20・8・29 Sat
週末は今一つのような感じの天候ですが、とりあえず双六岳へ。いつもの
メンバーで、六時過ぎに槍見の駐車場を振り出しにして、先ずはわさび平
小屋(7:48)へ。小屋前の冷水に浸かっているリンゴが美味しいかったの
で、僕も一つ買いました♪
今回もジリジリした暑さが堪えます 秩父沢の流れのところで小休止し
て、再びジリジリした暑さに耐えながら小池新道をひたすら登ってゆきま
す。ようやく辿り着いた感がある鏡平小屋(10:51)でコーラを補給♪
taizoさん、Wちゃんはプラスかき氷も補給
鏡平以降は雲が湧いてきて暑さは和らぎましたが、双六小屋(13:20)に
着くころには青空はなく眺望もなし、、、
本日の行動時間には余裕があるのでテント場の受付を済ませてちょっくら
双六岳山頂へ(14:50)。雑誌で見たことがある”あの景色”を見ることはで
きませんでした
テント場に戻って、やっと夕飯の時間です♪今回の食事内容も前回と同
様で焼肉と炒飯とコーラです。テントの外で乾杯をして、シンさんから
のウインナーを味わいながらワイワイと過ごしていたら小雨が降りだし
てきたので、早々とおひらきにして各自のテントでその後を過ごしまし
た。
夕食後は寝落ちしたらしく、ふと隣のテントでの話声で目が覚めました
(18:20)話声がきになって再び眠ることも出来ず、ウォークマンで音楽
を聴きながらダラダラと過ごしているうちに再び就寝、、、
20・8・30 Sun
四時前に起床して、朝食(チャンポン麺)を済ませてからパッキングし
て笠ヶ岳に向けて出発(5:10)
昨日の弓折岳分岐まで戻って大ノマ岳へ。途中、ヤリ摘みで一回休み
辺りの景色や眺めも良いのですが、出発した時と比べると雲が増えてき
てます。この感じで増してゆけば、僕たちが歩いている稜線も遅からず
厚い雲に呑み込まれてしまうでしょう、、、
途中にある抜戸岳の山頂に寄り道してみました(8:40)♪山頂足元には
積雪期ルートの東尾根、山の端に穂先の連なりが望めました。
あちゃ~、とうとう笠ヶ岳の山頂へと雲がかかりだしてきました、、、
小屋に着いたらコーラでも飲もうと思いここまでやってきましたが小屋
の営業はしていませんでした、トホホ、、、
とりあえず笠ヶ岳山頂(10:45)へ♫そこには途中で会ったクロックス嬢
が佇んいました。訊けば、このお嬢さんは「暑いので」という理由で日
帰りで新穂からクロックスを履いて登ってきたという兵でした…そして
そのお嬢さんに撮っていただきました
山頂からはクリヤ谷コースで下山します。降りてしばらくすると山頂に
かかっていた雲は消えて青空が。それが束の間でもこのようにマーフィ
ーの法則が具現化されると、ちぃと悔しい、、、
聞き覚えのある「ガァァァガァァァ、、、」という喋声の方に顔を向け
るとそこに雷鳥がいました、、、
笠ヶ岳で雷鳥を見たのは今回が初めてなので、しばし嬉しく思っている
と雷鳥岩北隣の岩峰がみるみる間に湧き立つ雲の中へ。
「なるほど、そういうことか、雷鳥が話していた会話の中身は」、とひ
とり呟いてしまった、、、
それはつまり、今後の天候が良くない方に進んでいるわけで、雷鳥岩に
さしかかった辺りでとうとう雨が降りだしました
はじめは小粒だった雨粒が次第に大粒の雨となって叩き続け、僕たちの
気持ちをどんどんと湿らせてゆきます。今回は登頂した際の眺望がなく、
登山道の状況も予想以上に悪くただでさえさえない気持ちなのに今こう
して追い打ちをかけるような降雨が加わる状況の中でメンバーの目から
は心なしか光が薄れてゆくかのよう、、、
足元が見えず藪に覆われた登山道を下り続けること四時間が経過して
ようやく岩屋(15:14)に到着。ここまで来れば以降の山道は歩き易く
なるはずなので一先ずホッとしました。
気になっていた渡渉地点の水量は少なく難なくクリア♪あとは所々スリ
ップに気をつけながら快適な山道に安堵しながら歩けました。
なんとか槍見バス停(16:42)に到着して、ようやく笑顔が零れたのもつ
かの間、そそくさと雨具を脱いで”ひがくの湯”へ♪
さっぱりしたところで、今月二度目となる富山市街にある糸庄の”もつ煮
込みうどん”を食べながら自分たちの今回のガンバリをねぎらいました。
ここででき”アガリ”終わってみれば、みんなで楽しめた双六はなかなか
よかったですね、お疲れさまでした。