ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

取立山にて

2013-01-27 | 山登り

13・1・26 Stu 

当初は大野方面の山の縦走を計画していたのですが、雪を警戒して当日の
朝に急遽、取立山にコースを変更しました。メンバーはK君、Sさん、僕
の三人です♪
今回の山行の一番の目的が「雪洞の中でアバンティーを聴く」だし、それ
に悪天だし、「マッタリと取立山登山」それもありでしょう!

取立山の登山口駐車場に車を置いて、しばらくは通常のルートをラッセル
で進んでゆきます。憩いの森から更に林道を進み、途中から林道を脱して
滝谷へと向けて下ってゆきます。

 

 



滝谷を渡る地点を適当に探して対岸の尾根の末端に取り付きます。無雪期
であれば夏道が尾根上で合流する地点までの区間は寒風と雪片に叩かれな
ががらのラッセルが延々と続きました。

 

 

 

 



夏ルートと合流してしばらく行ったところの尾根上です。正面には白く霞
むこつぶり山が見えています。

 

 

こつぶり山直下を登るSさんです。山頂に着いた後は、雪洞を何処に掘
ろうかとポイントを探しながら小屋方面へ進みました。途中にある雪庇
下に雪洞を考えましたが柔らかい雪がその殆どを占める積雪であったの
で却下!そのまま避難小屋へと締まった積雪を求めて向かいます。

 

 

 

軒下まで積雪に埋もれた小屋に着くと、取立山避難小屋の扉が空いていて
雪が侵入していました。放置しておくのも何なので…扉入口に積雪のブロ
ックを積んで塞いでこれ以上の屋内への雪の流入を止めておきました。

13:20 さて、今回はここら辺の吹き溜まりになっている所で雪洞づくりに
かかります

 

 

 

三人で掘りにかかってから喘ぐこと一時間四十分後!ようやく中で寛ぐこ
とができました 早速、洞内に潜り込むと外は雪が吹きすさみ寒くて堪
らないのですが洞内は暖かです。アバンティーの雰囲気を愉しむためにサ
イドの棚には”ジムビーム”と”ボーモア12”と”ラフロイグ10”を並べて置きま
した。

 

 

 

夕食は僕が用意したキムチ風味の豚鍋です。これにうどんとマロニーも加
えました。男三人分のお腹を満たすには少なかったなぁ、、、
今夜のアバンティーのお題は「遥かなるケンタッキー」です。偶然にもバ
ーボンウイスキー/ジムビームがこの雪洞内に!チョコやナッツを御つま
みにして味比べをしました。とはいえ僕がこの日呑んだ量は20㏄程度です
けど。いつもよりは遅い22:00前に就寝

 

 

13・1・27 Sun 

天井からの雪融けによる滴で、ふと目が覚めます…、時計は7:00でした。
まだ僕以外の二人は寝ております。ベタベタになったシュラフカバーと
滴が落ちるほどに融けている洞内の天井を見ながら、もっと良い場所を
探してあるけばよかったのかなぁ、とか思いました。

外で小用を済ませて戻ってみるとムクムクと二人とも起きてきました。
丁度いいです、早速朝食のラーメンの準備にとりかかります。今日の予
定は取立山山頂を通って下山するだけですから のんびりしてても問題
はありません。ちなみに昨夜からの降雪は+40㎝程でした。 


 



 山頂へと向けてラッセルしているうちに天候は回復してきたようです。
ときおり晴れ間もみられるようになりました。

 

 





山頂へは僕たちが「一番乗り」です。しばし、幾年ぶりかの取立山山頂
からの眺めを満喫します。雪山+青空=なんだか最高

K君とSさんから画像が届きました(^O^)/見ての通り、僕はもうヘロ
ヘロ状態で歩いています、の図・・・。

 

 

 

 



山頂を満喫したら下山にかかります。あとは下るだけなので気分はすでに
ユルユルです

 

 

