日々是口実~引っ越し版~

Yahoo!ブログから引越してきました。更新の予定は。。。

津軽紀行~小泊編~

2010-10-21 23:54:14 | その他
津軽鉄道、芦野公園駅の後は一路小泊へ。


小泊村(現中泊町小泊)は小説「津軽」での感動のラストの地。


今回の旅のラストにも、もってこいの場所。


駅を出たのが3時半過ぎ。ここから30分かなと考えながら、クルマを走らせていると後ろの席から声がした。


「7時までに帰らなければいけないんだけど・・・。」


現在、3時55分。能代まで帰るのに約3時間。ここから小泊までは約10Km。往復で30分はかかる。


ここから戻れば、7時には間に合う。しかし、小泊はもう目の前・・・。


「縁がないのだ。神様が会ふなとおっしゃってゐるのだ。帰らう。」と津軽の一節が頭をよぎった。


ここまで来て、しようがないなぁと帰ろうとした刹那、神様はいました(笑)。


「30分ぐらいだったら、大丈夫じゃない?」と。


「天のたすけ!と勇気百倍」と言ったかどうだか、急いで小説「津軽」の像 記念館へ。



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小泊村に越野たけに会いに来た太宰が、30年ぶりに再会した名シーン。この像を皆さんに見せたかったのです!



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一度は帰りかけた私たち。


太宰もたけを見つけられなく帰ろうとしたのと同じです。完全に津軽の疑似体験をしました(笑)


これはもしかして、皆さんから私へのサプライズだったのかな?


滞在時間はわずか10分。今度はゆっくり記念館を拝見したいですね。


帰り道は急ぎに急ぎ、6時45分に無事能代へ到着しました(笑)



津軽紀行~金木編~

2010-10-20 22:42:53 | その他
布嘉屋さんの後は金木の「斜陽館」へ。


斜陽館は言わずと知れた太宰の生家です。この日は観光バスも数台来ていて、「激パ」ならぬ混雑していました。


私は去年の生誕100周年の時に来てじっくり拝見したので、あまり写真を撮りませんでした(汗)。


撮ってもこんなのばかり・・・。



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この歪み。昔の窓ガラスは一枚一枚表情があって好きなんです。


って、全然斜陽館の話題になってませんねぇ(汗)、ごめんなさい。


そんな斜陽館を後にして、次に向かったのが「思ひ出」に出てくる「雲祥寺」。



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~たけは又、私に道徳を教へた。お寺へ屡々連れて行って、地獄極楽の御繪掛地を見せて説明した~


と子守りをしていた越野たけが、幼い太宰をつれていったお寺です。


門の横にはこれまた有名な「後生車」。龍が伏せたような立派な赤松を横目に本堂へ。



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これが雲祥寺の「地獄絵」です。7幅あり、「思ひ出」に出てくるのは巻5の閻魔王が描かれた巻だそうです。


小さい時にこれで教育されると、悪い事はできないよね~。私は2、3当てはまる罪がありました。


罪の内容は内緒です(笑)。


金木を後にして次に向かう途中でちょっと寄り道。行き先は津軽鉄道、芦野公園駅。


ここも小説「津軽」で金木町長が半ば無理矢理探させて発券させたシーンで有名な場所。



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現駅舎の隣では旧駅舎を利用して喫茶店が営業中。ここで名物「馬まん」を購入。


作ってもらっている間においしいコーヒーと「鉄」。



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どこに行っても鉄分補給は欠かせません(笑)。津軽美人のアテンダントも気になるなぁ~。あとで乗りにこようっと!


