング

(70点) ケネデイ暗殺の現場に関わった人々の今さらの再現ドラマ

アメリカ大統領ジョン・F・ケネディがダラスでパレード中、暗殺された。
その瞬間を8ミリカメラで撮ってしまった男、ケネディが運ばれた病院の人たち、犯人とされたオズワルドの兄、ケネディを守れなかったSP、それぞれの現場を再現しただけの映画。


なんかのテレビ番組で2014年あたりにケネディ暗殺にまつわる情報が解禁されるとかなんとか聞いた気がした。
だから、この映画がその禁断の真実を暴露してくれているのではないかと勝手に思って観てしまったのだが、ただの今更の再現フィルム。
もう、「アンビリバボー」とか「世界仰天なんちゃら」で使われるような再現ドラマの素材をただ見せられるだけだった。
テレビでナレーション付で途中、所ジョージとか鶴瓶あたりのコメントを挟んで見たら面白いのかもしれないが、コレ単体で観るには安っぽく新味もないので、面白味には欠ける。
この内容だったら今さら映画にする意味がよくわからない。
セル版には副音声や特典映像が付いているのでソチラでいろいろ真実が語られているのだろうか?


(2014年12月TUTAYA新作5枚1080円レンタルにて鑑賞)

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