下山の途中で3人組の山スキーパーティが登って来ました。それからし
ばらくして単独のツボ足の男性も。ルートを下部へと進めてゆくと今度
は男女二人のパーティと出会いました。そんでもって更に下部の方で二
人組の山スキーパーティーとすれ違います。そのままシリセードで下り、
あっという間に駐車場に到着・・・ 11:10

 

 

K君の車は四方が積雪で埋った状態に… さぁ、さぁ除雪開始です
K君、Sさん、お疲れ様でした。また、よろしくお願いします。

 今週のオマケ(^^)


今週はお休み(^^)

2013-01-20 | その他

13・1・20 Sun 

朝寝坊が心地よくてダラダラとした休日になってしまった。久しぶりに
バイクに乗ってみれば後輪がパンクしているではないか、トホホ…。
原因を探るべく中のチューブを取り出してみたら以前に修理したときに
貼ったパッチから空気が漏れていた。一旦、古いパッチを強引に剥がし
て新しいパッチを当てがっておいた。たぶんこれで

それからお昼を挟んで越前海岸の山ルートを少しだけ走りました、寒か
った。

今週のオマケ(^^)

あれから三年、白石誓は唯一の日本人選手として世界最高峰の舞台、ツール・ド・フランスに挑む。しかし、スポンサー獲得を巡る駆け引きで監督と対立。競合チームの若きエースにまつわる黒い噂に動揺を隠せない。そして、友情が新たな惨劇を招く……。
目指すゴールは「楽園」なのか? 前作『サクリファイス』を上回る興奮と感動、熱い想いが疾走する3000kmの人間ドラマ!

 


荒島岳東稜

2013-01-13 | 山登り

13・1・13 Sun

一昨年の八ケ岳縦走以来、K君と一緒に山に登ることは無かったわけで、
それは僕の心の片隅でず~っと気にもなっていたことなのだ。
で、今回は久しぶりにK君と荒島岳東稜を登ることになった、これは嬉し
い。※「東稜」って云いますが今日では「新下山コース」と云った方が分
り易いですね

 

 

 

 

7:00に下山駅から歩き始めて尾根(イワダナの尾)に取り付きます。夏
コースの下見も兼ねて、殆ど新下山コースと同じルートで雪尾根を登っ
てゆきます。標高1100mの稜線に上がるまでは急な雪尾根の上りを強い
られます…、この区間がなかなかツライ

 

 

 

 



東稜の端まで登ってしまえば以後は山頂までの素晴らしい稜線歩きが満喫
できます。風下側を覗くと和泉方面の国道と九頭龍川が見えます。そして、
何といっても今日は天気が良好で雪稜や青空が心にもマブシイ~!!

 

 

 



小ナベ、大ナベとピークを越える毎に風の強さ冷たさ共に段々とパワー
アップしてゆきます。

 

 

 



ハァ、、、下部でのラッセルで暑くなって大汗をかきそうだったので
アウターの下は肌着一枚、、、途中で中間着を着込むタイミングを
逃してしまい ジッとしていると寒くて堪りませんからただ黙々と歩
きます。

 

 

 

 

11:00 この時間ですがまだ荒島岳の山頂には誰もいませんでした。

とりあえず祠の後ろに風を避ける為の縦穴を掘り、そこでラーメンを
つくることにしました。縦穴の中でラーメンをすすりながら山頂を満
喫しておりますと、「もしかして、、、※※君か、、、⁉」
との呼びかけに顔を仰ぐとそこには縦穴を覗きこむ懐かしい福井R山
の先輩の面々が!先輩方と話をしているうちに勝原側からの登山者が
続々と到着してきました。

 

 

 

 



「山頂で昼飯を食べるのは寒いから樹林帯まで下ってするわ」と捨て台詞
を放ちながら山頂を後にした先輩方(左)と賑わう山頂(右)。

 

 

 



さっさとパッキングを済ませて サクッと記念撮影をして貰い スタスタ
と山頂を後に下山します。東稜から山頂の登山者を遠望しています。登頂
前の空に比べ、早くも曇が増えてきました。

