タンブリンダイス

2004年　サイコロ／アクション　2～4人　15分　ルール難易度1　
ゲームデザイン／C.グレイソン＆R.ナッシュ＆R.スード
日本版　2020年7月発売　ピチカートデザイン／ジュリージュリーゲーム　5,500円　ヨドバシカメラ　2020.7
★★★★　サイコロ転がしてカーリング的に点数を競う小洒落た玩具

ダイス転がして出目と位置によって得点。四投して自分のダイスにぶつけ良い位置に転がしたり、対戦相手のダイスを弾き飛ばしたりして計四ラウンドの総合点で競う木製の盤が洒落た雰囲気を放つビー玉遊び的なダイスカーリング。

2020年7月にジュリージュリーゲームより日本版が発売され、その動画を見て興味を持ったが、オリジナルがどこの国のゲームなのかは上手く検索できなくて良く分かってない。
2人なので1人八個のダイスを使って遊んでいる。
指で弾くよりも投げ転がす方がコントロールしやすいみたい。
高得点につながる4倍ゾーンや3倍ゾーンに上手くダイスを乗っけられたのに出目が1とかになったりして一投一投、歓喜したり悶絶したりして、馬鹿馬鹿しくも盛り上がる。
　
ピチカートデザインによるジュリージュリーゲーム版のデザインに魅かれてヨドバシカメラで通販してたので取り寄せてもらったが、外箱は綺麗だったが中身が軽くプチプチを敷いてある程度で盤の表面が傷だらけ。
ゲームするにはギリギリ支障ないものの、見た目が気に入って5500円とそこそこ高い金出して買ったのでかなり残念。
すげー面白いので売る気はないが買い取ってもらうことも出来ないレベルかもしれない。
ゲーム自体はめちゃめちゃ面白い。
梱包不良で傷物でなければ★五つなのだが、傷物だったので★四つ。
販売店やメーカーにちゃんとクレームを言えなかった自分が悪いのだが。
アマゾンとかで他のボードケームの通販の評判を見てると欠損や傷、場合によっては偽物とかも普通らしいので、とりあえず本物みたいだし、どこに文句言っていいいのかも良く分かんなかったし、当時品薄で代品がなさそうだったし、めんどくさかったし、遊んでしまったので泣き寝入り。
次、変なモノ掴まされたらちゃんと返品しよう。
　
オリジナル版だと思うが何種類か違うデザインで出ているみたい。
日本版が高価ではあるがそれでも一番お手頃みたいだしデザインは個人的に好み。
人気で入手困難になる可能性もあるので保存用予備用にもう一個欲しい気もするが、サイズ的に邪魔になるので悩みどころ。
若干デカいし、そこそこ高いし、あの梱包状態では通常傷まるけの可能性は高いが、見たまんまの単純なそれでいて運と小手先の技術で熱いバトルが楽しめる洒落た子供の玩具的ゲームとして超オモシロイお勧めの一個ではある。

アンギャルド

ドイツ　1993年　作／ライナー・クニツィア　2人専用　30分　カード&ボード／フェンシング　
ルール難易度2　すごろくや周年セール一割引き2,277円　(日本版2014年)ニューゲームオーダー
★★★★★　最高に面白いフェンシング協会公認のカードバトル

ボード広げて駒置いて１～5の数字の書かれたカード５枚をランダムに受け取りその手札で前後に移動したり攻撃したり防御したりして５点先取を目指すフェンシングバトル。
基本ゲーム、標準ゲーム、完全ゲームと段階ごとにステップアップして覚えられるのだが、ステップアップするごとにまるで違うゲームをやっているような新鮮な驚きに打ち震えた。

慣れれば慣れる程、駆け引きに悩まされる。たった25枚のカードを常に手札は5枚。1枚もしくは複数枚出してそして補充。カードの引きによる運もあるが自分の手札、相手の動き、捨て札に出たカードを覚えていれば劣勢の場も逆転可能。面白い!
フェンシング協会公認のゲームらしいがフェンシングがこういう駆け引きをするスポーツかどうかはわからないけど、卓上のカードゲームなのにずっと立ちっぱなしで駒で追い詰めたり追い詰められたりと結構疲れる。
でもこのゲームはちょっと極めたい。
すごろくやが出版したボードゲームカタログに載っていて二人専用だったし、デザインがちょっと良かったので、すごろくやのセールのときに購入。
どこでも入手が容易なゲームとは言えないが人気があって品薄と言う訳でもないようだ。
プレイ動画の数も少なく無料で観れたのは基本ゲームの解説くらいだった。
入手したゲームは日本で作られたものらしく、オリジナル版とか海外版とかデザインの違うものが多数出てるみたい。

　

私は日本版が大きさもお値段も手ごろで気に入っている。
今年オリンピックが開催されていてフェンシングがメダルとか取って話題になってたら、もうちょっとこのゲームも知られたかもしれない。
名作らしいが知る人ぞ知る通なゲームっぽいけど、そんなレベルじゃない。すっげー面白い。