話を戻して、馬まんは醤油と味噌の2種類あり、おすすめはズバリ「味噌」。ごろっと大きい馬肉に辛みそがバッチリです。


醤油もおいしいのでやっぱり2個買いがおすすめです(笑)。


そして一行は感動のラストの地へ向かいました・・・、つづく。



津軽紀行~布嘉御殿~

2010-10-19 23:29:54 | その他
日曜日はお供(?)を3人連れて、太宰治の史跡を訪ね、ちょっとした津軽紀行に。


まずは五所川原にある布嘉(ぬのか)屋さんへ。



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この布嘉屋さんは、秋田の旧田代町から移築した古民家が目印。(写真はパンフから・・・)


ここに来た目的は大富豪の布嘉御殿のミニチュアを見るためです。


「布嘉」こと佐々木嘉太郎は金木村の生まれ。12歳のとき五所川原の呉服商に丁稚奉公にでて18の時に造り酒屋の佐々木家の養子になる。


28歳の時に分家独立し、木綿や雑貨を扱う店をもち、一代にして東北随一と呼ばれる程の豪商になった人物。


「布嘉」とは「布屋の嘉太郎」を縮めて呼ばれたことに由来するそうです。


玄関をくぐり左手にその御殿のミニチュアがあります。



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じゃーん!でっけ~。3630坪の敷地に建坪900坪の建物だそうです。


うーん、ちょっと大きさが分かりにくいですねぇ。ならば・・・、



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右下に観光客のおじさんを配置してみました(笑)。大きさ分かりますか?レンガ塀の高さは13mあったと言われています。


その前にもっと分かりやすい写真がありました(汗)



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玄関前だけでこの大きさ!すげぇ~!


ちなみに「又古」と書いてあるのは元々の屋号。御殿の大屋根の下にもこの屋号が書かれています。



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総工費38万円(明治29年)。当時、米1俵が1円強の時代なので計算すると・・・、数十億円!


この建築を請け負ったのが、「大工の神様」と呼ばれた堀江佐吉。弘前の旧第五十九銀行本店本館や太宰の生家「斜陽館」を手がけた名棟梁です。


10年の歳月をかけて建てられたこの御殿。なぜ10分の1のミニチュアなのかと言うと昭和19年の五所川原の大火で消失してしまったからです。


実物を見てみたかった、残念。


この布嘉屋さん、この他に大きなお庭や斜陽館の隣にあった離れ座敷を移築して公開しています。


五所川原に行った際には、是非寄ってみてください。おすすめですよ!


つづく


布嘉屋:五所川原市一ツ谷515-2 入館料300円



入院しました

2010-10-18 21:35:00 | デジタル
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といってもカメラです、ご心配なく(笑)

今朝一番で運送屋さんがピックアップに来てくれました。

部品が取れれば自分で出来そうですが、防塵・防滴にならなそうなので修理をお願いしました。

見送ってから本屋さんに行くと、オリンパスペンの本があり見入ってしまいました。

本命がいなくなって、ちょっと気が緩んだのかな?

ミラーレスと小型には興味があるけど、やっぱりファインダーがないとねぇ。

んんっ?これって浮気?いえ、ちょっと読んでみただけです。

明日は実物に会いに、カメラ屋さんに行ってみようかなぁ(笑)

JR秋田総合車両センターフェア2010

2010-10-17 08:04:03 | 鉄道
既報通り、負傷したカメラの入院手続きをして、患部にはセロテープで応急処置。


取って返して、T18の回送をキャッチ。



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どうもありがとうございました!


午後からは時間があったので、土崎にある「秋田総合車両センター」へ。


着くや否や、これから車体吊り上げのアナウンスが。モデルは私たちのアイドル「アイちゃん」!



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「イヤーン、下からみないで~」と言ったかどうだか。最近見ないと思ったら、入場していたのねぇ。


その横では、485系T12編成(快速くびき野の幕)が運転台公開中。


大勢が並んでいたので、先週のこまちの経験を生かし今回はパス(笑)。


隣の倉庫では数人がスタンバって何かを見ていました、覗きに行ってみると・・・。



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カニ24系(電源荷物車)が「必殺幕回し」の最中でした。


幕の順番は、あけぼの、日本海、はくつる、鳥海、出雲、さくら、瀬戸、あさかぜ、富士、はやぶさ、団体、急行、特急、臨時、試運転、回送の順でした(たぶん・・・)。


その後は、くまげら編成の増備車を見学。中に入り、座り心地のいいシートに座ってきました。



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その後はセンター内をブラブラと徘徊。


廃車待ち?のDD14-334、DE10-1098、EF60-19、209系の改造と十分楽しめました。


うーん、また来年も来たいな~。