 

 

 

 



下りは早いです!!少しの段差くらいはジャンプして下ってゆくのです
から山頂から小一時間ほどで東稜の端まで来てしまいました。

 

 

 

樹林帯まで下れば先程までの寒~い風は止みのんびりとした空気感の中
でトボトボと下ってゆけます。イワダナの尾を下るにつれ、気温は上が
り雪はグサグサのベチャベチャ、、、これはこれでツライのです
まだ一月なのに・・・、なんだか春山みたいな一日でした。

15:30 鯖江に帰宅

 今週のオマケ(^^) 浜田麻里の作品のなかから/屈指の名曲を君に


京都初詣サイクリング

2013-01-03 | クロスバイク

13・1・3 Thu 

昨年の忘年会のときに、ササマンさんが「お正月は暇だから京都に行き
たい!」と、ボヤいていたのを機に、京都のお正月はどんなもんかいなと、
早速、みんなで見に行くことになりました。

今回のメンバーは、ササマンさん、しんさん、しぇいごさん、taizoさん、
hiroさん、事務兄ぃさん、僕の七名です。

 

 

 

宇治に車を置いて、先ずは伏見稲荷へ…、おおおぉぉぉ…、この初詣客の
大混雑に京都の恐ろしさを体感します…。この状況では自転車に乗ること
さえもままならないので一旦この混雑を抜け出して市内を北上をしてゆき
ます。

 

 



鴨川沿いをのんびりと走りながら、三条から南禅寺水路閣へ。南禅寺から
は琵琶湖疎水(個人的にお気に入り)に沿って再び鴨川へ。

 

 



そして北野天満宮前を通過して西へと向かって走っていたらササマンさ
んの心は、その天満宮の賑わう光景にググッと掴まれたようで…、しばし
北野天満宮のお正月を味わいに寄ることにしました。

 

 

 



一方、事務兄ぃさんはというと何と初パンクの修理中…、これも神のお計
らいでしょうか、その間に僕達はのんびりと”たこ焼き”を食べながら京都
の空気を満喫しました。

 

 

 





嵐山に到着!ササマンさんが真ん中のお立ち台から僕たちを睥睨してお
ります”の図。束の間の風景を挟んだ後、桂川沿いのCRをどんどんと南
下してゆきます。今日は風がとても冷たいので、こうしてペダルを回し
て運動をしている方が体は温かくホッとします。

 

 

 



しばし桂川CRを走っていると、しんさんがパンク…修理が済むまでの
間、昼食を摂るお店をどこにしようかと皆で相談します。パンクの修理
後は桂川沿いを南下していたのを止めて、ここから伏見方面へと東進し
て途中のラーメン屋で昼食をとりました。

 

 

 

昼食後、午前に混雑していた伏見稲荷神社へもう一度行ってみよう!と
いうことで再訪…💦午前中に来た時よりも更に混雑していました…、そ
して天気も下り坂になってきたので宇治に置いてある車へと帰ることに
します。

 

 

 



宇治到着後、しんさんお奨めのお店で”抹茶チョコレート”を買いました。
山崎と宇治の抹茶チョコ共に濃厚かつ豊かな交響がお口の中で
広がりましたタマラン!!

「taizoさん、ささまんさん、車の運転お疲れ様でした

 

Dst 約70㎞   ※ 画像提供:taizoさん、hiroさん

今週のオマケ(^^)  胸キュン!


