ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

野見ケ岳から大山 ~文室から~ 2022

2022-02-28 | 山登り

22・2・28 Mon 

今朝はS木さんと野見ケ岳に登ってみました。文室の五皇神社前(8:30)
から文室川沿いの林道を辿って野見ケ岳へと延びる鉄塔巡視路ルート
に取り付きます(9:00)。

鉄塔巡視路ルートを辿って途中の尾根から・526ピークの北側のピークに
上がって尾根上に立ちました。

 

 

 

あとは野見ケ岳まで長い尾根歩きになります。途中にある鉄塔は
眺めの良い休憩ポイントです。

 

 

 

 

ようやく辿りつた野見ヶ岳山頂(11:48)で楽しみにして
いたカップ麵を食べました。お腹も満たされて思わずホッ
としました♪

 

 

 

さて、昼食後は大山に登り返して北東尾根に下山ルートを取ってみ
ました。初めてのルートから眺める景色は新鮮です。いつもと異な
る野見ケ岳の山容が素晴らしく感じて、ちょっと見直しました

 

 

 

大山山頂(12:55)からの下り始めが急な斜面を大平山や唐木岳を
眺めつつ下ってゆきます。今回は主尾根の・333を目指して辿って
みることにしました。途中にあったどこか面白い形の松の木に惹か
れてしまい、そこで道草したりして。

 

 

 

北東尾根の末端に下り立つと、湿地のような景色が広がっている
傍の林道に出ました。あとは車が置いてある五皇神社へ歩いて戻
りました(14:56)。

S木さん、お付き合いありがとうございました。今日もこうして
地元の山で時期限定のワクワクを味わえてよかったです


烏岳から鉢伏山 2022

2022-02-27 | 山登り

22・2・26 Sat 

何度目かの烏岳から鉢伏山へⅠ垣さんと雪洞泊で行ってきました。
当初の計画では四人だったメンバーの中の二人を欠いてしまいま
したが、せっかくなのでそのまま実行…💦

 

 

 



小原集落に集合して出発(6:20)。滝波川沿いに辿って、すのう谷
出合(8:00)を越えて対岸の尾根に取り付きます。尾根筋に出るま
でが急傾斜ですが、ここでラッセルの手順を確認しながら登ってみ
ました。

 

 

 

 

尾根上に出ると快適な傾斜の雪尾根が延びています。標高があがり
植林帯がなくなると視界が開けて気持ちが良い景色になりました。

 

 

 

 

烏岳の手前にある三角点ピークの端から延びる岩稜のギャップ。
桧が岩稜に絡みついて逞しく生きている様を見る度に、僕は感
心します。

 

簡単に通過できそうでしたが、取り付いてみるとバサバサ雪で
足場の安定がいま一つなのには苦労しました。この桧まで来れ
ばもうひと安心です。

 

 

 

 

あとはのんびりと三角点ピーク(烏岳)をこえてとっとと烏岳山
頂を目指したいところですが、地味にしんどい登りが続きます💦

 

 

 

前回に来たときは、強風で叩かれた思い出がある烏岳山頂ですが、
このような穏やかな日和での登頂に恵まれました。

 

 

 

烏岳山頂から鉢伏山へと延びる雪尾根には本日刻まれた
トレースが延びていました。なので本日の僕達のラッセ
ルはこれにて終了…

 

 

 

トレースがあれば烏岳から鉢伏山までの道程なんかは楽勝、だと
思っていたのに意外と歩き応えがあり疲れました…💦

 

 

 

烏岳を振り返りながら鉢伏山山頂に到着(14:18)。多くの登山者で賑
わっていたであろうこの光景に、なんだか下界のような違和感を感じ
ました💦

 

 

 

 

鉢伏山から踏み固められたトレースに導かれて本日の雪洞予定地の板谷
ノ頭へ。

 

 

 

 

・1383の板谷ノ頭に着くとそこには立派なiglooが建っていました。それ
を横目に僕たちはピーク南側の雪庇脇に、約一時間強を費やして雪洞を
掘りました。

 

 

 

