ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

奥の塚

2019-06-30 | 山登り

19・6・30 Sun  

大雨警報の中、M田さん、T橋さん達と三人で打波川の支流を遡行し
ようと現地までやってはきましたが、やはりというべきか雨でとても
そんな状況にはないようです。

次善の策として尾根ルートに変更して登山を開始しました。もし昔の
ままに尾根に径が残っていれば藪漕ぎをすることなく目的地へ出られ
るはずです。遠い記憶を手繰りながら山径を辿ってゆきますが、残念
なことに途中から径も記憶も曖昧になりとうとう薮漕ぎで進むことに
なってしまいました

 

 

 

 



薮を漕ぎながらふと、後ろに居るメンバーの姿を確かめようと振り返る
と視界の端に見覚えるのある人工物が 

それは、現在の国土地理院の地形図上からは消えてしまっている、
「三等三角点 奥の塚 △1205、2m」でした。
それを、現地ではなく、宅に着いてから気がつくとは。昔の僕なら
「奥の塚」の点名くらいその場で口をついて出てたろうに。まぁ、今さら
云ったところで自身を憐れむ気持ちに変わりはないけれども。


シモットノ谷から金草岳

2019-06-23 | 山登り

19・6・22 Sat 

久しぶりに沢から上がって沢から下る周回ルートで金草岳に登ってきました。
メンバーは sさん、シバちゃん、W部さん、僕の四名です。

白倉谷出合を越えて最初の滝場を抜けるとこの先しばらくは長閑な渓相がつづ
きます。sさんが四匹、W部さんが一匹を釣り上げるのを眺めながら、のんび
りと過ごしながら進んでゆきます。


 

 



途中に現れる滝場は皆の力添えにより力不足の僕も越えてゆくことができました。

 

 

 

思いがけず陽が射してきたので慌てて写真を撮りました。自然とそれまでの
陰鬱感がサーッと消えて居心地はとても良くなりましたが、それも暫くの間
だけで、あとには陽射しとはありがたいものだなぁという余韻だけを残して
消えてしまいました。
最後に20分程の適度な藪漕ぎで鞍部の登山道に飛び出し、金草山山頂へと
向かいました。

 

 

 

 



世の中がバブル崩壊の最中だった頃、僕は山岳会の仲間に連れられて
最初の沢登りを経験しました。そのルートが添又谷であり、詰め上が
った所は檜尾峠でした。そしてその記憶を辿るように檜尾峠から添又
谷を下降しました。

皆さんのおかげで素晴らしい休日を過ごすことができました、
お疲れさまでした。




中ノ又谷から加賀甲へ

2019-06-09 | 山登り

19.6.9 Sun 

M田さんと二人で久しぶりに中ノ又谷から加賀甲へと登ってきました。

感想は、中ノ又谷沿いの林道は藪に覆われて、僕が知る長閑な景色から
はずい分とかけ離れていました。入渓後、当時歩いた思い出の断片を探
しながら登りましたが、それが何処であったのか分からないまま過ぎて
しまいました。

 

 

 

 

そんな中ノ又谷の沢登りですが、たいした藪漕ぎもなく登山道に合流して
無事に避難小屋に到着することが出来ました♪

 

 

 

 

小屋の中でのんびり構えながらラーメンを食べてコーヒーを飲んで
遡行後の余韻を感じながら過ごしました。じきに、ノースリーブに
短パン姿のトレランの人達が入ってきたので、これをしおに池洞新
道から真砂へと下山しました 。

最近思います、林道を塞ぐ薮のある景色以上に僕の記憶は荒れ放題
になっているんだなぁ、と。

世の中の ひとの心にならひけん かはるにはやきあぢさゐの花