双子尾根は遥かに・・・、

2013-01-02 | 山登り

12・12・29 

年末年始は久しぶりに冬山登山で過ごしました。長かったような短かか
ったような…約4年ぶりの冬山挑戦です。今回のメンバーM山岳会の浅
ちゃん、Kさん、Yさん そして、V山の会/僕

金沢森本ICにて朝四時半集合。白馬八方のコンビニで東京在住のY氏と
合流して二股へ。

二股駐車場で出発準備をすませて雪の林道を延々と歩いて進みます。
猿倉へは約4時間強で到着です。途中に見える白馬岳の稜線に憧れま
す。でも、この素敵な天気は今日だけなのです、、、。

 

 

 

 

猿倉からみた白馬岳です、カッコエエ~ですね

 

 

猿倉台地の1500m付近で幕営です。スカイラインが明日歩く予定の双子
尾根です。

 

 

 

夜は食当立候補のYさん手作りのトマトカレーです、これが絶品の味

夜は8時に就寝

 

12・12・30 Sun 



4時半起床。どんよりとした曇り空のもと、小蓮華岳を背にして
猿倉台地から双子岩があるコル(鞍部)を目指します。

 

 



双子岩のコルに着くと風が強くなりました。防寒装備を整えて雪尾根を
前進してゆきます。樺平(緩い鞍部)には大きな岳樺が一本たっていま
す。まだお昼ですがここで幕営準備をすることにします。

時間がもったいないので、明日のアタックの為のトレースを樺平上部と
杓子尾根JPとの鞍部までつけておきました。

 

 

 



テントに潜り込んでFMラジオ放送を聴きながら各々がマッタリ過ごして
おります。まめなY氏さんは黙々とおつまみを作ってくれてます。浅ちゃ
ん、Kさんはウイスキーでほろ酔い。

僕も紅茶の中にウイスキ―を5ccほどを垂らしてのみました。よし!下
山したら”山崎”を買おう!明日は杓子岳アタックです。サクッ、と打ち合
わせをして明日に備えて20:00就寝

 

 

 12・12・31 Mon 

四時半起床…、外は暗いですが風雪が酷いのは分ります…。一旦、朝食を
摂るためにテント内を就寝モードから円座モードへ切り換えます。これが
とにかく面倒です、ホント
朝食をとりながら、今日のアタックは中止することに!明日の天気に僅か
な希望を残して、本日は停滞と決めて二度寝、これがツライひたすらラ
ジオを聴きながら寝てるだけ…、読みかけの小説を持って来れば良かった、
と悔やみます。

 

 

 


幾度とテント周辺を除雪しても雪は吹き溜まる一方です。夜中には大雪渓
の雪崩音のような鈍音が幾度と響きます・・・。サムイ

 

 

 

 13・1・1 Tue 



未明・・・、断続的な風雪でテント周辺の積雪は90㎝近くに達していまし
た。これには小用で外に出てビックリ!の光景でした。そしてアタックに
一番前向きだったY氏の気持ちは瞬時に挫折…、これでは下山することさ
えもままならん…、とY氏をはじめ皆がそう悟ったに相違あるまい。

テントを撤収した後、すぐにも下山にかかりますが、腹部を没し上り斜面
のラッセルになれば胸にも達する積雪の前では時間だけが空しく過ぎてゆ
きます。

 

 



鞍部から稜線に上がり、ルートが下り基調になると少し楽になりました。
しかし、一昨日から発達した雪庇や風雪の中の行動では緊張が伴います。
浅ちゃん、踏み抜き注意だぞ 僕も他人のことは云えませんが…

双子岩のコルまで何とか戻ってきましたが、猿倉台地での下山ルート環
境の不安が拭えないことから急遽、小日向山経由で下山することに計画
を変更しました。

 

 

 



小日向山からは入山時に歩いた林道の1100m地点へ辿れる尾根を伝って
下山します。深いラッセル、浅い到達視界…、読図にはかなり気をつか
いました… 夕方17:00時前にようやく林道に降り立ちました
杓子岳登頂はできませんでしたが、生きて還れて、それだけで十分嬉し
いです。

 

 

 

19:00時/白馬で温泉に入り、白馬ガストで卓を挟んで本年初反省会
今回は皆さんのおかげで久しぶりに冬山を味わうことができました。
ルートラボ

「ありがとうございました」皆さん、本年もよろしくお願い申し上げます。                                                                                                                                                                                                                                                           ヤスジロウ

その夜、二時に鯖江に帰宅。

今週のオマケ(^^)