11・11・26 Sat
ねんごろにさせて戴いている金沢の”某M山岳会”の浅チャンからお誘い
をいただき、久しぶりに山登りに行きました。コースは劔岳の早月尾根
です。 メンバーは30代/CL浅ちゃん20代/寺ちゃん40代/僕の3名です。
何と…、今年は馬場島手前からすでに雪道です。分かりずらいかもしれ
ませんがこの状況で一泊二日の日程での登頂は厳しい…しかし、今回は
強力な先行パーティのトレースが使えたのでまっくもって幸運とい
えます。
早月尾根は長くてツラ~い尾根なのです。ワカンを履いてひたすら
雪尾根を登り続けてゆきます。
標高2200mにある早月尾根でようやく先行パーティに追いつきました
遅ればせながら、標高2400mの宿泊地点までの短い区間ですが先行パー
ティーに交じりながらラッセルを・・・標高2400mの宿泊地点に着いた
ら早速、テント場の整地にかかります。
2400m地点のテント場で整地をしながら仲間が来るのを待ちます。
2400mにてテント設営完了!早月尾根上部では夜になると富山湾一帯の
夜景や能登半島東側を望むことができます。それはそれはとても美しい
眺めなのです。
☆ ☆ ☆
今回の夕飯は何かなぁと呑気に夕食の時になったので僕が
「そろそろ共同食でも食べましょうか」と云うと…
浅: 「あれ?ヤスジロウさん⁉夕食、朝食は各自ですよ…!?」
ヤ: 「え、各自…!?俺、夕飯とか共同やと勘違いしてたわ💦」
寺: 「あ…!よければ僕の分けてあげます、食べて下さい」
ヤ: かたじけない…
11・27 Sun
そして翌朝4時半に起床して、ラーメンを食べて6時半に山頂へ向けて
今日もまた先行パーティーのトレースを追うことに・・・
この獅子頭の岩場区間は積雪期ルートになる稜線上をトレースしました。
先行パーティーは夏ルートから越えて行ったので、ポジティブな視点で
いえば本日の唯一の自力通過ポイントという見方もあるかな…
最後のルンゼを登り切れば立山方面からの別山尾根と合流します。
そこでは劔沢源頭をはじめとする絶景が広がります。
向こう(立山)の方では山スキーで賑わっていることでしょう
合流地点からすぐで劔岳山頂(10:00)。「浅チャン、寺チャンお疲れさ
ま&ありがとうございます」。おかげさまで無事に折り返し地点に辿り
着くことができました
下山は慎重に。上の画像は合流地点から早月尾根を俯瞰しています。
ルンゼ内は懸垂下降で下ります(画像左)。核心部の区間はロープをだし
てコンテニアスで通過してゆきました。獅子頭は夏コース(画像右側)
より下山。
2400mのテント場でテントを回収してさっさと下山します。早月の小屋
まで下れば一安心です。
後はひたすら雪尾根のトレースを下ってゆきます。下れども下れどもなか
なか登山口に着かないのが早月尾根。三人が黙々とじっと我慢で歩き続け
馬場島に到着(16:30)。浅ちゃん、寺ちゃん「今回は本当にありがとうご
ざいました」。
下山後は銭湯に入って立山のラーメンを食べてから帰りました。疲れた