今日の夕飯は自作乾燥野菜のシチュー鍋です。Ⅰ垣さんの食料軽量化
の試作を実践で食してみました。自家製FDを用いた夕飯は歯応えも味
もなかなかの出来栄えでした
ご飯を食べてお茶を飲んでおやつを食べて夜は過ぎていき、就寝

 

 

 

22・2・27 Sun 

朝起きて外の様子を見てみると、意外に視界はクリアです。予定通りこ
のまま板谷ノ頭から小原へと延びる尾根を下山することにしました。出
発してしばらくで強い風に吹かれて天候が悪くなってゆく予感…水っぽ
い雪が吹雪いて視界はどんどん悪くなってゆく中で、次々と現れる尾根
の分岐をⅠ垣さんのログと地図コンパスを頼りに下山…

 

 

 

 



標高を下げたところで次第に風雪は収まり、後はのんびりと小原集落に
向かって谷筋を辿って下山しました。早く車に着いた後は、車の傍で少
しだけ支点作りの練習も。今回の山行では雪洞泊の他にラッセルの手順
、乾燥食材調理、雪山での支点作り等の課題に取り組んでみました。

当初の山行計画時は賑やかになりそうなメンバーでしたが、また次の機
会に一緒に行けると嬉しいです。Ⅰ垣さん、今回もありがとうございま
した。


縫ケ原山 2022

2022-02-24 | 山登り

22・2・23 Wed 

今日はN君、M下さん達と縫ケ原山へ行ってみました。大納集落の外れ
(7:50)から三坂谷沿いに進んで・918へ延びる尾根端に取りつきます。

 

 

 

 

尾根取り付きからの胸ラッセルには喘ぎましたが、尾根上に立つと膝上
のラッセルになったので安堵しました。

 

 

 

 

さて、僕達はいま深いラッセルに前途を阻まれて遅々として進まない状
況に陥っています。トップがラッセルでモガいている間、待つ身の僕は
寒くて手足が悴んでたまらなくなってきました…💦

そうして・1193の稜線手前で今度はとても大きな雪庇に前進を阻まれて
しまいました。ここはN君がスノーソーで雪庇にステップを切り出して
突破口を拓いてくれたのでとても助かりました。

 

 

 

 

縫ケ原山の稜線は灌木がまばらなのですが、視界が無いとその疎らな灌木
さえ視認ができない状況の中をN君がナビゲーションで縫ケ原山山頂へと
導いてくれました(14:20)

 

 

 

登頂したらサッサと下山します。風雪でその半分は消えているトレース
を見失わず辿ってゆくのはそれなりに気を遣います。
このような状況ですから一刻も早くここを抜け出したい、そんな心境に
なっていたのではないでしょうか、彼は…💦

 

 

 

先ほどの雪庇まで戻ってくると埋もれずに残るトレースの景色が僕達に安
堵感を与えてくれました。あとはこれを辿って下ってゆくばかりです

 

 

 

 

稜線上では補給も小休止もできなかったので、途中の適当な場所で小休止
をしてカップ麺等を補給をしました♪

 

 

 

 

今朝はあんなに苦労して登ったルートだったのに、こうして下ってみれば
アッという間の距離です…💦今日一日の疲労感に抗いつつヨロヨロに仕上
がった僕たちが車に着いたのは夕方でした
(16:20)。

今回、登っている途中で「登頂は無理なのかな」と脳裏を過ることが何度
かありましたが、こうして皆のおかげで何とか山頂に立つことが出来てよ
かったです。皆さん、お疲れさまでし


堂満岳 ~第一ルンゼ、中央稜~

2022-02-22 | 山登り

22・2・20 Sun

今回はK市さん、ユリコさん、Ⅰ垣さん達と木ノ本で合流してイン谷口へ。
そこから堂満岳の中央稜へ行くことにしました。

登山口を出発して第一ルンゼの出合で登攀の準備をしていたら…アレ⁉ 
ないよ、僕のカメラがない…、車内に置き忘れてきた、トホホ…💦
(というわけでメンバーから今回の画像いただきました)。

 

 

 

