10・7・24(土)晴れ
今日も こないだの国見岳の登りの疲れがまだ残っているような感じです。
どこに行こうか幾つかの案をギリギリまで思案してました。前回の長良川
に続いて「揖斐川の源流から河口」を走る事にしました。
選んだ理由は 「ルートのキレが良いから」 です!
家を朝4:20分に出発して南越前町の瀬戸から高倉峠へと向かいます。
早速、出来てまだ新しい日野山の麓の松ケ鼻トンネルから南条方面
へと通り抜けました。と~っても便利になりましたね、これは♪
高倉峠への登りは昨年の辛いイメージがありましたが今回はペース
を掴めたのでそれほど疲れずに走る事ができました。ようやく着い
た高倉峠(8:10)で朝の行動食を摂りました。今日も眩しい一日に
なりそうです(^^;
さぁ、あとは下りです。楽しんでいきましょう、のはずだったのですが、
大雨の影響からか所々で土砂が林道にあふれていました
冠山林道に合流すると冠山方面にゲートがありました。そちらの方は
通行止めで福井へは通り抜けが出来ないようです。こんな道路状況で
も ここまで車で入ってくる人もチラホラとおります、、、驚き!
林道をどんどんと下ってゆくと揖斐川源流に位置する徳山ダムに
到着です(10:00)。早速徳山ダムの上を走ってこよう!と行って
みると「工事中だから歩行者以外は立ち入り禁止だよ」って断ら
れました。いつまで工事をするのかと尋ねれば「平成26年までね」、、、
当分は自転車乗り入れ禁止です
「ちなみに今までだって乗り入れ禁止だったんだよ」
仕方がないので写真を撮って さっさと下流へと向かいます。
途中の藤橋城にも寄りましたが閑散としていてとても静かでした。
上の画像は 藤橋城近くの揖斐川です。まだ上流っぽいですねぇ。
国道303号をどんどんと下って行き横山ダムを通過してしばらくで
道の駅に到着です。自転車を止めると隣には赤いモトグッチが!
無骨かつ不器用なこの存在感がかなり渋いです!
国道は車通りが多く気を遣うので右岸の県道から揖斐川に沿って
走る事にしました。意外にもここは自転車の方が多く走っていま
した。ここらでは人気のコースなのでしょうか。ここら辺りから
地質が変わり付近の渓谷や川底も明るくなりました。
おっ!まだ遠いですが山間の景色が開けてきました
開けた辺りは池田町です、池田山の麓のとこです。
一気に川幅も視界も広がり どこまでも続きそうな堤防ライドになります。
向かい風と遮るもののない道の向こうには逃げ水がムラムラとさんざめて
います。「揖斐川河口まで58㎞」の標識、58㎞…?AVを20㎞として、え~っ
と、まぁ3時間ほどやな。炎天下でこの単調な走りを3時間、トホホ…💦
上の画像の右側の尾根のスカイラインと揖斐川の先の合流点辺りが
河口になるのですが、まだまだ遠いです。
ここは木曽三川公園です(14:16)。土曜日なのにお客さんはパラパラ。
奥へと偵察に行ってみると同世代の女性のソフトククリーム屋さんがい
ました。その女性に抹茶ソフトを頼むと、
女性:「どこから来たの?」
僕 :「鯖江…って知ってますか?」
女性:「え~っ!福井の?? 」
なんて具合に盛り上がってしまいました…って、僕は何してんだ
ソフトを食べ終わったところで 後々の余裕を確保する為にもそそくさと
先を急ぎます。ちなみに この千本松原の中堤道路は長良川と揖斐川の狭間
で堤防のような存在です。丹後の天橋立よりも狭いかも♪
ここまでくると揖斐川もデカイです。そろそろ河口も近いはずなのですが。
「近きて遠きは田舎路、、、」
とうとう見えてきました、揖斐川の対岸にあるあそこは桑名の街です。
ここまでくればもう着いたようなものです。
伊勢大橋で対岸に渡る前に、前回の分水嶺ライドのときに時間切れで
来れなかった長良川河口堰に立ち寄りました。上の画像の中右側が長
良川と揖斐川の合流地点です。
河口堰の上はこんな景色になっています。不思議な建物が並ぶ様は圧巻ですよ。
河口堰から更に10㎞程走ると揖斐川の河口に到着(15:40)。
対岸には長島スパーランドも。
先端の河口円盤上にはこのような灯台があります。思い返せば
高倉峠から遥々120㎞、、、向かい風の中を走ってきたのが報
われた瞬間です。来てよかったです。
目的を達したところで、揖斐川を上流に向かって引き返します。
今からもう一頑張りして大垣市街までゆくつもりです。大垣から
なら乗り継ぎで帰れますから。
ちなみに、今日の最高気温は35℃!この炎天下の中ですから水分
補給は欠かせませんした。それで水分の補給量は2ℓのハイドレー
ションパックを3回、他にコーラなどで1ℓ、、、計7ℓほどを消費
しました。 食べ物の方はコンビで昼飯の冷やし中華とサンドイッチ、
行動食ではパン×1と林檎×1 ゲル飲料×4 でした。
JR大垣駅18:05発に乗って鯖江駅には20:55に到着。各駅停車なので
3時間を要し乗り換えは米原と敦賀での二回で10分~15分の待ち時
間がありました。これでも乗り継ぎはスムーズな方なのです。
余談ですが、今日は横山秀夫の「動機」の文庫本を持参したつもり
だったのに、開けてみれば歴史本(汗)。これはこれで面白いです
がまだ読みさしだった「動機」がとっても気になっていました。
Tm 12:42 Dst 216・6㎞ Av 16・7㎞ Max 59・7㎞