Ⅰ垣さんをトップにして中央稜に取り付いた僕たちは無事に登り終えて
堂満岳の山頂へと向かいます。このまま山頂へ着いてしまうのも勿体な
い気がしたので、足もとの1ルンゼの源頭へ下って対岸に見える1ルンゼ
の中尾根のような雪稜にルートを乗り換えて堂満岳山頂を目指しました。

 

 

 

こうして一年越しとなる中央稜からの堂満岳山頂(12:20)に到着。小休止
後、山頂から下山ルートの2ルンゼへと向かいます。2ルンゼの下降点から
ルンゼ内に入って少し下ったところで何処か危うい感じがしたので引き返
し。金糞峠へと迂回してイン谷口へ下りました。

 

 

 

 

青ガレを下って1ルンゼの取り付き迄もどってきました。時計を見ると
13:30です。下山するにはまだ時間的な余裕がありますから、再び1ル
ンゼを抜けて堂満岳に登ってみることにしました。皆から「yes」の応
えで、おかわり決定…💦

 

 

 

 

下部は他パーティのトレースの利用もできましたが、ルンゼ中間部から
先の上部へは自力ラッセルになりました。午前中に自分たちが1ルンゼを
横切ったトレースもすっかり積雪に埋もれて消えていました。そうして
15:00過ぎに再び堂満岳山頂に到着(14:40)。

午前中に見た山頂からのどんよりした景色とは異なって、本日二度目と
なる堂満岳山頂からの景色は僕達に満足感を味わせてくれる眺めでした。
山頂からは東レ新道を下ってイン谷口へ(16:43)。

 

 

 

 

翌日もルンゼを登りに行く予定でしたが、一夜にして登山口で20cmを超えて
積もった雪景色とこんな状況でルンゼ内を活動するのもマズかろうという事
でそのまま家路につきました。

今回は皆のおかげで昨年からの課題を一つ登ることができました。あらため
て、今シーズンもまたよろしくお願いします。


荒島岳 ~ヒメマチ稜~ 2022

2022-02-13 | 山登り

22・2・13 Sun

ユキちゃん、ユリコさん、オーさん達と一緒に荒島岳のヒメマチ稜へ
行ってきました。勝原登山口に集合(4:30)してヘッデンを灯して出
発。シャクナゲ平から横谷(8:38)へと下ってゆきます。

 

 

 

 

さて、ヒメマチには何処から取り付きますか、と皆で相談していると
何処からかcallの声が聴こえてきました…⁉ どうやら先行パーティが
ヒメマチ稜末端に取り付いているようです。稜末端側から回り込んで
取り付くと先行パーティのトレースに合流。更に標高を上げた先で先
行パーティ(F山岳会の三人)に追いつきました(9:05)。

 

 

 

 

先行を交代しながら雪庇が発達した尾根を攀じ登ってゆきます。

 

 

 

トップをゆくオーさんのトレースのおかげで、僕たちは心地の良い高度感
を味わいながら雪庇を越えてゆけます

 

 

 

痩せ気味の尾根は急な雪斜面へと景色を変えて上へ上へと延びてゆきます。

 

 

急な雪斜面を抜けると右側から尾根が合流してきてヒメマチ稜がすこしづつ
広くなってきます。そうして・1254のヒメマチの頂で小休止(11:01)♪

 

 

 

ヒメマチ頂を越えた後、荒島岳南稜までの区間には鎌ノ尾と呼ばれる雪稜
の景色があるはずだったのですが、今回こうして来てみると緩やかで大き
な雪尾根があるばかりでした…💦

 

 

 

とはいえ、振り返り見るその景色の眺めは格別ですな♪

 

 

 

目の前に広がる南稜に合流してヒメマチ稜は終わります(11:34)。ここ
でワカンを外してモッカ谷山側から付けれていたトレースを辿って荒島岳
山頂へ。

 

 

 

日曜日のお昼の時間帯なのに、誰も居ない荒島岳に到着(12:10)。本日は
とくべつ寒い感じがしないので、ここでそのまま小休止♪

 

 

 


そしてF山岳会の皆も加わり、皆でのんびりと下山しました(13:50)。

今回も皆のおかげで積雪が豊富にあるヒメマチ稜を辿ることができま
した。遠方から参加してくれた皆に感謝です。お疲れさまでした。